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音楽教室は楽譜が読めない?

入学前、ピアノ教室と音楽教室どっちがいいの?

 

前回は幼児のために「2〜6歳、ピアノ教室と音楽教室どっちを選ぶ?」の記事で、管理人・Minnaの考えを紹介させて頂きました。

今回は、その年齢を少し上げて「幼稚園児」、つまり学校に行く前の生徒さんと言うところに焦点を当ててお話をしてみたいと思います。

 

 

音楽教室、楽譜は読めるようにはならない可能性もあり?

 

実は管理人Minnaが主宰するピアノ(音楽)教室にも、大手の音楽教室から移動して来られる生徒さんが大勢います。また今現在(2017.11.16 現在)大手音楽教室に通いながら、私のお教室にも通って来られている生徒さんもいます。

私自身もかなり昔のことですが音楽教室から個人指導に移った生徒のひとりです。

 

自分のことに限って言えば楽しかったので続けてきたと言う記憶しかありません。あとで自分自身で気づいたことは「私、楽譜読めない」と言うこと。音符は読めました。つまり、ドとか、ソとという「音符の認識」は出来ていました。でも、「リズムが全く分かりません」でした。

 

リズムというのは「音の長さ」です。楽譜を読むということは、

 

1.音(ドとかソとか)を認識して、さらに

2.その「音がどれ位の長さなのか?」が理解できて、

 

1と2の組み合わせをマスターできていて、紙に書かれた記号が何を表しているのかを読み解いて、

それを楽器を使って表現できる力を持っていること、これが楽譜が読めるということになります。

 

 

大手の音楽教室ではグループレッスンということもあるのでしょうが、そこまでのカリキュラムは組まれていません。なので、「音は少し読めるようになるかもしれないけれど楽譜は読めるようにはならないかも?」というのが正しい認識じゃないかと思います。

 

中には、とっても頭が良い子がいて、それだけのカリキュラムの中でも「自分でそのノウハウを理解して」「楽譜を読めるようになっちゃう子がいるかもしれません」が、もしいたとしても、それはほんの一握りの子供だけだと断言できます。(私の経験則でそう判断できます)

 

個人のピアノの先生のところでも楽譜が読めるようにならない場合もあります

 

これは実話ですが、私の娘は勉強はどちらかと言えば出来る方のタイプの子供でした。(特別なことはしていません)

 

私自身、自分が音楽教室出身だったこともあり、個人のピアノの先生で経験も長く、音大を卒業しているクラシック専門の先生に習わせれば、少なくとも私よりは楽譜が読めたり、ピアノが弾けたりするんじゃないか?と思ってその先生を選び、娘をそのお教室に通わせました。

 

結果・・・・

そこそこ弾けるようにはなりました。ピアノは中学生まで続けていたのですが、ショパンのワルツ位までは演奏できる実力はありました。が….  楽譜を読む力は「あまり」でした。

 

いまだに音の長さがよく理解出来ていない部分もあるように感じられます。(汗) 親の言うことを聞くタイプの子ではないので、私も教えませんでしたが、このことで私は「その先生による」し「その子による」と言うことを学びました。

 

その先生でも、他の子ならちゃんと読めるようになっているのかもしれないし、逆にうちの子でも他の先生だったらちゃんと読めるようになっているのかもしれないし、結果論ですから「だったら」の話は分かりませんが、事実だけ言えば、マスターしたとは言えない状況で彼女は中学生までのピアノレッスンに終止符を打ちました。これが事実です。

 

 

YAM○HA,KAW○Iなど(音楽教室)、意外と大変な練習をこなさなければなりません

 

実は、うちの娘も「音楽教室」の体験レッスンには参加しました。エレクトーンが数台置いてある教室でのお母さんも同席してのレッスンです。当時、私の娘は簡単な音符は読めていたのと、簡単なピアノは弾けていたので、「体験レッスンがつまらない」と言い、音楽教室は体験レッスンだけで終わってしまいました。

 

今現在も、お姉ちゃんがうちの生徒さん、下のお子さんが大手の音楽教室という方もいらっしゃいます。また前述しましたが、今現在、音楽教室にも通い、私の教室にも来ている生徒さんもいます。

 

そのお母様方のお話によると、グループレッスンだとその曲をその日までに仕上げなければならないので、お家で練習させるのが意外と大変だということを話されています。

 

事実、その生徒さんは本当に音符も読めない状況なので、形だけで練習させていると言えます。

 

それでも、身につくことはたくさんあるので(例えば耳が鍛えられる、音楽の楽しさを知るなど)音楽教室に入れる意味はあると私は思っています。

 

 

個人レッスンだと、自分のペースになりすぎちゃうかも?

 

ピアノ教室の良さは、何と言っても「個人指導」ということでしょう。何よりも「自分のペース」で進むことができ分からない部分が出た場合でも理解できるまで指導してもらえます。その反面、逆に生徒に引っ張られてしまうというか?その子のペースになりすぎて「全く進まない」という状況になってしまうこともあります。

 

私の場合は、わざと前後の生徒さんの顔を見たり、他の子がどういう曲をやっているのか?が分かるように、同レベルの生徒さんの時間を前後にするなど、個人レッスンのデメリットを減らすように生徒さんの時間調整をしています。

 

ところが中には、他にどんな生徒さんがいるのかも分からないという状況の教室もあるようなので、この場合は、自分以外は分からないという面は出てくるでしょう。(これを良いととるか?わるいととるか?はそれぞれの考え方です)

 

最終的にはその子の性格、ご家庭の判断で。

 

各記事、内容は異なっても結論は同じになってしまいますが、

判断に良い悪いはないと私は思っています。

そのご家庭の判断が全て良いのです。くれぐれもご自身(ご家庭)が納得される教室選びをしてくださいね。

 

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