目次
全国民から良い先生と思われる先生はいない。
今回は、「よいピアノの先生」とは?ということについてお話ししたいと思います。
あくまでも私の独断?勝手な偏見もあり・・ですが、「この良いピアノの先生という論議は、はっきり言って意味がない!」というのが私の意見です。
今まで書いてきたこちらの記事もお役に立つかもしれないので、よろしければこちらも合わせてお読みくださいね。
お月謝が高いから良い先生とは限らない、お月謝が安くても良い先生を見つける方法がある。
「良いピアノの先生の論議」に意味はない
常識的に考えて、もしここに100人の生徒さんがいたとします。
そしてここにピアノの先生が2人いたとします。
そのうちの一人の先生(仮にα先生とします)のことを、その場にいる100人の生徒さん全員に対して、「α先生をいい先生だと思う?」と聞いた場合、その100人のうちの何人が良い先生だと答えるでしょう?100人全員というのは、まずあり得ないでしょう。
たとえば、
Aちゃんにとって良い先生でも、Bちゃんにとって良い先生だとは限らないし、Aちゃんにも、Bちゃんにも良い先生が、Cちゃんに良い先生とは限らない。
じゃぁ、どうすればいいの??という人のために..
ウチの子( or 自分自身)にとって、
良い先生だと思う先生 を見つけ出せば良いのです。
そのお子さんのピアノ人生が、幼稚園の年中さんから始めて中学2年までの10年間、いやそれ以上、高校生までだったとしましょう。
その子が幼稚園生のときに、良かった先生は、小学校高学年になっても、良い先生とは限らないし、
もっと言ってしまえば、その子が中学生、高校生、いやいやもっとそれ以上になった場合、その先生がずっと良い先生でいられる確立はかなり低くなってくると思うのです。
普通の教育(ピアノ以外の)を考えると、幼稚園には、幼稚園の専門の先生がいて、小学校には小学校教員、中学には中学校教員がいるのと同様、ピアノの先生にも、得意不得意分野というか???得意としている年齢層があるのです。
その先生が、得意としている年齢層は、先生の性格も大きいのですが、子供を生んで育てたことがある人(先生)、子供を生んだ経験がない先生、大人の方を得意とする先生、お年寄りを得意とする先生など、先生のタイプはさまざまです。
そして、その得意、不得意な年齢層というのは、その先生の経験で培われるのではないかと、私は思っています。
なんでもそうですが、経験が多ければ多いほどその技術は上達します。
教え方も同様で、幼稚園の子に教えた経験が多い先生は、幼い子が興味をもつこと、こうすれば、これは理解できるだろうなどの工夫を数多くできるのです(じゃない先生もいないとは言いませんが…)
私自身に関して言えば、入門、初級、初中級~中級(ツェルニー30番程度)までの生徒さんを引っぱっていくことにはソコソコ自信はあるのですが、、
それ以上、つまりツェルニー40番~50番以上の生徒さんを引っぱっていく自信は、あまりありません。
理由は? 簡単です。経験がないのです。(今後は分かりませんけれど…)
追記:2017.7月現在
撤回します。それ以上の方でも大丈夫ということが分かりました。
どんなに立派?有名?な先生でも最初は初心者です。
もちろん先生自身、その過程を通過していますので、出来ないということはないと思います。
でも、人間サンプルが自分自身だけしかないので、「こういう場合、こうしたら.…」の経験不足は否めません。
でも、自分を含めて、先生たちのフォローをするワケではありませんが、誰でも(命を預かるお医者さんだって)、初心者を通過して、ベテランになるのです。
つまり、先生たちも、日々成長しているのです。
その時に、苦手だった指導が、1年後には得意になっているかもしれないし…
じゃあ、今回のタイトル「良いピアノの先生の捜し方」とは、の結論は???
答えだけ言うと、自分が(生徒さん)がその時期に「いい先生だなぁ..」と思ってしまえば、それは、よい先生なのです。
逆に、評判の悪い先生がいたとしても、その先生のことを、1人でも(の生徒さんでも)、「この先生は良い先生なの」と思っている生徒さんがいるとしたら、
その生徒さんにとっては、「良い先生」になるのではないでしょうか???
なので、先生を選ぶ際には、お友達や、周りの話に振り回されず、
お子さんならお母様や保護者の方が、自分自身であれば、自分自身が納得できる先生を捜すことをオススメします。
そして、距離やお月謝といった条件も、もちろんでしょうが、先生と生徒さんとの相性もとっても大切な要素になります。
単に、「噂」に振り回されるのではなく、体験レッスンなどでその先生自身と会ってみて、
自分自身の感覚を大切にして、「この先生なら…」と思える先生を見つけて下さるのが、ベストな方法じゃないかと思います。
年齢やスキルに合わせて先生を変える
また、他の記事にも書いていますが、お子さんの年齢にあわせて先生を変えていくというのも一つの方法です。
ですから、「今の先生をやめてはいけない」と固執せず、その生徒さんが、音大を目指したいと思った時期や、作曲やアレンジをやってみたい。。。と思った時期に、
そういう専門の先生を捜すなど、お子さんの様子をみて、柔軟に対応するのが最良の捜し方なのではないかと考えます。
皆様の希望にあった先生が見つかることをお祈りしています。
<まとめ>
噂や情報に振り回されず、自分自身が良いと思った先生が「あなたにとっての良い先生」である。
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