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ピアノ連打は指を変えるテクニックを習得すると楽になる。
今回は、ピアノで同じ音を何度も続けて弾く方法のやり方とコツをシェアーさせていただきたいと思います。例えば、レレレレとか、ラララララララとか、ピアノには同じ音を複数回続けて演奏するというパターンがあって、そのテクニックは「連打」と呼ばれています。
初心者の方の場合は、指を変えてい久野が難しいので同じ指で続けて演奏してしまう方も多いのですが、もし、もう1歩の演奏を目指したいとお考えでしたら、連打は、是非とも挑戦していただきたいピアノテクニックのひとつだと言えるでしょう。
いつもの通り、この記事の最後の部分に説明動画が貼り付けてありますので、ぜひ参考になさってみてくださいね。
同じ音を弾く時に、指変えをしないと音が「もたつく」
小学生の生徒さんやピアノ経験が短い方に、連打の場合に指変えをお勧めすると嫌がる生徒さんが多いのですが、ここでは、なぜ「指変えをした方が良いのか?」ということについて触れていきたいと思います。
動画でも音の違いを説明していますが、いちばん大きな理由は「音の違い」です。
ゆっくりな音の連打でしたら、さほど音の違いは表面には現れないのですが、速い曲になればなるほど、1本指の連打は音が固まってしまって汚い演奏になってしまいます。
あなたが初心者テクニックで充分と思われる方であれば、わざわざ上位のテクニックを学ぶ必要はないと思うのですが、もし、それ以上の演奏を望まれるのでしたら、ぜひ指変えをする「連打」の方法をマスターされることをお勧めします。
言葉でいろいろお話しするよりも、動画を見ていただいて、音の違いを聴いていただいた方が早いのでぜひ動画で音の違いをご確認ください。
美しい音楽表現には「指変え連打」テクニックは欠かせない。
では、「指変え連打テクニック」はどうやれば良いのでしょう?
この指変えの連打テクニックは、3 2 1 3 2 1(数字は指番号) とやる場合もありますし、状況によっては4 3 2 1 4 3 2 1 と指を動かす場合もあります。
これは曲にもよるし、フレーズにもよりますので、一概にこれしかないとは言い切れません。
今回の動画では、321 321 のやり方を説明していますが、4321 4321でのやり方も基本的なやり方は同じですので、応用していただければと思います。
連打音の隣に影があって、壁の中を抜けるイメージで弾く
子供たちがこのテクニックを習得する場合に、割とすんなりと理解してくれるやり方を説明します。(万人に理解できる方法ではないかもしれませんが、理解できる割合は大きいです)
連打したい音の両脇の鍵盤に壁があるイメージを持ちます。
どういうことかというと、例えば、レの音を連打したい場合、ドとミの音が両脇の音になりますので、そのドとミの鍵盤だけに高さがあるとイメージしてみてください。
動画では、本を2冊用意してその中をくぐり抜けるイメージと説明していますが、全く同じことを角度を変えて説明させていただいています。
弾きたい「レ」の音の脇には壁があるので。「指」は横に広がらず、第3関節を軸にして回転するイメージを持って動かしていきます(動画参照)。
1の指だけは骨のつき方が違うので、違う動きになる
この場合、2と3の指は、骨のつき方(向いている方向)が同じですので、動きは同じになりますが、1の指だけは、骨のつき方が違いますので、当然のことながら動きも変わってきます。
2と3の指が上から下ろす(クワを振り下ろすような動き)のに対して。1の指だけは、1の指が5の指に向かって動くような動きになります。
鍵盤の上の「おハジキ」を遠くに飛ばすイメージで。
上から鍵盤を見た動画も紹介していますので、それも合わせてご覧くださいね。
この上からの動画でご理解いただけるかと思いますが、3と2の指は上から動く、1の指だけは、横から動かして下に降ろすようなイメージです。(動画参照)
鍵盤の上、それも身体にいちばん近い方におハジキが置いてあるというイメージを持って、そのおハジキを自分の方に大きく指で蹴っ飛ばすようなイメージを持って指を動かしてください。
その時に、ただ指を動かすのではなく、指は第3関節を中心に円を描くように回すようにするのがコツです(動画参照)
この動作を、言葉や文字だけの説明で理解するのは、とても難しいと思いますので、ぜひ動画も合わせてご覧くださいね。
動画でも説明しています。
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