目次
椅子の座り方はピアノの音を変える!
脳と身体からアプローチするピアノ上達法
みんなのピアノ・Minnaです。
このサイトでは、今までにもピアノの音と椅子の座り方、演奏の時の身体の使い方についてなんども紹介してきました。
今回はそのフォローアップ版の記事として書いていきます。
これまでの記事が土台になっている部分もありますので、今までの記事をまだお読みでない方は、ぜひ先にお読みくださいね。またいつも通り、この記事の最後の方に同じ内容の動画も貼り付けておきますので、そちらも参考になさってください。
ピアノの椅子に乗せて座るだけで音色が劇的に変化するグッズがあった!
正しい「身体の使い方」でピアノ演奏が急激に上達する!(前編)
正しい「身体の使い方」でピアノ演奏が急激に上達する!(後編)
ピアノ演奏で身体の使い方を変えるとピアノの音色がものすごく変わる!
座骨を意識!って、その座骨の場所がわからない??
座骨の場所がわからない人は、以下の動作をやってみましょう。
- 立ってお辞儀をする。
- お辞儀をした状態でお尻に手を当てる。お尻のほっぺの中心の部分に骨が見つかるはずです。
- その骨を逃さないように座ります。これが座骨です。
座骨を椅子に突き刺すってどういうこと???
- 左側に何かつかまるものを探してください。椅子の背もたれのようなものが良いです。
- 左手で椅子の背もたれを持ちます。
- 右足を床に、左足を膝を曲げた状態で持ち上げます。
- 左足を持ち上げた時に、左足を持ち上げるというよりも、逆の右足を床に差し込むようなイメージで右足を床にグッと押し込みます。
- 右をグッと押し込むと、その勢い?で、左足が上がるのが感じられると思います。
壁を使って、正しい背骨の位置を探します。
- 壁の前に立ち、後頭部、背中、腰、そしてカカトを壁につけます。
- その時に、カカトだけは床から2、3センチであれば離してもよいです。
- ほとんどの人が、壁と腰の間が離れてしまうと思いますが、できるだけお腹の力を入れて、背中を壁の方につけるように意識します。
- 手を背中の方に回し、壁と背中の間に手の指を入れた時に、手が全部スルッと入ってしまう人は、腹筋が抜けてしまっています。指の第二関節が入るか?入らないか?くらいが、ちょうど座骨の上にちゃんと背骨が乗っかっている状態です。
- お腹が壁に付きにくい人は、「頑張って背中を床につける!」というよりも、呼吸を深くして、ゆっくりと深い呼吸をして、息をフゥ・・・と吐くのを繰り返してください。
- 5の動作を繰り返していくと、次第に腹部が壁の方に近づいてきます。
- お腹が背中の方にくっついてきた状態をいつもキーブできるようになると、腹部のコアが整ってきます。
自分の座骨の位置を確かめましょう。
椅子の高さや座骨の位置は、人それぞれに違う場所になります。というのは、人それぞれ身長や体重も違いますが、骨のつき方や座高、足の長さ、手の長さ、お尻の大きさなどが変わってくるからです、
同じ身長の人でも、椅子の高さは違って当然のことですし、座骨の場所も人に教わるのではなく自分で自分の中心を探すしかありません。
椅子の上での座骨の位置の探し方
- 椅子に座った状態で、座骨を椅子に差し込みます。
- 試しに、その姿勢のまま、体重を前に動かしてみましょう。
- つまり、少しずつお辞儀をするような感じです。だんだんと座骨を感じなくなると思います。
- 今度はその場所から、背中を起こしてください。だんだんと座骨を感じるようになります。
- そのまま後ろに倒れるようにすると、座骨が強く感じられたものが、また再び感じなくなると思います。
- この動作を繰り返して、座骨が一難感じられる場所があなたの座骨の場所です。
- 自分の座骨の場所にちゃんと身体が収まって、その上に背骨や頭が自然に乗るような姿勢が保てると、背中がリラックスして今まで自分が緊張していたことに気づくと思います。
- そのまま上半身がゆるゆるとしていられる場所が、あなたの座骨の場所です。常にその場所に体重が乗ることができるように意識しましょう。
1〜2年かけて正しい骨の場所を探していきましょう
正しい座骨の上に自分の上半身の骨が乗るという感覚はなかなか身につかないものです。最初はこの感覚が全然わからないのですが、数ヶ月も立ってくるとなんとなくでもその感覚をつかめるようになります。
ですから、諦めずにいつもその骨の上に身体を載せられるように意識してください。
決して急がす、1年2年という長い時間をかけないとこれは身につきません。ぜひ長い目で見て意識し続けてくださいね。
動画でも説明しています。
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