目次
大人のためのピアノの先生選び、知っておきたいポイント。
大人のための、「ピアノの先生の選び方」についてお話しします。
注意したい大きなポイントは3つあります。
大人の生徒さんは、子供と違って身体の自由がきくので、教室のロケーションよりはその先生の中身、つまりどんなタイプの先生で何を得意としているのか?を事前に調べると良いと思います。
1.あなたはどんなタイプの先生を求めているのか?
ピアノの先生と言っても、本当にその得意分野は様々です。「子供のためのピアノ教室の選び方」にも、それぞれの先生の特徴などを記してありますのでそちらの記事もご参考 になさって下さい。
2.あなたは、レッスンに何を求めていますか?
大人の生徒さんの場合、まず基本として決めた方が良いことは、
1.なんでもいいから、曲を弾きたいのか?
2.どんな曲でも弾けるようになりたいのか?
この1と2のどちらを選ぶのか?によって、そのやり方が大きく変わってきます。
1と2の違い、お分りになりますか?
好きな曲だけでは応用力は身につかない(かも?)
ひとつずつ、説明しますね。
1は、なんでも良いので、何かの曲を弾けるようになるということ。つまり、サザンオールスターズの「いとしのエリー」でもいいし、ドリカムの「何度でも」でも良いので、何かしら、自分が弾けるようになりたい曲をやっていくということ。
言い方を変えると、その曲しかやらないので、それ以外の曲を弾く応用力は身に付きません。
少し難しい曲の場合、時間はかかるかもしれません。でも、逆に言えば時間をかけさえすれば、その曲を弾けるようになるでしょう。
基礎を積み上げると、どんな曲でも弾けるようになる。
2の場合は、「どんな曲でも弾けるようになる」というもの。
これは、基礎力をつけてしまえば、どんな曲でも演奏出来る実力をつけることができます。
もう少し具体的な例をあげてお話しをしましょう。
例えば、この話を算数の足し算に置き換えます。
3+2=5 , 5+2=7 この数式と答えを丸暗記してしまうのが、1番。ちゃんと足し算の仕組みを理解して、計算が出来るのが2番、と言った考え方です。
1番は丸暗記、丸覚えなので、「こうよ」と教えてしまえば3歳児でも答えられるようになります。
でも、2番のやり方で計算の仕組みをマスター出来れば、数字が置き換わった場合でも「計算が出来る」ようになります。
1番と2番の違いがイメージ出来たでしょうか?
ピアノも、自分が進みたい道を進む!
1番と2番、どちらを選びたいのか?それは個人の考え方の違いですので、良い悪いはありません。自分が進みたい方向に進めば良いと思います。
ただ、先生によっては1番を良しとしない先生もいるかもしれませんし、逆に、大人なのだから2番は必要ないでしょうと考える先生がいるかもしれません。
後で、なんか違う、、と思わないためにも、この1番と2番の違いを理解されてレッスンを進められると良いと思います。
ちなみに、私の場合ですが、大人の生徒さんには出来るだけ1番と2番をミックスしたレッスン方法をお勧めしています。
3.特化した先生を探す必要も。
また、もう少し上級を目指す方は、クラシック、ポピュラー、ジャズなど、その専門の先生を探されたり、作曲や編曲なども対応して下さる先生を探されたりするのも良いでしょう。
大人の生徒さんの場合は、自分が何を目指したいのか?何を身につけたいのか?を明確にされることをお勧めします。
<まとめ>
大人がピアノの先生を選ぶときは、
習う目的を明確にする。
自分が進みたいピアノの道へ進む。
この3つのポイントを心に留めて、ピアノライフを楽しんでくださいね。
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