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どんなに立派な先生もヒヨコ先生の時代があった。
25年以上も前のことですが、ひょんなことから私はこの世界に入りました。
当時引越したばかりということもあって、師事している先生もいませんでした。
今考えれば、かなり無謀なことをやったのかも?という気もしますが、とにもかくにも月日は流れ、気がついたら25年という年月が経過していたという印象です。
教室を始めたばかりの頃の私は、今思えば若かったのと未熟だったこともあり「私のやり方は正しい!」と思い込んでいました。
そんな尖った考えも月日とともに角が取れ?過去の私は間違っていたと、今は素直にそう思っています。今回は、そんなお話をして行きますね。
先生(自分)の考え方も長い時間の中で変わってきます。
今の私の考えは「先生は生徒さんの個性を見抜き、その個性にあった指導をすること」だと思っています。
ですから「今の私は(経験25年はあるけれど)、まだまだ道の途中で、学ばなければいけないことがたくさんある」と思っています。
これは、今から25年前の自分からは想像できない感覚です。生徒さんやその保護者の方と関わってきて、いろんなことを学ばせていただいて変わってこれたのだと思うのです。
トラブルが多いほど、磨かれてどんどん良い先生になれる!
それでも、これまでの経験の中には他の先生を目指したい、もしくは先生の卵の方にとってお役に立つ情報もあるのではないかと思っています。
そんな情報を少しずつおすそ分けしていきたいと思っています。このページの記事も随時更新していく予定です。
もし、教室運営や教え方で困っていることや、知りたい内容があった場合には「お問い合わせ」のコーナーからご連絡ください。できる限り、持っている情報をシェアーさせて頂きたいと思っています。
孤独な個人のピアノの先生、でも大丈夫。必要だからその試練は訪れる。
私は、教え始めた頃、相談できる人がとても少なくてとても苦労しました。
もし、あなたが教え方や生徒さんとの関係で困っていることがあるとしたら、お手伝いをして差し上げたいと本音で思っています。どうか、遠慮せずになんでもご連絡くださいませ。
看板3年、生徒さんも教室も少しずつ育てていきましょう。
この「看板3年」という言葉は実は「華道の先生」から教わった言葉です。
家の前に看板をかけて3年間の間に生徒さんが1人くれば良い方だという意味だと言われました。(実は私は茶道も花道も指導免許を持っているのです(^^; )
今はインターネットという便利なものがあって、生徒さんも集まりやすくなった気はしますが、大事なのは生徒さんを「集めること」ではなく、その生徒さんを「定着させる」ことなのではないかと私は思っています。
定着させるためには一人一人の生徒さんを大切に育てる・・・それしかないのでは?とも思っています。
何の資格もない私が、また大人になるまでピアノのレッスンすらしてこなかった私が25年間もピアノの先生を続けてこられたのですから、「その気があれば」、少なくとも子供の頃なりにピアノをやった経験がある方だったら、誰でも自宅でのピアノの先生にはなれます。
そう思っているあなたを私は精一杯応援しています。
あなたには出来ます。絶対。心の底から応援しています。
ピアノの先生も、自分自身の勉強をずっと続けましょう。
私自身、未だに先生のお宅に出向いてピアノのレッスンを受けています。
子育てもありましたから本当に飛び石でしたが(習っては休み、休んでは習う・・・そんな状態)自分自身のピアノのレッスンは続けています。
また脱力をマスターするためにバレエレッスンに行ったり、アレクサンダーテクニックやピラティスのレッスンも生徒さんへのレッスンにとても役立っています。
学ぶという気持ち、それがきっと生徒さんにも伝わるだろうと思うのです。
最初から、ぜんぶ整った完璧な先生なんていないのです。みんなタマゴの時代、ヒヨコの時代を通り越して普通の先生?(笑)に育っているのです。
この記事がピアノの先生を目指す方のお役に立てたら嬉しいです。
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あなたがピアノで幸せになるのを応援しています。
今日も訪れていただきありがとうございます。
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