ほとんどの人間が自分の身体のパーツの認識を間違えている!
「ボディマッピング」という言葉をご存知ですか? 私がこの「ボディマッピング」という言葉に興味を持ったのが今から4,5年ほど前のことです。 結論だけ言うと、正しい身体の使い方をマスターすると「急激にピアノ演奏が上達します」。嘘でも何でもなくこれは事実なのです。私が身をもって体験していることなので間違いありません。私とボディマッピングとの出会いはスポーツジムでした。健康のためにスポーツジムに通い始め、無料で受けたプログラムの「バレエストレッチ」というクラスのレッスンを受けたところ「身体の柔軟性を高めるのは脱力なんだ」ということに気づき、それ以来、バレエのクラスを受講しています。バレエをやればやるほど、ピアノに通じるものが多く、「身体の仕組みを知ること」がピアノ上達への近道だということにも気づきました。そんな中で私にいちばん大きな影響を与えたのが、「ボディマッピング」です。
ピアノと科学、脳、物理の世界はまだまだ不透明な部分が多い
私たちは「身体の地図を勘違いしている場合がとても多い」というのが事実としてあります。かくいう私自身もそのうちのひとりでした。身体の構造を正しく理解していなかったので、無理な姿勢で演奏していたり、身体を固めたりしてしまっていたので「芳醇な音が出せない」「「指が回らない」などの苦労をしていたという事実に気づきました。
スポーツの世界では「スポーツ科学」や「スポーツ医学」と言ったスポーツと身体を総合的に研究する専門分野があるのに対して、
音楽の世界はこの方面に関してはかなり遅れています。「音楽科学」や「音楽医学」というネーミングの研究機関は残念ながらまだ世の中にはないようです。
そんな中でも、私はある日「ピアニストの脳を科学する: 超絶技巧のメカニズム」という本に出会い、「こういう研究をしている人がいる」ことを知りとても驚きました。また、探すと「調律師さんが書いたピアノ科学の本のような内容の本(本のタイトルを忘れてしまいました)」などもあり、あちらこちらで個々に、ピアノと脳、ピアノと科学、ピアノと物理のような研究があちらこちらで行われているのは事実です。
日本では、数年前に「アジア」で初めて音楽医科学研究センターが上智大学内に設置され、同大学の古屋晋一助教授がセンター長を勤められています。つい先日知ったのですが、私が興味を持って購入したという本「ピアニストの脳を科学する: 超絶技巧のメカニズム」の著者が古屋晋一助教授であり、また「ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと」の本の訳者も同じく古屋晋一助教授でしたので、何かしら通じるものがあったのかもしれません。
また、私は身体とピアノの関係を知りたくて良くいろいろなことをパソコンで検索するのですが、古屋晋一助教授はピティナ(全日本ピアノ指導者協会)のホームページ内で「ピア二ストのための脳と身体の教科書」というタイトルのコラムを定期的に書いていらっしゃるのですが、私が知りたいこと→古屋晋一助教授から発信されていることが重なっているというのは不思議なご縁だと思っています。
正しいボディマッピングができるとピアノ演奏が瞬間に変わる!
私たち(私を含めた人間)は、正しいボディマッピングができていません。脳が勘違いしているので間違えた身体の使い方をしてしまうということが多々あるのです。これは”私”だけに限らず、全ての人間の”脳”が勘違いしてしまっていると言っても過言ではないでしょう。
私自身が自分の身体で、そして自身の生徒さんの身体を通じて実感していることでもあり、私自身の演奏や私がこの事実を生徒に伝えることで生徒の演奏の音が瞬間に変わったり、今出来なかったことが出来るようになったりとかなりの効果があるのも事実です。
また、長い文章になってしまいましたのでこの続きは明日以降の記事として書きます。
残念ながら、今回は具体的なことに関しては触れることができませんでしたが、将来的には具体的な内容お含めてこのサイトでシェアーさせていただきたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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