YAMAHA,KAWAI などのグレード試験とPTNA(ピティナ)ステップ(検定)の実態。

PTNA(ピティナ)と YAMAHA ・KAWAI グレードの違いって???

 

今回は、ピアノの検定試験についての実態についてお話ししていきたいと思います。まず、ピアノの検定って何???という方のために、これについて少しお話ししますね。

 

ピアノにもソロバンやお習字のような「検定」というのがあります。言うなれば「級」や「資格」を取るようなイメージです。とはいえ、ピアノの世界の「級」は他の教育産業に比べるととても特殊であると言えます。

 

以前、このサイトでも、YAMAHA(ヤマハ)さん、KAWAI(カワイ)さんのグレード試験についてお話ししたことがあります。

 

この下にリンクが貼ってありますので、こちらの記事も参考になさってください。

YAMAHA・KAWAIさんなど楽器メーカーのグレード試験の内容と受ける意味を考える。

PTNAステップ(ピティナ・全日本ピアノ指導者協会の検定)を受けてみよう!ハードルは高くない!

 

さて、今回は、実際の内容について触れてみたいと思います。

 

あなたが知らないピアノ検定の世界

 

ピアノやエレクトーンなどの鍵盤楽器を学習されている人でさえ、あまり知られていないのが「ピアノ検定」です。

ピアノ検定の種類を大きく分けると2つに分けられます。

 

楽器メーカーのグレード試験

 

演奏の検定のひとつとして知られているのが、YAMAHAさんやKAWAIさんのような楽器メーカーが行なっている演奏に関するグレード(検定)試験です。

楽器メーカーさんは楽器を売りたい組織ですので、それに付随してそれぞれ独自のカリキュラムを作って音楽教育システムを作り、各地に同社の音楽教室を運営しています。それが一般によく知られる「YAMAHA音楽教室」や「KAWAI音楽教室」です。

 

それぞれに名称は異なるものの、楽器製造部門とは別に音楽教育部門を作り、独自の教育システムを作り上げています。

 

その中で行われているのが、YAMAHAさんであれば「YAMAHAピアノ演奏グレード」というものです。

 

YAMAHAさんの場合は、ピアノだけでなくエレクトーンやギター、トランペットなど、いろいろな楽器にも演奏グレードというものを設定しているようです。(私が事実として知っているのはピアノとエレクトーンだけですが・・・)

 

KAWAIさんやローランドさんも同じような教育システムを持っていて、KAWAIのピアノ演奏グレードといったようなものがあります。

 

これらの楽器メーカーさんのグレードは、YAMAHAさんならYAMAHAの中、KAWAIさんならKAWAIの中だけではとても威力を発揮しますが、残念ながらその会社の外に出てしまうと、さほど効力は発揮しません。

 

言うなれば、会社員が会社の中で受けるその会社独特の試験のようなものです。(とは言え、知っている人は知っている内容なので、全く無意味というものでもないのですが・・・)

 

ただ、以前の記事にも書きましたが受験した方が良いという生徒さんもいます。

あくまでも私の個人的な考えですが、こういう検定試験はその試験の存在そのものに意味があるのではなく、受ける側がいかにそれに意味(意義)を見つけるものなんじゃないかと思っているので、どんな試験であれ「受ける」ということに意味をもたせれれば良いのではないでしょうか???(人と状況にもよりますが)

 

 

PTNA(ピティナ)の試験(ピアノステップ)

 

もうひとつの種類の検定は、PTNA(ピアノ指導者協会)の検定で、名称をピアノステップと言います。

ピアノステップは級という表現ではなく「ステップ」という表現をしていて全部で23ステップに分かれています。

 

PTNA(ピティナ)のことをご理解いただく方法として、英語の世界で説明したいと思います。

PTNAは英語で言えば「英検」もしくは「漢字検定」のようなイメージの組織です。YAMAHAさん、KAWAIさんといった企業ももちろんですが、音楽関係の大学などもPTNA(ピティナ)に協賛したり出資をしたりしているようです。

 

ただ、あくまでも日本の中だけでしか通用しない資格(検定)です。またPTNAは活動の歴史もとても浅く、私が教え始めた頃(25年前)の活動は今ほど盛んではありませんでした。(今はだいぶその名前も知られるようになってきました)

 

演奏グレード試験の内容と審査基準ってどんなもの???

 

YAMAHAグレードの内容について、ざっくりとお話しさせていただきますね。

YAMAHAグレードは、演奏グレードと指導グレードの2種類があり、

そのうち演奏グレードはその区分が

学習者が目指すべきグレード→13級から6級までというのと、

指導者を目指す人が目指すべきグレード→5級以上に分けられています。

 

演奏グレード試験の中身って????

 

感覚的なイメージですが、チェルニー30番を目安にすると、ピアノ演奏グレードの5級以上はチェルニー30番以上だと思っていただければよいかと思います。

YAMAHAさんのグレードの名称が「音楽能力検定試験」となっている通り、「演奏だけできる」では合格することができません。

以下にその内容を書いていきますね。

 

YAMAHAさんの演奏グレードの6級まではAコースとBコースに分かれています。

AコースとBコースの違いをザックリと説明すると、

Aコースはコード譜を得意としている人向けで曲数が多かったのを記憶しています。そしてBコースはピアノからスタートしたような人向けでコード譜はあまり得意ではないけれど、譜読みは得意といったパターンの人向けで、課題曲の数は少なかったのではないかと記憶しています。(今は内容が変わっているかもしれません)

 

例えば、演奏グレード6級のAコース(生徒の段階のいちばん上の級)の場合、(相当昔の情報ですが)

  • 自由曲を5曲、
  • アレンジ曲を1曲(自分でアレンジした曲を持参します)
  • その場での初見演奏(初見の譜面を渡されてその場で演奏します)
  • 聴奏 (試験官がその場で演奏するものを、その場で聴いて真似して弾く)

このうち、初見と聴奏は、ハ長調、♯2つまで、♭2つまで、だったと記憶しています。

 

 

5級になると・・・(数年前にかなり簡単になったと聞きましたが、私が受験した時には)

  • 自由曲が7曲、
  • 課題曲が2曲か?3曲 (クラシックを含む)
  • モチープ(その場で譜面を渡され、それを3番まで違うアレンジで演奏します)
  • その場での初見演奏(初見の譜面を渡されてその場で演奏します)
  • 聴奏 (試験官がその場で演奏するものを、その場で聴いて真似して弾く)

記憶がうろ覚えな部分もあるのですが、内容としてはこんな感じでした。

 

 

YAMAHAさんの場合は、モチーフなどの楽譜がコード譜なので、それまでクラシックしか勉強してこなかった人はコードの勉強がとても大変だという話を聞いたことがあります。

 

私はKAWAIさんやローランドさんの試験は受けたことがないのでその内容はわかりませんが、おそらく似たような感じの試験であろうと推測できます。

 

もし、興味がおありでしたら、楽譜を販売しているところでYAMAHAグレード課題曲などの本が市販されていますので参考になさってもよいかもしれません。

 

ボリュームが多くなってしまったので。PTNA(ピティナ)の試験の内容と試験の結果(評価)については次回の記事で紹介させていただきますね。

 

(次回に続きます)

 

この記事が、どなたかのお役に立てたら嬉しいです。

いつも、あなたがピアノで幸せになるのを応援しています。

今日も訪れていただきありがとうございました。

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