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ピアノ演奏が楽しくない!理由と解決策は?(動画付き)

ピアノ演奏が楽しくならない「本当の理由」とは?

 

 

今回は、ピアノが楽しく感じないということについて言及してみたいと思います。

この記事の最後にいつも同様、動画による解説も行っています。参考にしていただけたらと思います。

 

ピアノに向かわない時があっても良い?

 

私自身、人のことは言えないのですが・・ ピアノは好きだし演奏も好きだし、でも、なんとなくピアノに向かう気になれないってことがよくあります。これって正直、人それぞれだと思うし、タイミングとか状況によっても変わると思うのです。

 

例えば、「本を読む」ということを考えてみましょう。私も本が好きでどちらかと言えば「本を読むタイプ」の人間なのですが、それでも、

・一気に数冊読み続けるときもあるし、

・しばらく読まないという状態の時もあります。

 

テレビも同じですよね?

・気に入った番組があって、そればかり見てしてまう時もあるし、

・逆にパタっとテレビを見なくなってしまう時もある。

ピアノも同様。気持ちが乗ってすぐピアノに向かいたくなることもあるし、なんだか向かいたくない気分の時もあるetc….   良いとか悪いとかじゃなくて、そういうタイミング?だと思うのです。

 

毎日ピアノに向かわなきゃいけないとか、何時間練習しなきゃいけないといった決まり事を作ってしまうと、

逆にそれができなかったときにストレスになる場合もあります。

やりたいときにやる。気分が乗らないから今日はいいかなぁ??としてしまうなど、ピアノとゆるゆるとおつきあいしていくのも道だと思います。

私、個人的には、

いちばん大切なのは「続けること」だと思っています

 

休むのは、決して悪いことではありません。

 

 

分からない、だから「ツマラない?」

 

教えるとか、教えられるという状態を考えると、

教える側が上で教えられる側が下というような「上下関係ができる」場合があります。

 

教わる側、つまり下の人は上の人の様子を伺ったり、

先生の言うことを聞かなければならないというイメージがあり、

精神的に窮屈になる場合があります。

 

そして、先生の話などが理解できなくなってしまうと

ツマラない状態になる場合があります。

 

こういう時は、そのわからないという状況をちゃんと先生に伝えましょう。

 

先生は生徒さんの頭の中を見ることはできませんから、

そのひとが本当にわかっているのか?わかっていないのか?

その生徒さんの表情や言動から推測するしかありません。

 

先生の推測が当たって入れば良いのですが、

これはあくまも推測であって、生徒さんの中の事実ではないのです。

生徒さんの中の事実をちゃんと先生に伝える・・これもつまらなさを回避する方法です。

 

逆に先生をされていらっしゃる方は、その推測が本当に当たっているのか?

推測だけで終わらせないで、

相手に「先生はこう思うのだけど、当たっていますか?」と

聞いてあげることも必要ですね。

 

 

誰のためのピアノ演奏なのか???

 

実はこれに関しては私自身が最近、自分の心の中で気づいたことのひとつです。

自分が生徒の立場でいるときに、

「なんだかピアノが楽しくない・・・」そういう状態が3、4ケ月続いたのです。

で、気づいたのです、その理由に。

 

その理由は「自分が無くなってしまっていた」ということ。

 

どういうことかというと、

ちょっと前は自分がやりたい曲をやっていたのですが、

ここ数ヶ月、「Minnaさんもピアノを教えているのだから、

この曲をやった方が良い」という話から、

 

自分がやりたい曲よりも、

先生が勧めてくれる曲が多くなっていたのです。

 

 

ピアノをやっているのは、先生ではなく自分自身です。

 

これ、当たり前のことのようですが、

私でもスコンとそれを忘れてしまっていたという事実がありました。

これは、自分(この場合はMinnna)の心が

ピアノの中にいないということになってしまうのです。

 

なんでそんな簡単なことに気づかなかったんだろう???自分でもびっくりです(汗)

 

なんでもそうですが、自分の心がワクワクしなければ楽しくないのです。

(これはピアノに限らないことですが・・・)

過去の自分と比べるためには「ビデオ撮影」

 

動画でも説明している内容なのですが、

Aさんのその日の演奏は、良いも悪いもなく「その日のAさんの演奏」です。

そのAさんの演奏は、Bさんの演奏と比べる必要は全くないのです。

AさんにはAさんの良さがあり、BさんにはBさんの良さがあるのです。

動画で、この話をたとえ話で説明させていただいています。

今回例に出したのは、「梅干し」ですが、「ワイン」でも良いかも知れません。

2017年9月20日の「梅干し」と。2018年9月20日の「梅干し」を比べるに等しいかも知れません。

それらの「梅干し」を比べる人っていないと思うのです。

(中には、味の違いなどで比べるかも知れませんが、それは良い悪いという意味では比べないと思うのです)

その「梅干し」と、「梅ジャム」を比べる人はもっといないと思います。

梅干しは梅干し。梅ジャムは梅ジャム。似ているかも知れないけど「全くの別物」です。

Aさんの「ある日のエリーゼのために」と、Aさんの数日後の「エリーゼのために」を比べるのならまだしも、

「Aさんのある日のエリーゼのために」と、

「Bさんの別の日のエリーゼのために」を

比べる必要は全くないのに、それを比べてしまっている人がとても多いのです。

ぜひぜひ、比べるなら「過去の自分」と「将来の自分」を比べる癖をつけてみてくださいね。

 

ピアノの曲をトコトン味わってみよう!!!

 

最後に「ピアノがつまらなくなる一番大きな原因」をご紹介しますね。

 

曲を味合わないと「ピアノ演奏」がつまらなくなる!!!

 

例えば、ここに30種類のアイスクリームがあったとします。

そのアイスクリームを次から次へと食べる・・・となると、美味しさって感じられると思いますか???

このアイスが終わったら、次のアイス。次のアイスが終わったらその次のアイスetc…

アイスが無くなることが目的になってしまって、

アイスそのものを楽しんで食べるということが、

だんだんと楽しめなくなってきてしまう事は、想像しやすいと思います。

なので、1つのアイスを味わう・・♡

甘いなぁ・・

美味しいなぁ・・

冷たいなぁ・・

舌の上で溶けているなぁ・・

喉を通ったなぁ・・

 

という風に、味わいながら楽しみながら食べる。

これを曲に置き換えてみます。

このフレーズのこの音を丸くしよう(固くしよう)

キラキラ光っているような音にしよう

伸びやかな音にしよう

ポンポン跳ねている感じにしよう

水が流れているようなイメージで弾こう  etc…

 

ピアノ演奏において「味わうこと」はたくさんあります。

そして味わえば味わうほど、そのピアノ曲は素敵に磨かれていって

自分自身の「曲が出来上がって」くるのです。

動画でも説明しています。

 

・・・・・・

 

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今日も訪れていただきありがとうございます。

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