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指の動きの癖をしっかり直すトレーニング✌️
ピアノde幸せコンサルタントのMinnaです。
今回はピアノを演奏する時の「指の形」について説明をさせていただきます。
またいつものように同じ内容のYouTube動画がありますので、その動画をこの記事の最後に貼り付けておきますので、ぜひそちらの動画も参考になさってみてください。
今回は、
1、指の形(マムシ指にならないために)
2、トレーニングする意味
3、実際のトレーニングのやり方
についてお話しさせていただきます。
動画では、実際に「一緒にトレーニングをする」という時間も作ってありますので、ぜひお時間を見つけていただいて、
一緒トレーニングできたらいいなと思います。
今回のトレーニングで使うものは、「洗濯バサミ」です。
テレビを見ながら、なんとなーーく暇な時間にでも簡単に出来てしまうトレーニングなので、ぜひやり方を覚えてくださいね。
初心者さんじゃなくてもマムシ指?!
初心者さんじゃなくても意外と多いのがマムシ指の方。
実は過去に音大でピアノを教えていらっしゃる講師の方からメールをいただいたこともあるのですが、音大ピアノ科の学生さんでさえも「マムシ指」の方が多いのだそうです。
その講師の方は、以前私が動画をアップロードしたものを見ていただいたようで、その動画でご紹介していたトレーニングで、学生さんたちの指の状態が改善されたというメールをいただいたことがあります。
その時のやり方と、今回ご紹介する洗濯バサミを使う方法は、基本的には同じ動作をするものです。
以前にご紹介したものよりももっと手軽に出来ると思いますので、マムシ指で悩んでいらっしゃる方は、をご紹介していたの洗濯バサミを用意して頂いて一緒に指のトレーニング(エクササイズ)をしていきましょう。
では最後までよろしくお願いします。
「洗濯バサミ」を使う簡単トレーニング
今回ご紹介するのは、洗濯バサミを使ったピアノの打鍵のトレーニング方法です。
「指の形を整える」。このまむし指でこの形の指に関しての動画は以前アップロードした動画の中でとても詳しく説明しているものがありますので、この下に以前ご紹介したマムシ指の記事も合わせてご覧いただけたらと思います。
用意するもの → 洗濯バサミ
洗濯バサミは、指で開いた時に「固い」ものはお避けくださいね。
バネができるだけ「柔らかいもの」を選んでください。
お子さんでも、大人の方でも指の第1関節が凹んでしまう人が実はとても多いです。
第1関節が曲がる・・・という指の状態なのですが、実は、私自身の指は凹まないのです。
セミナーに来られる方も、指が凹んでしまう人は多いのですが、私の指はなりません。
おそらく筋肉の反射が癖になってしまったので、もう凹まないようになってしまったのかもしれません。
子供の場合、指がまだフニャフニャしている場合が多いので、すぐ凹んでしまいますし、
大人の方でも指を凹ませたまま演奏されている方もとても多いので、その動きが癖になってしまって直らなくなってしまっている場合が多いようです。
第1関節が凹んでしまう人は???
柔らかい人、反対側にそっくり返ってしまう場合、写真のような状態になります。
無意識に自分がマムシ指であることを気づかないで演奏されていらっしゃる方も多いので、この際、一度、ご自身の状態をご確認くださいね。
私の場合、2の指だけは頑張れば第1関節を凹ませるという状態をなんとなく真似はできます。
2の指だけはちょっとだけ反対側に反るんですが、2の指以外の指は反らせることもできません。
実は、指が反ってしまうタイプの人でも、ちょっとした工夫で「反らないようにする」ことが可能です。
以下の2枚の写真は、同じように洗濯バサミを開くという動作をしているのですが、指の形が違います。
一見、同じ動作をしているように見えると思うのですが
写真1
写真1は、反ってないですよね?
そして、写真2は反っています。
写真2
このやり方なのですが、実は力のかけ方を変えているだけです。
洗濯バサミを開く時の力のかけ方を、左(クマ)の方向に向かわせます。
写真2のように「2の指の力」を洗濯バサミの「真下」にすると指の関節が凹んでしまうのです。
向こう(力の向きをクマの方)にすると、
関節が凹むように)ならないですよね
これを指、1本1本(トレニーング)します。
力の欠け具合は、(いちばん下まで)指をいちばん下で押す必要がないので
私はこの写真では(いちばん下まで行くように)やってますがここまでの力は不要です。
ほんのちょっと、ちょんちょんちょんぐらいでいいので「真下に押さない」でマムシ指にならない練習をしていきます。
第1関節が凹む状態を「マムシ指」というのですが、マムシ指にならない練習としてイメージは、
力をかける方向を写真のクマちゃんの方に向かって行く感じ。
指が痛くなったら絶対にやらないでくださいね。痛くなってやるのってとっても無駄です。
また使う洗濯バサミは、大きい洗濯バサミでもOKです。
ただ「バネが固くないもの」を選んでください。
ピアノの鍵盤は、そんなに重いものではないので指の力は本当は不要です。
ただマムシ指になってしまう方は、それだけで強弱のコントロールがつけられないなどの弊害も多く、とてももったいないので、
真下に力をかけるのではなく、指の先に力をかけるイメージを持っていただければと思います。
これは「筋肉の動き」ですので、指の動きを身体に染み込ませるだけです。
注意して意識したいこと
トレーニングをするに当たって、意識してもらいたいところについてお話しします。
関節が凹んでいない指と関節が凹んでいる指の話を前述しましたが、
いちばんやって欲しくないのは、指全部を開いたまま練習することです。
せっかく関節が凹んでない状態でも「指が開いていた」ら、完璧に指が力んでしまいます。
最初は仕方ないので、最初の段階では他の指を握っちゃってもいいです。
1と2の指で練習する場合、他の指を握れば、指全体の力を入れることが難しくなるので、この場合、3、4、5の指を握ってしまってこの状態で練習すると、親指と人差し指だけ使えます。
こういう練習の方が良いかと思います。
指を開いてしまって指をピーンとしてしまうと、洗濯バサミを使うトレーニングもとても難しくなります。
指全体が力みっぱなしになって「脱力できなくなってしまう」ので、使わない指を丸めてしまいましょう。
もし、これが「出来ない」と思ったら、「出来きない」というだけで全然構いません。
練習していれば少しずつできるようになってきます。
また、できれば(手の甲の関節の部分)の山が出るといいですね。
手の甲の「腱」を意識しましょう
もう1つのポイントをお話しします。
指を真下にすると手の甲の線(腱)が出なくなります。
指を真下に押した時に腱というか?指の骨の筋みたいなのが表面に出てきません。
ところが、前に進むように押すと線出るようになります。
説明させていただいている動画では、見づらいですが「腱」が見えています。
鍵が出ると言うことは、この指の筋肉の内側ではなく、外側の筋肉が使えてるということなリます。
内側の筋肉しか使えてない動きの場合は、腱が出ないのです。
この腱が出るかどうか?
手の甲の線(腱)がはっきり見えてきたら、ちゃんと自分が出来ているなっていう目印になります。
5の指はこの方法はやる必要ナシ
最後に、お伝えしたいことは5の指に関してです。
5の指(小指)にはこのトレーニングがやらない方が良いです。
5の指はちょっと使い方が違うのでこれはあくまでも2、3、4の指の練習方法です。
5の指は「1の指と5の指で押さえる」トレーニングをすることに意味がないので、5の指はやらないようにお願いします。
以下の動画でもご紹介しています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日も応援しています。
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