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ピアノの脱力、無駄な力を抜いて演奏するという意味は???
今日は、ピアノを思いっきり「力で弾いてしまう」という方のために、「その力は無駄」というお話をしていきたいと思います。
以前にも同じ内容を角度を変えてお話したことがあるので、読者の方の中には「同じ内容じゃない?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、角度を変えてお話していきますので、人によっては、また別の気づきがあるかもしれません。
また実験道具なども使っていますのでご自身で確かめてみていただくことで、新しい発見があると思うのでぜひ実際にやってみていただきたいと思います。
いつものように、この記事の最後に同じ内容を解説している動画も貼り付けておきますので参考になさってくださいね。
冒頭にもお話していますが、このお話は以前にも全く同じ内容をご紹介しています。
以前の内容をご存じない方は、先にこの下の記事をお読みになるとまた理解が深まるのではないかと思います。
ピアノで強い音を出す方法。力ではなく速さが大事、頑張るのは無駄 (前編)(動画説明付き)
ピアノの強い音を出すのは「力」ではなく「速さ」が大事。速さの正体は「脱力」だった(後編)
トマトでもピアノは弾けます!トマトは潰れません!!
この後にご紹介している動画でも解説していますが、トマトでピアノを弾くことが可能です。
「トマトでピアノを弾いたらたらトマトが潰れちゃうんじゃない?」と思う人もいるかと思いますが、実はピアノを弾く力はトマトを潰さない程度の力で弾けちゃうのです(動画参照)。
次に、犬の玩具のふわふわのボールでピアノを弾いてみましょう。
動画でもお分かりの通り、ふわふわのボールでもピアノを弾くことが可能です。
ピアノの鍵盤は50g(10円玉11枚)の重さで下まで動く
以前に何度もお話ししていますが、ピアノの鍵盤の重さは50gから60g(ピアノによります)です。
10円玉1枚が45g位ですので、11枚だと50gほどになります。試しに10円玉が手元にある方は11枚を重ねてみてください。
それをピアノの鍵盤の上に乗せてみると、あら??? 鍵盤が下までおりますよね?(鍵盤の手前の方に置いてくださいね)
つまり、たったこれだけの力(重さ)でピアノの鍵盤は動くのです。
鍵盤は、ゆっくり押すと音は出ないという事実
もうひとつ実験を行います。
鍵盤をゆーーーーっくりと押してみてください。
音、出ませんよね? というか?
鍵盤は降りているけれども音ば出ない
という状態を作り出すことができます。→ これが事実です。
さっきのプヨプヨのボール(犬のおもちゃ)でも、ゆっくりしたら音は出ないんです。
でも、早く弾いたら音は出ます。
・・・・ ということは、「音の大きさは力ではなく、速さ」という証明をすることができます。
人同士がぶつかった時、お互いの速度が速いと衝撃が大きくなる!
もう1つ、人間同士がぶつかったと仮定してお話をしますね。
人間同士がお互いにゆっくり歩いていたら、ぶつかった時にその衝撃はとても小さいです。でも、お互いがスピードを出して走っていたら衝撃が大きくなってお互いに怪我をしたりします。
今度は、自動車と壁がぶつかった時のことをイメージしてみてください。
自動車がゆっくりと壁にぶつかった時は「壁は壊れません」→スピードがないので衝撃が少ないのです。
ところが、スピードを出して壁にぶつかったとすると、壁が壊れてしまうほどの衝撃になることもあります。つまり、スピードがあるので衝撃が大きくなるのです。
「人と壁」を「指と鍵盤」に置き換えてくださいね。
同じことが言えます。
指が鍵盤に降りるときにスピードがなければ衝撃が少ないので音が出なくなります。(上記の説明とまったく同じ内容です)
指が速いスピードで鍵盤に触れると衝撃が強くなるので「大きな音が出る」のです。
・・・ということは、大きい音を出したいなら「どうやって楽にスピードを出すことができるか?」を実行すれば良いということになります。
楽にスピードを出すためには、実は脱力をしていくしかないのです。
これについては、テーマが変わってしまうので別の機会にお話ししていきますね。
それでは、今日の記事を開設した動画をご覧ください。
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今日も記事をお読みいただき、ありがとうございます。
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