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人前で間違えることはメンタル(心)の問題がとても大きい
今日のテーマは人前でのピアノ演奏についてのお話です。具体的な内容は、「ピアノ演奏においての緊張とミスとの関係、ミスを減らすために出来ること」言うテーマでお送りしたいと思います。内容が深いので数回にわたってこのテーマでお話していくことになると思います。そして今回はその第1回目になります。だいぶ前に「発表会前にできること」と言うテーマで具体的にできる内容についてはお話ししているのでその記事もお役に立つとは思うのですが、前にお話しした内容はあえてメンタル面の内容を外しています。今回掘り下げていきたいのは具体的な内容ではなく「心(メンタル)や考え方について書いていこうと思います。興味がありましたら、ぜひ最後までお付き合いください。
発表会までにできる具体的なアドバイス↓↓↓
発表会前、譜読みが終わってからの具体的な練習方法と曲の作り方(3−2)
発表会前、ギリギリになってもできる練習、やっておきたい練習とは?(3−3)
人前で失敗したくない子供が特に増えている(大人も)
人前での演奏、本当に緊張しますよね。実は私自身、人前でのピアノ演奏がとぉーーーーーーーーーーっても苦手です。ソロなんてとんでもない!!!連弾ですら緊張しまくりーーーーーの、ミスしまくりーーーの、汗、汗、汗etc….の状態になってしまいます。でも、私自身は人前で失敗することを決してダメなこととは思っていないのです。もちろん、昔からずっとそうだったわけではありません。できない自分も自分だと言うことを受け入れただけのことです。これからその内容について書いていきますね。
私のピアノ教室の生徒も「人前での演奏で間違えたくないから難しい曲は弾きたくない」とか「間違えるのは絶対にイヤ!だから弾かなない」とか、とにかく人前でミスをすることをとっても嫌う生徒も多いです(特に最近の子供)。20年前、10年前の小学生の生徒でそんなこと言う子供はいなかったなぁ・・・とも思うのですが、学校での問題なのか?社会の問題なのか?親の問題なのか?よくわかりませんが、とにかく失敗を嫌がる子供(大人も含んで)も増えているのは事実です。
なんでもそうなのですが、上手にできるようになるまでには「その行為を繰り返して数多くこなしていくしかありません」。皆さんが絶対経験があるだろうと思うような行為で例をあげれば「自転車に乗れるようになる」と言うことも理屈としては全く同じです。転びながら何度も何度も繰り返して練習して出来る様になります。最初は「こうやったら転ぶからこうしよう」とか「今回こうなったからこうしたらできるんじゃないか?」など頭で考えることも多いのですが、できるようになればなるほど「頭(考える)を使わずに、身体で自然にできるようになります。全ての行為がこれと同じ道を辿ります。
ですから、「人前での演奏が上手くいかない」と思う人は、単純に「人前での演奏の経験がまだ足りない(少ない)」。それだけのことです。(私も含めてですが・・・・汗)
人前での演奏で本当に大切なことは何?
私が失敗を嫌がる小学生の生徒にするお話があります。
例えば、運動会のかけっこ競争で、一生懸命トップで走っていたお友達が途中で転んじゃって、後ろの子にどんどん抜かされて結局ビリになっちゃって、それでも頑張ってゴールに向かってゴールに向かって走って行ったとしたら、それを応援する??? それとも「わー、転んじゃって恥ずかしい、変なヤツ」と思う???と聴いてみます。
子供達は、必ず「偉いなぁ・・」と思うと答えます。
ピアノの演奏も同じなんですよね、恥ずかしいと思うのは自分だけ、周りの人は「ガンバレーーーー」って応援しているのです。
もうひとつ、似たようなお話ですが・・
例えば、ものすごく緊張するタイプの人が、見るからに緊張しているのがこちらにも伝わってくるような人がいたとします。
その人が、みんなの前で何かを発表しなければならない状態だと言うことを見ていて、シドロモドロになりながらも、汗をかいて真っ赤になりつつも、そして言葉なんかカミカミで、人から見てもメチャクチャな状態に見えるけれども、それでもその発表を終えたとします。
その時、あなたは「あーーみっともない」と思うのか?「偉いなぁ。。。。」と思うのか?としたら、どっちですか???
その状況をどう思うか、どう判断するか?は人それぞれで、良い悪いと言うのは一切ないのですが、
大切なのは、何でもそうですが「そのことを一生懸命やり遂げる」と言うことで、人からどう思われると言うことではないのです。
人からどう見られるかはどうでも良い
もっと言ってしまえば、人がどう思うかなんて相手の問題であって「自分の問題」ではないのですよね。
どう言うことかと言うと、何かある現象があって、それに対して思うことって100人いれば100通りあって、その100人の人に「こう思ってくださ〜〜ーい」って言うのは不可能なのです。
だって、見ている100人の考えはその100人の人のものであって、つまり、その100人の人の持ち物のようなものなので、その100人の考えをいちいち修正して歩くわけにはいきません。ですよね???
変えられるとしたら、自分の思考(考え)だけです。
ここまので話、大丈夫でしょうか??
自分の考えは今すぐにでも変えられる!
最後にに残っているのは「自分の考えだけ」ですよね?
さっきの「人まで話をする人の話」を例にあげると、人前でボロボロになりながら話をした人を見て
1、「あーーみっともない」と思うのか?
2, 「間違えてもそれを続けて挑戦するって偉いなぁ。。。。」と思うのか?
と言う部分で、1番だと思う人は間違えることを嫌う人だと思うのです。
この思考を2番に変えてみれば良いだけです。
同じ現象を見て、1と思うか?2と思うか???
これは自分で変えられますよね?
で、もし、変えられない自分がいたとしたら・・・ それはあなたの「考え方」の問題かもしれません。
なんで、あなたはそう思うのでしょうね????
同じ現象を見て、違うものの考えをする人がいる。
Aと思う人と、
Bと思う人と。。。
そして、何で自分は、そっちだと思うのか???
思っちゃうんだから仕方ないじゃない・・・ってんじゃなくって、
(かつての私も、だって思っちゃうんだもん、って思ってたんですが・・)
でも、ものの捉え方を変えることは出来るのです。
ちょっとだけでも考えてみませんか???
全然、わからない人にはわからない話だったかもしれませんが、
通じる人には通じる話になったら良いなぁ。。と思います。
今日も読んでくださり、ありがとうございました(^^)
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