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あなたは効率の悪いピアノの練習をずっとしていませんか?
今回はピアノの練習について「無駄な練習をしていませんか?」というお話をしようと思います。
子供の場合は理屈が分かっていない場合があるので「とにかく回数をやってね」という指導をする場合がありますが、大人の方でしたら「目的をしっかり持っった練習」をしていただくと練習の成果が目に見えるようになってきます。今日はこの話をもっと具体的にさせていただきますね。
「無駄なレッスン」を2年間も続けていた友人の話
今からしようとするお話はピアノの話ではありません。でも、ピアノにも共通しているお話なので、しばらくお付き合いください。
内容は、スポーツジムでウエストを細くしたり美しい身体の線を作るために行われているボクササイズというトレーニングレッスンを受けていた友人の話、実話です。
彼女の場合は、ボクササイズのレッスンを2年受けていたのですが、ある日、ある1つのエクササイズを自分が間違えていることに気づきました。
そのエクササイズとは「腰をヒネってウエスト部分に負荷をかけてウエストを細くする」という目的を持ったエクササイズだったのですが、彼女は、「ただ腰を回していただけで、ウエストに負荷をかけていなかった」のです。
どういうことかというと、見た目は同じ動作のやり方なのですが、ウエスト部分がキツく感じるように動かなければ意味がないエクササイズなのに、彼女は形だけしかやっていなかった。それも2年も。つまり振り付けというか?盆踊りというか?形だけを真似しただけで目的を達成したエクササイズになっていなかったというのです。
言っている意味、伝わりますでしょうか?(伝わると良いのですか・・)
手の運動じゃなく、覚えなければ意味がない。
この話も本質的な中身は全く同じなので、もうひとつのお話をしますね。
これは娘が中学校の時の話なのですが、英語の宿題で「英文の13行書き」という内容の宿題がありました。
生徒たちは、必ず毎日の宿題として1つの英文を13行分書いて提出しなければならないというものでした。それをやるときに先生たちは「これはね、手の運動じゃないのよ、覚えなければ意味がないんだからね」と言っていたそうです。
こっちの話の方がわかりやすいかもしれませんね。
同じ作業(動作)だけれども、ちゃんと目的をわかってやっているかどうか?ということを伝えたいのです。
ピアノの練習も目的を持ってやると短時間で腕が上がる。
ピアノの練習も上記の2つの話に通じるところがあります。
- ただ回数をやっただけ
- 今日はこの目的を達成しよう
1の練習と2の練習では結果が大きく変わってくるのです。
毎回の練習でも、「今日はこれをここまでできるようになったら終わりにしよう」とか、今週は「これをマスターしよう」などと言った目的を自分で作って練習するようにすると無駄な動きが減り、短時間で上達するようになってきます。
毎日の目的は何でも良いです。
その日は「この1小節の指の動きを覚えよう」とか、あまり難しくなくて自分がクリアできそうな課題を自分に与えるというのが良いと思います。
日々の練習も目的を持ってやるようにすると、達成感も味わえるし、その達成感を積み重ねることで「自信」もついてくるようになってきます。
ぜひ日々の練習に「目標を持つ」というエッセンスを付け加えてみてください。
きっとあなたの練習が効果的に変わるはずです。
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