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子供,ピアノ教室の選び方、探し方とポイント

子供のための「ピアノ教室を選ぶ5つのポイント」

 

ピアノ教室を選ぶ場合に、「子供のための」という場合と、「大人のための」という場合では、選ぶポイントが異なってきます。今回は「子供のためのピアノ教室の選び方」というテーマでお送りしたいと思います。

 

内容としては「子供のための」を中心に書いていきますが、中には大人の生徒さんにも当てはまる場合もありますので、興味がある方はスルーせずに、ぜひ情報のひつとしてお読みいただければ・・・と思います。

 

 

また別記事として、以下の記事もありますので、参考になるようでしたらぜひお読みくださいね。

 

 

自分の子供にピアノを教えることは出来るのか?メリットとデメリットを考える。

大人と子供のピアノは教え方も根本的(根っこから)に違う!

子供(園児)のピアノの練習、親の付き添いは必要?

小学校「低学年のピアノレッスン」と「親とピアノ教室」の関わり方。

幼児のピアノレッスンは意味ある???その実態、傾向と対策を考えよう。

 

 

入る前に、辞めた後のことを考える。

 

 

さて、ピアノ教室に入ろう!という方に対して、いきなりなのですが、最初に考えたいのは実は「辞める時のこと」です。

 

教室に入ってもいないのになぜ??と思われるでしょうが、実はとても大事なことです。また、子供の生徒さんの場合、先生が自宅講師であるのか?楽器店講師であるのか?で判断が分かれるところです。

 

 

自宅講師と楽器店講師の差については別に記事がありますので、そちらを参考になさってください。

 

結論から言うと、ご自身の家からピアノの教室までの距離ですが、近すぎず、遠すぎず・・の感覚がいちばん良いのでないかと思っています。

 

 

理由は2つ。

1.自宅と教室の気持ちの切り替えが出来る

2.お互いの生活が見えない

 

実は、私の娘(すでに社会人)も子供の頃にピアノを習いましたが、途中で先生を変えています。前の先生は、日常の生活で会う距離ではなかったので、返って良かったかも???と思っています。

 

そうなんです。入る時は、辞める時のことまで考えないんですよね。ほとんどの場合。ところが、入るということは辞めるということもあるわけで、その後の人間関係などを考えると、そのあたりも考えて先生を選んだほうが良いかと思います。

 

また自宅個人教室の場合はお互いの生活(例えば先生の子供と同じクラスなど)が見えてしまう場合もあり得ますので、大人だけでなく子供同士の人間関係も考慮したいものです。

 

これに関しては、我が家も逆の立場(娘自身がピアノの先生の子供という意味)で、娘なりに色々あったようです。これに関しても別の記事として少しずつ書いていきたいと思います。

 

 

そのピアノ教室・音楽教室で長く続けられそうか?

 

 

また私自身の経験だけでのお話になりますが、ちょっと距離があったとしても親が送り迎えをしている生徒さんは長続きしています。

 

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実は、なんでもそうなんですが、ピアノに限らずお稽古事でいちばん大切なのは「続けること」なのです。とても上達が早い生徒さんでも早い時期に辞めしまったらその時点でストップ

 

逆に進みは遅くても長く続けている生徒さんは最終的には大きな花を咲かせることができます。おとぎ話の「ウサギとカメ」のようなイメージです。

 

関連記事 → ピアノの上達も「ゆっくり」がよい。やっぱり「亀さん」の方が断然強い!

 

 

実際、私の場合も自分の娘をピアノ教室に送り迎えしていました。それも12年間。自分でいうのも何ですが、よくやってきたと思います。

 

また、この25年間教えてきた生徒さんの中でも、高校生・大学生まで続いている生徒さんは、

 

自分ですぐに歩いてこられる距離」の生徒さんか?

・もしくはお家の方が「送り迎え」をしてくださる「ご家庭」の生徒さんです。

 

バスを使ったり、徒歩でも距離が長い生徒さんは、正直、長続きする生徒さんはいませんでした。頑張っても5年とか?それくらいで退会されます。

 

 

とはいえ、珍しいケースではありますが今まで私が知っている事例で言えば、バス停5つ先ほどから、バスでいらしたお子さんが、幼稚園時代の2年間は、お母様と一緒に通ってきていました。

 

その後の小学校1年生~6年生は自分でバスに乗って来ていました。最終的に部活で、来られなくなってしまいましたが、その子は、計8年、私の教室に通っていたことになります。

 

 

ピアノ教室で学べるのは人間としての総合力。

 

 

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ピアノだけに固執しなくても良い

 

「ピアノ教室に通わせようと思っている方」に対して、いきなり「とっても上手に弾けるようにならなくても・・」とは、ちょっと暴言?かもしれませんが、「ピアノを上手に弾けるように!」とあまり強く固執しなくても良いんじゃなかな?という考え方もご提示したいと思います。

 

実は、近年はピアノが弾けることを目的に「ピアノを習う」のではなく、指を使う、脳を使う、また楽譜の読み方を学習することで「算数・国語」の能力を向上させるためにピアノを習わせている親御さんも増えています。

 

 

塾の先生も推薦!ピアノ教室で脳が鍛えられる

 

ちょっとビックリされるかもしれませんが、例えば、老人ホームでの「音楽療法」は老人の認知症を改善したり、脳を鍛えたりするのにとても効果があります。歌ったり、楽器を演奏することで脳が活性化されて病状が回復するという事例もたくさんあります。

 

この考え方を子供に応用するといったイメージです。事実、「子供を小さいうちから塾に通わせるならソロバンとピアノを習わせなさい」と言っている塾の先生もいるくらいなのです。

 

関連記事 → ピアノと脳お稽古事の王者「ピアノのレッスン」が脳を育てる理由とは?

 

 

その子(自分の子供)に合うピアノの先生を探す!

 

ピアノの先生に良い悪いはありません。その生徒さんに合うか?合わないか?です。
同じピアノの先生でも色々なタイプの先生がいて、また性格や経験、年齢も様々です。また、それぞれに得意分野、不得意分野があります。

 

大人や中学生以上が得意な先生、幼稚園児~小学生が得意な先生など(経験かも??)。なので、お子さんの年齢に合わせて、先生を選ぶというのも考え方のひとつです。

 

ほんの少しですが、大まかな先生のタイプをここに記します。

 

 

王道、音大・クラッシック ピアノ科卒の先生

 

このタイプのは、モーツァルト、ベートーベン、ショパンなどのクラシックピアノ曲の演奏が得意な先生が多いです。

 

ピアノの先生の選び方〜演奏が上手な先生の教え方が上手とは限らない話〜

ピアノの体験レッスンでの選びたくない先生のチェックポイント。

 

他の楽器をメインに学んできた先生

 

(エレクトーン、声楽、バイオリン、フルートなど)

 

このタイプの先生ですと、クラシックを奥深くというよりは、色々なジャンルの曲を楽しく!また、ほかの楽器とのアンサンプルやグループ演奏、リズムに合わせた演奏やコードを使った演奏なども得意な方が多いようです。

 

また、クラシックだけでなく、楽譜のアレンジやポピュラー曲も得意としている先生も多いです。

 

幼児のピアノ体験レッスン・メニューの作り方(前編/ピアノに触る前に)

幼児・ピアノ体験レッスンのメニュー(後編・ピアノにさわってみよう!編)

 

 

元幼稚園、保育園の先生など

 

このタイプの先生は、レッスンに小道具を使ったり、小さい子供が興味を引くようなレッスンが得意だったりもします。私が知っている先生の中には、声楽出身の先生もいてレッスンの中に歌を取り入れたりetc…

 

いずれにしても、何が良いとか?悪いとか?ということではなく、ご家庭、もしくは生徒さん本人が興味を持てる内容のレッスンをして下さる先生をお選びになるのが良いかと思います。

 

 

他の人の失敗例?から学んでみる

 

ちなみに、私の経験談ですが、私の娘のピアノの先生を選んだ時は、基礎力を鍛えてくれる、クラシック専門の厳しい先生、それも経験の長いピアノ先生というのをポイントにして先生を選びました。

 

ところが、いま大人になった娘に聞いてみると、「ママの生徒さんは好きな曲を弾かせて貰えるのに、なんで自分の先生はクラシックしか弾かせてくれないの?」という悶々とした気持ちが常にあったと言います。

 

親としては、ピアノの先生選びに失敗したのかもしれません(汗)

 

というのは、私の娘の場合、「映画・のだめカンタービレ」のヒロイン「のだめ」ではありませんが、いい加減でもいいから楽しく弾たい!!!なんで楽しく弾いちゃダメなの???と思う気持ちが強く、結局、中2でピアノ教室を辞めることになりました。

 

私自身は親として、娘は私を見ていることが多いからその逆を行く先生について学ばせたい(私とは反対側のやり方をしている先生)と思っていたのですが、今思うと、これもエゴ(親としての)だったのですよね。いまは娘には申し訳ないことをしたのかも?(かどうか分かりませんが)と思っています。

 

生徒の年齢やレベルで先生を選ぶ

 

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対象となる生活さんの年齢や親の生活スタイルに合わせて、先生を変えるというのも、選択肢のひとつです。具体的にいうと、

 

A.幼少期と

B.児童(小学生)~中高校生

 

1と2の先生は違う先生でも良いのではないか?という考えです。もちろん、同じ先生で「幼少期~中高生、大人まで」というのももちろん悪いと言うことはなく、相性がよければ何の問題もないと思います。

 

ただ、

(1)幼少期の教え方と

(2)児童~中高生の教え方というのは全然違うのです。

 

例をあげると、幼稚園の先生は、高校生に勉強を教えるのはどうかと思うし、逆に高校生の先生が幼稚園で何かを教えるのはかなり難しいと思うのです。(なかには、スーパー先生?で、できる方もいらっしゃるかもしれませんが・・)

 

また幼少期のピアノは楽譜を読むというよりは、耳を鍛えたり、音感、リズム感を養うのに最適な時期だと言えます。この幼少期に、ピアノの先生と1対1でレッスン時間を過ごすのではなく、大手音楽教室のようなグループレッスンに参加して、お友達と歌ったり踊ったりしながら音楽の楽しさと触れ合うというのも良いと思います。

 

 

体験レッスンは複数の教室で必ず受けよう!

 

 

ピアノ教室では、無料体験レッスンを行っている教室がたくさんあります。頭であれこれ考えるよりも実際にその教室に足を運んで、子供と先生の相性、その先生の教え方を聞いてみた方が良いです。実際に、その教室でその先生と関われば、いろいろ考えも変わってくるかもしれません。

 

またひとつの教室だけで決めてしまうのではなく、複数の教室の体験レッスンをお受けになって下さい。

お教室の個性が分かってくると思います。

 

筆者(管理人)の場合は、体験レッスンに来られた方に、ぜひ他の教室にも行ってから決めてくださいとオススメしています。

 

 

今回は、子供のためのピアノ教室の選び方のポイントを管理人・Minnaの目線でまとめてみました。


それぞれの教室のお月謝に関しては記事が長くなってしまうので別の記事として書きますので、少しお時間をください。

 

 

少しでも、皆様のお子様のピアノ教室選びのお役に立てたら嬉しいです。

 

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こんな記事も参考になるかも???

 

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