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レッスン生の方が「音大大学院」の入試に合格しました。

50代の女性が音大大学院の入試に合格。

 

半年ほど前から、私のところにレッスンに来られていた女性の方から、「某音大の大学院」の入試に合格したという連絡をいただきました。その連絡を頂いた時に鳥肌がたってしまいました。指導させていただいた私もとっても嬉しいです。

 

その方は50代の女性で、ご自身が高校生の時に音大をめざそうと一時は思ったものの、17、18歳の思春期の時期、どうしても音大に行く気になれず一般大学に進学されたそうです。それでもご本人が子育てを終え、ちょっと落ち着いた今の時期になって急に音大(ピアノ科)を受験することを決め、2年かけて準備を進めて、つい先日、見事に合格されたのです。今回はこの女性がなぜ私を選んでくれたのか?お話を伺ってみたのでその内容をご紹介していきたいと思います。

 

音大大学院受験を目指して・・・

 

この方の名前を借りにTさんとします。

Tさんが私のところにメールをくださったのが7ヶ月のほど前のこと。

 

Tさんは単発レッスンを10回以上受けられたと記憶しています。身体の使い方はもちろんアドバイスさせていただいていたのですが、毎回のレッスンで「これを教えてください」というメニューをご自身で作られてきていたので、それに対してお返事(回答)する形でのレッスンが多くありました。

 

そのほかにもセミナーにも参加してくださったり、とにかく身体の使い方に関しては熱心に取り組んでいらっしゃいました。その甲斐あって脱力もだいぶできるよになり、ほかの先生からも褒められるようになったと聞いています。

 

Tさんに行ったレッスンの内容でちょっと変わったところというと、私の生徒さんたちのレッスンコンサートに出演していただいて、生徒さんたちの背景をつたえたところ、何か?Tさんの中で感じるものがあったらしく、そのあとの演奏が変わったとおっしゃっていました。

 

もうひとつ、実は、ピアノを使わないレッスンをさせていただいています。

 

Tさんに関しては、最初のレッスンの段階で、ここから先はピアノテクニックではなくメンタルアプローチがいちばん効果的だということをお伝えし、騙されたと思ってと、メンタルコンサルを受けていただきました。

 

それがかなり良い方向に効果があったようで、無事に落ち着いて試験を終えることができたと連絡がありました。こういう連絡をいただくと本当に嬉しいです。

 

私の勝手な興味で、Tさんに私(Minna)の教え方などについてアンケートをお願いしてみたので、その内容についてご紹介させていただきます。

 

 

Q、音大大学院受験で、なぜ身体の使い方と脱力?

 

私はここ数年かなり真剣にピアノに取り組んでいます。
今やっている曲も練習はかなりしてきました。
でも、弾きにくい箇所はそのままだし、何と言おうか全体的にもうひと山越えたいのに越えられない感じで、これは、今までと同じことをしていても変わらないと思い、違う角度からの方法を見つけたかったのです。
 
アレク✖︎ンダーテクニークは以前から関心があり、一度お試しレッスンに行ったこともあります。
先生のおっしゃる通り基礎がしっかりしていれば応用がきくので、ならばその大元の身体の使い方から知りたいと思ったのです。
 
「腕の重みだけで弾く」「響かせて」「鍵盤に指を落とすだけでいいのだから」。
思えば、これまでの先生からこれらのフレーズを何度もお聞きしてきました。
そのたびに「ハイッ!」とお返事だけは威勢よく、でもそれきりにしてきたのですが・・・
一度Minna先生のレッスンを受けたら、あら不思議。私でもすーっと「腑に落ちる」。
実践できるようになったのです。
 
音に関しては、なにしろ元々が残念なのでまだまだ発展途上です。でもMinna先生のご指導の通りに練習していけば少しずつでもマシになっていくという確信はありました。
 
何より即効性があったのは、両手オクターブで飛ぶところです。
それが2ページほど続く曲があり、これまでは弾くのに必死で身体も気持ちも固まっていたのですが、「指に力を入れる必要はない」「腕の重みだけでいい」とMinna先生のレッスンを受けたら、急速にラクになり、ほとんど音を外さずに弾けるようになったのです。
 
今ではこの箇所にきたら「あ~ヤレヤレ」とほっとするまでになりました(いやこれはどうかと思いますが)。
 
また、このオクターブとか早い音階とか重音の連続とか、技術的にたいへんなところほど、意識的に身体を起こし力を抜いて「腕の重みに弾いてもらおう」と、「フンフン」て感じを意識したら驚くほど弾きやすくなりました。
 
もちろん、ここまででやっと「楽譜通り弾けるようになった」段階です。
でも今までは、あやふやな箇所はそのままにしていたので、私にとってはたいへんな進歩だったのです。
 

Q, なぜMInna だったのか???

発表会が近づくと10日前くらいからすでに気が重く、あまりにQOLが下がるため、「ピアノ 発表会 緊張しない」などと検索して、いろいろなブログを読み研究していました。
参考になるブログはたくさんありましたが、中でも「Minna先生」のものは別格で、どれもうなづけることばかり。技術的なことも精神面に関しても。
アレ✖︎サンダーを勉強し続けておられることも魅力でした。
エビデンスを用いながら科学的に、でもわかりやすく説明してくださる姿勢にファンになっていたところ、あるピアニストの方が単発でレッスンを受けられたことを読み、
私も Minnna先生に身体の使い方を習いたい!と「お問い合わせ」からメールを差し上げたのです。
(友人に話したら、よくそんなことできるわね~先生驚かれたでしょうといった反応もあった)
なので、始めからアレ✖︎サンダーの先生を探していたわけではなかったのです。
先生のレッスンはとても内容が濃く、レッスンフィーが見合ってなくて申し訳ないくらいです。
その分、習ったことをに取り入れたり、体操したりと復習をすることがたくさんあり、
毎日の練習が充実して感じられるようになりました。
それから、先生がブログの最後に書いておられる「あなたがピアノで幸せを感じられるように、いつも応援しています」の言葉にいつも励まされていました。

大緊張を克服しての入試突破に・・・

 

もともとものすごく緊張するタイプだったTさんが、最終的に落ち着いて大学院入試で演奏できたと聞き、とても嬉しく思っています。

Tさんからは、その大緊張を乗り越えた裏話を伺っていて、このお話こそ、この「みんなのピアノ」の読者の方が知りたいだろうと思う内容なので、次回は、そのテーマで記事を書いていこうと思います。

その記事も楽しみになさって下さいね。

 

・・・・・

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今日も訪れていただき、ありがとうございました。

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