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ピアノ発表会前のイメージトレーニングで良い演奏をする方法とは?
ピアノだけでなく各種の楽器、またスポーツ選手などにもイメージトレーニングはとても有効だと言われています。でも、実際のところ、ピアノ演奏本番に向けたイメージトレーニングは実際の結果にどれ位大きな影響を与えるのでしょうか?
ピアノ演奏にも「引き寄せの法則」が働きます。
皆さんは「引き寄せの法則」という言葉を聞いたことがありますか?「引き寄せの法則」という言葉を使うとちょっと分かりにくいかもしれませんが、日本では「言霊(ことだま)」という考え方が昔から根付いています。言霊(ことだま)というのは、口に出したことがそのまま現実になってしまうから、良いことはどんどん口に出して言った方が良いし、良くないことは言葉に出さない方が良いという、古くから日本で伝えられている教えです。
この考え方のことを「引き寄せの法則」と言ったり、「思考は現実になる」と言ったり、いろいろな言い方や考え方があるようですが、「イメージしたことが現実になってしまう」というのは私は事実だと思っています。
以前、脳科学の茂木健一郎先生が講演会で話をされていたのですが、脳科学の分野でも「引き寄せの法則」が存在するのは事実であるという考え方があるそうです。また「量子力学」の分野でも「引き寄せの法則」は証明出来るというものがあるそうなのですが、残念ながら私はそれを科学的に証明する能力は持ち合わせていません。もし、興味がおありでしたら「引き寄せ 量子力学」とか「引き寄せ 脳科学」で検索をかけてみてください。たくさんのサイトが出てきます。私個人的には、体験的なお話しかできないのですが「確かにそうだな・・」と感じることがとても多いので、今回は私の体験などを踏まえてお話しさせていただきますね。
オリンピック選手(ベラ・チャスラフスカさん)もイメトレだけで金メダルを獲得!
いつだったか?NHKのドキュメンタリー番組で、東京オリンピックの体操の女子体操選手・ベラ・チャスラフスカさんの特集をやっていました。
ベラ・チャスラフスカさんはチェコスロバキアの体操選手で東京オリンピックの女子体操で金メダルを3つも獲得した選手です。次のメキシコオリンピックへの出場権利を持っていたにもかかわらず、そのオリンピック出場すら諦めなければならない状況に追い込まれます。というのは、歴史的な背景はここでは割愛しますが、彼女の母国・チェコスロバキアの民主化革命により、弾圧、逃亡の身になってしまったのです。
ベラ・チャスラフスカさんは、このメキシコオリンピックの前は、ほぼイメージトレーニングだけの練習しかできなかったそうです。というのは、体操ができる施設での練習ができなかったからです。逃亡中ですので、山奥の小屋に隠れ、体力を鍛えるために石炭を運んだり、山の木の枝を使ってそれを「鉄棒」に見立てて練習するなど、出来ることといえば「イメージトレーニングだけ」だったそうです。
それでもベラ・チャスラフスカさんはメキシコオリンピックで女子体操6種目のメダルを獲得したのです。
確かにベラ・チャスラフスカさんの元々の実力もあったとは思います。しかし、ちゃんとした道具もなく場所もない状態で本番のオリンピックの会場でいくつものメダルを獲得できたのは、イメージトレーニングの力がどれだけ凄いかを物語っているのではないかと私は思うのです。
本番で、深い呼吸とリラックスしている姿を徹底的にイメージする。
イメージトレーニングの必要を書いてある本や教材は多いのですが、その具体的な方法やエクササイズを書いてある本や教材はとても少ないです。なので、私がやってみて「確かに効果がある!」と思うものを1つご紹介します。
ひとつ目は呼吸です。呼吸は「吸う時」と「吐く時」のふたつの行為がありますが、吸う時の2倍の長さで呼吸を吐くことを意識してみてください。
1、2、3、4 で吸ったとしてら、
1、2、3、4、5、6、7、8でゆっくり吐いていきます。
この「ゆっくり吐くという行為」が身体を緊張から解いていくのです。
実は緊張がマックスに達している時には「呼吸がかなり浅い状態」になっています。呼吸が浅い→脳に酸素が行かない→IQ(知能指数)が下がるという結果になってしまいます。そして緊張しすぎている時には呼吸のことにまで頭が回らないのが普通です。ですから、その呼吸をいつでも忘れないように意識してください。
ゆったりとした呼吸で、行動もゆっくり、常に呼吸に意識して演奏するイメージを徹底的に脳に染み込ませてください。
普段の行動で出来るようにならなければ、本番でできるはずがありません。
「まずは呼吸」から。この呼吸をあなたの脳と体に染み込ませるイメージトレーニングを続けてみてくださいね。この効果は折り紙付きです。ぜひお試しください。
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