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ピアノ演奏であがらない方法、緊張をコントロールする方法はある?
ピアノをやっていらっしゃる中には「人前で気持ちよくピアノ演奏ができたらなぁー」と思う方が多いと思います。
もちろん私もそのひとりです。ところが演奏となると緊張が付きまとうのですよね。本当に・・(汗)
でも、その緊張を克服する方法があったら知りたいですか?
実はあるのです。今日はその方法をご紹介しますね。
緊張は敵ではなく自分を守ってくれている味方
またまた突然ですが、皆さんはコンフォートゾーンという言葉を聞いたことがありますか?
このコンフォートゾーンという言葉は認知心理学で使われる言葉のひとつです。
日本では苫米地英人さんがこの言葉を広めていらっしゃるようです。このコンフォートゾーンというのは何か?というと、そのまま日本語に置き換えると心地よい場所ですよね?もっと平たく分かりやすくいうと・・
例えば、今ここにある人物がいて、冬のエアコンの温度設定を28度にしないと不快だと思う人がいたとします。その人は冬の時期のエアコンが下は26度以下になると不快になって、上は30度を超えると不快になるとすれば、その人のコンフォートゾーンは26度から30度ということになります。
つまり、その気温のゾーンを外れると心地よい場所で無くなるという意味なのです。
これは物理的なコンフォートゾーンですが、このコンフォートゾーンというのは心理学の上でも同等のことが考えられます。
ピアノ演奏のコンフォートゾーンを広げていこう
例えば、ピアノを練習する時、自宅のピアノがある場所がコンフォートゾーンであった場合、自宅の練習ではうまくいくのにピアノ教室に行くと失敗してしまうという経験はありませんか?それは自宅はコンフォートゾーンなのに対して、ピアノ教室はコンフォートゾーンから外れているということになります。
ある人にとっては、自宅もピアノ教室でも普段通りの演奏が出来る!という場合もあるでしょう。この場合は、その人にとっては、自宅もピアノ教室も両方ともコンフォートゾーンなのです。
ところが、その人が5-6人集まったような場所での演奏をしたとして、その演奏がいつも通りできなくなるとしたら、その5−6人集まった場所がすでにコンフォートゾーンから外れたということになります。
ここまで話をすると、なんとなく理解できてくる方も多いのではないかと思うのですが、コンフォートゾーンは人によって違うということがわかります。
このコンフォートゾーンは、実はその敵??と思われてしまいそうですが、実はその逆・味方、つまりその人を守ってくれているのです。
どういうことかというと、コンフォートゾーンは、心理学的に「いつもと違う場所だよ。気をつけたほうがいいよ」という脳からの知らせだと言えます。
テレビ出演のタレント、歌手の人はあがらない?緊張しない??
では、テレビに出ているようなタレントさん、歌手の人はあがらない?緊張しないのでしょうか?答えはNo.です。タ
レントさん、歌手の人だって最初は緊張したと思うのです。初めてテレビに出た時とか?初めて「○○歌番組に出演した」時など・・・。ところが回数を重ねて行くうちに、コンフォートゾーンでなかった場所が慣れてきてコンフォートゾーンに変わってくるということがあります。
これは、その人のコンフォートゾーンが広がったという言い方ができます。
一般の人で言えば、小学校から初めて中学校の教室に入った時、これはコンフォートゾーンの外、緊張の真っ只中にいるのはお察しの通りです。それがクラスメイトに慣れ、学校に慣れ、部活に慣れとなって行くうちにその場所がコンフォートゾーンに変わってくるのです。こうご説明すると理解しやすいのではないでしょうか?
ピアノ演奏で緊張をなくす方法は、ずばりコレ!!!
いよいよ、ピアノ演奏で緊張をなくす方法を具体的にご紹介します。
それは、ズバリ、回数を重ねること。それしかありません。
もちろん最初はものすごーーく緊張すると思います。失敗もするかもしれません。
ズタボロになっちゃうかもしれません。
でも、それを乗り越えるしかないのです。
あとは、実際に人前で演奏する前にイメージトレーニングを積むという手もあります。
仮想で良いので、そのステージ、そのピアノをイメージして成功した自分をイメージの中で作り上げるのです。それを繰り返します。
そのためには、同じ会場に行き、そのピアノを見て、こういう動きをして・・というシュミレーションを事前にやっておくのは当然のことです。
イメージで受験に合格することもある??
この成功のイメージだけで、想いが実現した事実のお話をひとつします。
私の娘が中学受験をした時のお話です。
娘には第1希望と1・5希望というのがありました。
どちらも第一希望だったのですが、親としては第1希望の方に入ってくれたらいいなぁ。。と思っていました。
ところが、娘がイメージしていたのは、1.5希望の学校に通学している自分のイメージだったんだそうです(後日談)。
その1.5希望に行く「駅の屋上をその制服を着て歩いている自分のイメージ」が受験の前からあったとのこと。
これは後で聞いた話で、その時には何も思わなかったのですが、今思うと「自分が思っていることが実現する→イメージが成功する」ということだったのかなぁ??と思います。
東大前にある高校の生徒は東大合格率が高い
もうひとつ、コンフォートゾーンの事実のお話。
これは、私の中の事実ではなく苫米地英人さんのYouTube動画で聞いた内容なのですが、苫米地さんの出身校は東大合格率がものすごく高い高校なんだそうです。
その学校は東大の駒場の門の前にあり、その高校の人は東大受験をする場合、自分の学校に行っているのと同じイメージ。
つまりコンフォートゾーンの中で受験をしているので、他の受験生よりはかなり優位になってしまうという事実があるそうです。
確かにそうですね。なるほど・・。
ちなみに、人間はコンフォートゾーンの外に出てしまうと知能指数がかなり下がってしまうという事実もあるようです。そういう知能指数が下がった状態で、本当の実力を出すのはかなり難しいということなのでしょう。
人前で気持ちのよい演奏をしたかったら、とにかく回数を重ねることに挑戦する。(イメトレでも良いので)
これが結論です。
ぜひ挑戦してみてくださいね。
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