目次
3和音、4和音演奏時の鍵盤の押さえ方のコツ。
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ピアノde幸せコンサルタントのMinna です。
今回は、以前からリクエストをいただいていた内容、和音の演奏方法、それも、4和音の演奏方法について、ご説明していこうと思います。
いつものように、同じ内容の動画もありますのでその動画のURLをこの記事の最後に貼り付けておきますので、
動画の方も参考になさってくださいね。
基本的な考え方をお伝えします。
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4和音なんですが、実は3和音でも、もっと言うと5和音でも結局理屈は一緒だと言えます。
結局3和音の応用系が4和音という感じになります。
実は重音もほとんど考え方は一緒なので、ぜひ基本的なところを理解していただければ、意外とスムーズにいくんじゃないかと思いますので最後までよろしくお願いいたします。
重音の演奏方法については、過去の記事や動画でもご紹介していますので以下のURLを参考になさってくださいね。
アーチを作って「5本足の怪獣」をイメージする
まずは3和音の演奏方法をおさらいしましょう。
3和音、例えばドミソでも良いのですが、3つの和音を弾く基本的な考え方をお伝えします。
当たり前のことなんですが、演奏者の手の大きさ(指の長さ)が演奏にはとても大きな影響があります。
手の平が大きい人、またが指が長い人、手が全体的に大きい人は、手と指で山(手のアーチ)を作った時に「裾野が広い平らな山」を作るようにしていただきたいです。
逆にお子さんですと手がちっちゃいので、手のアーチは小さな「小山(アーチ)」を作るようなイメージになります。
考え方は基本的には全部一緒で、動画では犬のおもちゃを使っていますが、手の中に大きなボールを入れて作ったようなこの山がきれいに入るようなのをイメージしてもらうといいかなというふうに思います。
これ犬のオモチャ(写真参照)はちょっと大きいのですが、私の私でも別にいいかなっていう気はします。
もう1つ小さなボール(写真参照)これちょっとちっちゃいんですけど、お子さんだったらこのぐらい小さいボールでも良いと思います。
ポイントは、指で作ったアーチが1本でも潰れてしまうとというか、薬指だけ低い状態になってしまうと、演奏している音がボコボコッとなるのです。
これをちょっと説明するのにどうすれば伝わるかなと思ったんですが、
例えば、指を足に見立てた場合、5本足の怪獣みたいなものがいたとして(まあ妖怪でもなんでもいいです・笑)
この5本足の怪獣が前に歩いて行くとしますよね。
この5本足の長さがほとんど一緒だったら、こういう怪獣はスムーズに歩くことができます。
ところが指の長さ(足の長さ)を少しだけ短くしてみます。
そうすると、当たり前なんですけどこの怪獣は歩くのにスムーズに歩けなくなってしまいます。
さらに、他の指ももう1本短くしてみたら。5本足の怪獣の足が2本短くなります。
そうすると演奏するときに、指が短い部分だけつまづくような感じになります。
だから音が粒が揃わない状態が起こっちゃうんですね。伝わりますかね?
例えば、2本の指(足)が短い状態でその5本足の怪獣がピアノ鍵盤の上を歩いたとします。
その「短い足(指)の部分だけがつまづいたような音になってしまう」、この状態が粒や揃わずにボコボコした演奏になるということになります。
ですから、この山(アーチ)の高さを保つということがとても大事なのです。
ですから、ご自身の山の高さに合わせて「きれいな感じで山(アーチ)が作られているという状態」をポイントにしていただけると良いかかと思います。
まずは3和音にトライしてみよう!
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では、実際にドミソの和音で3和音の演奏方法についてご説明してみます。
例えばドミソをピアノの指の1と3と5の指(親指、中指、小指)で抑えた時に、山を小さくしてしまうと3(中指)の指だけ凹んでしまいます。そうなると山の形が綺麗に保てないので、山の裾野を広げる、つまり3の指を鍵盤の奥の方へ伸ばして平らな山を作る。そうすれば本当にこの山(アーチ)がきれいな山になるのがお分かりになると思います。
この時に気づく方は気づくかもしれないのですが、実は鍵盤を真下に押していません。
ちょっと右に振ってます。
下に押すのではなく、右に振る(捻る)ことでもピアノの音は響きます。
この場合、鍵盤の下がスカスカしてるのわかるかと思います。指は鍵盤にひっかけているるだけなんのです。
これをちょっと右へをひねってるだけで、音が聞こえてます。
実はミも同じで、ミだけ見ると鍵盤の下はスカスカしています。つまり、鍵盤の底は弾いていないのです。
弾いてないというか?指をひっかけてるだけです。
他の指も同様で、鍵盤は全てひっかけてるだけなのです。
4和音に応用するにはどうすれば良い???
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4和音のときなんですが、例えば、ドミソシ(C7)を今捕まえようとして弾こうとしてるんですが、生徒さんで多いのが黒鍵の中に指を入れてしまえば演奏しやすのに、わざわざ全部の指を「白鍵」にして演奏しようとするケースです。
言葉で言うと、ドミソだけ白鍵の手前を弾こうとして、シの♭だけを黒鍵を弾く。こう言うやり方で演奏しようとする人がとても多いのです。
でもこのやり方だと、鍵盤を抑えるのはとても大変ですよね。
なので、こう言う場合は、全部の鍵盤を抑えた時に「できるだけ自分の手の形に合わせて直線を狙う」と言うポジションを狙います。
私の手だとしたら、私の手に合わせて私の手の形に合わせて演奏する場所を決めると言う感じです。
これは、抑える鍵盤が変わっても一緒です。
そして最も大事なことは、「ドファラドの音が全部同時に聞こえる」ように、演奏をすると言うことです。
普通に抑えようとすると(右手で言うと小指側)外側の音が力が入らないので音が聞こえないと言う現象が起こります。
この場合、ちょっと右へ振る(捻る)ことによって、山もできますし、音も全部出るようになります。
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和音のやり方はほとんど同じ、自分の指に合わせてやり方を決めよう
いかがでしたでしょうか。
今日は3和音、4和音、もっと言うと5和音のやり方を説明させていただきました。
どれも結局お伝えしていることは同じなのですが、
ポイントは、このきれいな山(アーチ)がここの手の中でできるようなことをイメージしていただことです。
これはアルペジオでも全く一緒です。
手の中にきれいな山と、あとは第3関節を一番山の上にして作っていただけると、音も結構きれいにいってるんじゃないかなと思います。お役に立てたら嬉しいです。
同じ内容を動画でも説明しています。
こちらも参考になさってくださいね。
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