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身体の使い方と基礎を学ぶとピアノを学ぶのが楽しくなる?!

今日、お話ししていきたいのは、ピアノ演奏を学ぶ時に「身体の使い方も一緒に学んでいくとこんなに良いメリットがたくさんある」んですよーというお話をしていきたいと思います。

 

最近、私も、なんでピアノだけそういうの(理論とか?身体作りの体系だったもの)がないんだろう???と思うことが多いです。

 

例えば、学校の体育の授業の「保健体育」という科目の中に実技だけでなく、ちゃんと理論を学ぶ「保健」という内容が組み込まれています。

 

英語も同様で、英語を学ぶとすれば、文法(理論)、ライティング(書く力)、ヒアリング(聴く力)、スピーキング(話す力)と大きく4つのアプローチからの勉強が必要になります。

 

ところが、ピアノ教育・・・つまり、町の中にあるピアノの先生にピアノを習いにいくと「弾ける」ということだけがフューチャー(そこだけに注目が集まり)され、基礎トレーニングといえばハノンだけ?みたいな風潮があるのです。

 

たまたま、私の場合はそういう教え方もしているということもあり、普段のレッスンの中に理論とか、理科の実験のようなものを取り入れたり、体育の授業みたいなこともやってしまっているのですが、きっとものすごく珍しいタイプの教室なんだと思うのです。

 

でも、インターネットを検索していると、脱力奏法、アレクサンダーテクニーク、フェルデンクライス、ロシア奏法etc・・・

 

ピアノ演奏の脱力を重視したピアノ教室も存在はしているので、これから少しずつでもそういう教室が増えてくると、良いかもしれませんね。

 

 

 

Minnaのレッスンを受けてくださった方に感想を聞いてみました。

 

 

YouTubeか?ブログがキッカケになっているのでしょうが、最近は大人の方(プロの方)もレッスンに来てくださるようになって来ました。

 

そんな中、ふと気になったことがあります。それは『今までピアノ演奏のために「身体の使い方」を学んだことがない方が、それを学んだ後にどう感じたんだろう?」ということです。

 

完璧に私の個人的な興味もあるのですが、身体の使い方を学ぶとピアノがとっても楽しくなるし、何よりも演奏者本人が綺麗な音を出せることに幸せを感じられるようになるのです。→ 事実です。

 

でも、それを私がお伝えしても信憑性がないような気がして、だったら私のレッスンを受けてくださった方からお話をしてもらうのがいちばんよいかな?と考えて、そのうちのおひとりの方にお願いして「レポート」を書いていただきました。

 

 

聞いてみた内容はコチラ↓↓↓

 

1, ピアノを弾くための身体の使い方を学んでどう思ったのか?学ぶ前と

何が変わったのか?

 

2, ピアノ演奏のテクニックをゼロから学び直したことについて

 

3, ピアノのための身体の使い方を教えてくれる場所は他にもあると思うの

だけど、なぜ MInna (私) ???

 

 

これからご紹介するのは、その方が書いてくださった上記3点についてのレポートです。

 

今回の記事も、決して、「だから私に習いに来てください!」と言う意味ではないのです。(この記事を読んで下さっている方は地方の方も大勢いらっしゃると思いますし・・・。)

 

そんなことはどうでもよくて、【「身体の使い方」と「ピアノを勉強すること」について、こうやって考えている人もいますよ」】というところがお伝えできたらと思います。

 

 

Mさんの「身体の使い方と基礎テクニックを学んでの体験レポート」

 

 

以下はMさんが書いてくださったレポートをほぼそのまま転記させていただいています。

 

Mさんは国立の音楽系大学(作曲などを専攻)を卒業。その後、一時は企業に就職した後、現在はジャズピアニスト&ピアノ講師として活動されていらっしゃる方です。

現在は、2時間近くの時間をかけて月に2回のペースで私のところに来てくださっています。

 

ここから先は、Mさんのレポートです。

 

 

身体の使い方ピアノテクニックの基礎を学び直して

 

 

現在、Minna先生のところに月に2回ほど伺ってピアノのための身体の使い方と、テクニックの基礎をゼロから学び始めています。まだ学び始めて日が浅いのですが、その中で私が感じたことを書いていきます。

 

 

1. ほしい音(音色)は、身体(運動)で出すことを学びました。

 

ピアノを演奏している時に、

 

  • 「ここを盛り上げたいな」とか、
  • 「ここは硬い感じ」とか、
  • 「ここは賑やかな感じ、穏やかな感じ、と、

もちろん、今でも、音楽を感じてはいましたが、そのアウトプット方法がわかりませんでした

 

今思えば、私の過去の演奏は、おそらく、あまり、変化のない演奏になっていたのだと思います。

 

JAZZ は、アドリブができるので、音の数や、メロディーの上下などで表情をつけることが 可能でした。

 

しかし、クラシックはメロディー(曲のフレーズ)が決待っているので、同じ単音のメロディーの中で、どのように音楽を変化させるのかわからなかったのだと思います。

 

今は、アドリブの中でも、単音で変化をつけられるようになってきたので、表情がより細か く変えられるようになりました。

 

 

身体の使い方を学んでから

 

1,「音楽の表現メモリが、より細かくなった感じ」です。

 

ピアノの表情がより細かく再現できるようになった気がします。ただ、これも、全ては運動により表現できており、特に気持ちの持ち方、音楽の感じ方(?) が変わったわけではありません。

 

 

2. ピアノの練習の意味がわかりました

 

いままでは、早いパッセージをミスなく、よれなく、そして暗譜で弾けるようにすることが 「練習」という言葉の意味でした。

 

しかし、今は、盛り上げるところや音色を変える部分で体のどの部分を使うの か、それをより滑らかに、そして正確に使えるようにすることが「練習」という言葉の意味となっています。

 

 

3. 身体の使い方を学んでから、腰痛がなくなりました。

 

以前は、4時間も練習すると腰が痛かったのですが、今はそれもありません。ライブが昼・夜あって も、どこも痛くないことが多いです。

 

自分とピアノが一つになれるポイントが見つかってき ているような気がします。

 

 

ピアノの基礎テクニックを学んでから

今、Minna先生から、基礎テクニックを0からというアドバイスを受けて数ヶ月位前から少しずつ取り組んでいます。

 

これこそ、まだまだ、出来ていないので・・・・。なんとも言えないのですが・・・・・。

 
 
本当の綺麗な音色を知ることで、
初めて自分の演奏のジャッジができるようになってきました。
 
 
 
例えば、ライブを録音したり、練習を録音しても何がダメなのか、判断できないことが多か ったです。(なんとなく、のってないな的な感じ・・・・。)それを、あぁこの音で力入れた から、このメロディーが生きなかったんだなぁとか、がわかるようになりました。
 
 
 
 

なんで、Minna 先生に習いにきているの???

 

まず、私自身がすでにクラシックのピアノの先生に習う(指示される)のが嫌だったので、大学卒業以来、王道?のクラシックのピアノの先生には師事していません。

 

大学卒業後に師事しているのは、全員JAZZのピアノの先生たちです。

 

クラシックのピアノの先生というものに、すでにアレルギーがあって、どこどこの音大を出まし た!みたいなのが、もう嫌だったという背景はあります。

 

その理由を挙げると・・・

1、根拠のわからないルールで命令されるのが嫌でした(手の形や、ベートーベンはこう弾くとか、このrit はこう弾くというような・・・)もともと頭が理系なので、根拠のないものは好きではありません。なのでピアノの先生独特の「感じなさい」というのは本当に嫌でした。

2、本人がすでに何かを勉強していない場合が多いような気がしていたからです。

 

音楽に終わりはないと思っています。常に何か新しいことを勉強している先生に習いたいと思いました。

 

3、3つ目が本当に音楽が好きななのか?です。

 

これはどこで判断するかは難しいのですが、本人が演奏活動をバリバリやっていたり、もしくはブログをたくさん書いていたり、演奏会をたくさん行っていたりということでしょうか??? 

 

Minna 先生は、ブログでたくさん記事を書かれていて、こんなこと本当に好きじゃなきゃできないよなぁ〜と尊敬の念をいだきました。

 

特に、Minna先生にならいたい!と思った最大の理由は、ピアノの弾き方の根拠がはっきりしている 気がした点です。(これは今では確信できています!!!) 私は、スポーツが好きなのですが、スポーツは全て理論的です。

 

もちろん、それをうまくやるには、練習や筋力が必要ですが、ある程度 までの技術は才能ではなく、考えればわかるできることでした。(もちろんスポーツでも状況判断は必要なのですが・・・)

 

これが、こと、ピアノになると、「感じろとか、練習で会得する・・・・?」みたいになっている と、思っていました。

 

JAZZ のアドリブや、スイングには理論があります。頭を使えば誰でもできます。 でも、私には、ピアノを弾く技術自体に理論がありませんでした。

 

今、初めて、Minna先生のところで、理論的にピアノという楽器をうまく鳴らす方法を教えてもらっ ているなぁと思っています。

 

本当は、これはもっと若いころにやっておくべきことだったと思うの ですが、とりあえず、今、楽しいので、ピアノをやめなくてよかったなぁ〜と思っています。

 

音大は出ましたが、 JAZZ もやり始めて(つまり音楽を再開して)6年ぐらい、本当に まだまだひよっこです。今後とも宜しくお願いします。

 

・・・・・・・・・・・・

 

ここまでがMさんのレポートです。

 

正直、私のために書いてくださっているので「よいしょ!!!」の部分も多いとは思うのです・・(汗)

 

でも、拝読させていただいて「ふーん、そうなんだぁ・・・」しかないのですが、Mさんのお役に立てていることが具体的に分かって嬉しかったです。(^^)

 

おそらく同じようにピアノ演奏に関して身体との関係も含めて学んでいらっしゃるピアノの先生もたくさんいらしゃると思いますし、 これから増えてくるんじゃないかという気もします。

 

また、たまたまMさんが出会った(クラシック系の)ピアノの先生に対する印象がMさんにとってはあまり良くない印象になってしまっていたのかもしれません。

 

Mさんの中にメンタルブロックがかかってしまっていたのかもしれませんし・・・ このあたりは何とも言えないのですが、、、、

 

Mさんの話はMさん側から見た景色で、他の人が見たら違う景色を見るかもしれませんが、世の中には色々な考えがあって、受け取り方も様々なんだなぁ・・・という部分もこの記事から感じ取っていただけると嬉しいです。

 

あなたがあなたの地域の先生を見つける際のヒントとしてお役に立てたら嬉しいです。

 

・・・・・・・・・・・・・

 

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・・・・・・

 

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