今日はピアノの先生を変えるメリットについてお話ししたいと思います。
私は「たった1人の先生だけにずっと教わり続ける」というのはあまり賛成しません。
特に大人の場合は・・・。
生徒が子供も場合は入門期はできるだけ1人の先生に教わって基礎を定着させた方が良いとは思います。
しかし大人の生徒さんの場合は吸収できることも多いので、たった1人の先生の指導だと「偏った演奏」になってしまう場合があるかもしれません。
この内容をもうちょっと具体的にお話ししていきますね。
先生が変わると、いろいろな先生の良いところをたくさんコピーできる!
私はピアノの先生に限って言えば、5人の先生に従事してきました。
その5人の先生方はそれぞれに個性があり、私はその5人の先生たちをコピーして「今の私」というオリジナルの人間が出来上がったと思っています。
子育てをした経験がある方ならこの言葉の意味をよく理解していただけると思うのですが、赤ちゃんがオギャーと生まれてきた時にはその赤ちゃんはピュアーで透明な状態で生まれてきます(当たり前ですね・笑)。
そして、最初にお母さんをコピーして、そのあとにお父さんをコピーして、おばあちゃん、おじいちゃんをコピーして、幼稚園に行って誰かをコピーしてetc…
このようにその子供オリジナルの人格が出来上がってくるわけです。
私はピアノも同じだと思っています。
その人の演奏は、その人の個性もあるけれど色々な先生の指導をコピーしてその人にしかできないピアノの形が出来上がってくるのです。
そのため先生がたった1人ということは、そのたった1人の先生のやり方しか知らないわけですからピアノに対して偏った考え方をしてしまう場合があるのです。
更に言うならオリジナリティも弱くなりがちです。
ピアノ以外の何からでもピアノに応用できる!
私の場合ですが、ピアノの先生は5人。
しかしその前にエレクトーンの先生などいろいろな先生から鍵盤楽器を教わってきました経験がありました。
これら経験からかなり色々な角度からピアノやエレクトーンを捉えられるようになってきていると思っています。
もっと言ってしまえば
- ヨガ
- ピラティス
- アレクサンダー
- バレエ
のレッスンで学んだことが、「ん?ってことは、これを指に置き換えたら、こうよね???」となり、自分で実験して、良いものは自分の演奏に取り入れたり生徒の指導に取り入れたりしています。
極端な例を言えば、娘の予備校時代の勉強のやり方や成績アップの方法(塾からノウハウをもらったり)や茶道の先生(茶道も20年以上学んでいます)が他の人に教えている内容などもピアノのレッスンに応用できることがものすごく多いです。
今までの経験すべてが今の私のピアノを、ピアノのレッスンを作っていると言ってもいいでしょう。
このように、何もピアノはピアノの先生からじゃないと学べないなんてことはないのです。
いろんな先生から学ぶことで視野が広がり自分の演奏を見つめることもできる
色々な先生から学ぶとその先生たちの良いところをたくさんもらうことが出来ます。
ですから、とても「お得」なことと言えますよね。
たくさんの先生(先生じゃなくても良いかもしれません)、色々な人から色々な情報を得ることはあなたの視野を広くしてくれるのは事実。
ぜひ色々なやり方、考え方を吸収して、そして自分に合うようだったらぜひそれを取り入れて「あなたのピアノ」を作り出してくださいね。
この記事が、どなたかのお役に立てたら嬉しいです。
いつも、あなたがピアノで幸せになるのを応援しています。
今日も訪れていただきありがとうございました。
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