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ピアノの基礎・基本は大事、でもいちばん大事なのは「自分が納得」。
今日は「ドレミファソの弾き方に決まりはない、自分が納得できるやり方を採用しよう!」というテーマでお話ししようと思います。
どういうことか?ということを、もうちょっと具体的にお話ししていきますね。
たくさんあって分からない。どれが本当の「ドレミファソの弾き方なの???」
YouTubeなどで「ドレミファソの弾き方」とか、「・・・を上手に弾くコツ」「手の動かし方」どいう動画がたくさん溢れています。私がやっているYouTubeチャンネルもそのひとつです。
「ドレミファソの弾き方」というタイトルだけで検索してもものすごくたくさんの動画がヒットします。そしてそのやり方を見ると色々なやり方があって初心者の方からすれば、「どれが本当のやり方なの?」と思ってしまうかもしれません。
私の場合は「鍵盤の手前側を演奏する」ということを提唱しています。この演奏方法は私の場合は自分がショパンの曲を何曲か弾くようになるまで知らなかった演奏方法です。それまでは、手の形のまま演奏するように教わっていたし、それを実行していました。
途中で、ショパンはその時点での自分の演奏方法ではうまく弾けない!!と思った時に、今の先生にその事実を歌えて「ドレミファソの弾き方」を教えてもらったのです。
その時点で私は先生としてもう既に10年以上は経過していましたし、それまでの自分が知っている知識を生徒に教えていましたので、それまでの生徒に対しては「手の形を意識して弾くように」ということは指導していましたが、「鍵盤の手前を弾くように」ということに対しての指導は一切してきませんでした。
YouTube動画の中には「ドレミファソ弾き方」の動画がたくさんあって、
- 手首をドアノブを回すように回して弾く方法
- 「手の形に合わせて弾く弾き方」→ ひらがなの「この字」の上のカッコ「( 」の形
- 「鍵盤の出来るだけ手前を弾く弾き方」 → ひらがなの「この字」の下のカッコ「 )」の形
この1と2は逆行するやり方だと言えます。
指導者の考えで、「その人にあったやり方」を伝えている場合もある。
私は、3番の方のやり方を初心者の生徒さん、幼児や子供にも教えています。
1番と2番は間違えなのか??? いえいえ決してそんなことはありません。
色々な考え方がありますし、その先生、もしくはその人がどういうツモリでその動画をアップロードしているのかは私にはわかりません。(わかるのはその動画をアップロードしている人しかいないので)
ただ色々な考え方を推測することはできます。(あくまでも私の推測(私の中の事実)です)
なぜドレミファソの弾き方だけで、色々なやり方が出てきてしまうのか?
- 1と2のやり方は何十年以上も前から日本に伝えられてきたやり方である。(事実)
- 初心者、入門者、幼児、子供に3のやり方を教えるのは、ものすごく手間がかかる(事実)
- 3のやり方は高い指導スキルを求められる(相手が理解してくれるか?内容も難しい)(事実)
- 3のやり方を知らないピアノの先生はたくさんいる(以前の私もそうだった) (事実)
- 指導者が3のやり方を知っているが、その人に合わせた指導ということで1と2を選ぶという考え方もある(事実)
今思いつきませんが、まだ考えられる要素はあるかもしれません。
ただ、私の中の事実だけを言えば、私自身が『「鍵盤の手前を弾く」というやり方をかなり上のレベルになるまで知らなかった』というのは事実です。
そしてその一方、私が今師事しているピアノの先生はもうすぐ70歳になる方ですが、その先生が子供の頃には「鍵盤の手前を演奏する方法」を教わっていたというのも事実です。
もう1つ気になるポイントは、(私が自分の先生に対する悪口を言っているわけではありません)、私の先生ですら、私が基本のドレミファソの弾き方で「根っこ・基礎の部分に欠けがあるのかも?」と気づいて下さらなかった(私が自分で気づいて自分から申請した)」のも事実です。(かといって、私は今の先生のところを離れるツモリはありません。なぜならその先生からまだまだ吸収したいテーマがたくさんあるのは事実だからです。)
大人の独学ピアノの場合、何を選べば良いのか???
一言で言ってしまえば、自分が納得するものを選ぶしかないと思います。
独学ピアノの良いところは先生がいないということです。全て自分で選べば良いのです。物事には色々な捉え方があります。
例えばコインの表と裏のように。コインの表を良い、裏を悪いと思う人もいるでしょうし、別に「表裏」に良い悪いないんじゃない?と思う人もいるでしょうし、もっと言ってしまえばコインの横(薄い部分・コインを立てて置いた時に上から見る感じ)からその面を見る人もいるかもしれません。
私の場合は、それが良い悪いとは思わない・・・ それは表なのね、裏なのね、という感覚です。
どれが良いでも悪いでもなく、自分が自分の意思で選ぶ。
これが独学ならではのメリットでもあるので、ご自身が納得されるものをチョイスされるのが良いと思います。
(また長くなってしまったので、この続きはまた追い追い・・・)
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