演奏家 ボディ&マインドコーチのSayaka です。
今回は、
ピアノ演奏の時に気が散って集中できない時の対処法
というテーマでお送りしたいと思います。
・
演奏の時に
・頭が真っ白になる。
・演奏に集中できなくなる。
・他の人の視線が気になる
など、演奏の時の集中力に関しては、
みんなのピアノのピアノ塾のマインドセットプログラムでも
受講生の方からよく出るテーマの1つでもあります。
興味のある方はどうぞお付き合いくださいませ。
目次
サーフィンを通して学んだ自然の摂理
ピアノ演奏に限らず、
私たち人間は頭でわかっていても、
ついつい過去の失敗や他人からの評価を気にして
感情的になってしまうことがよくあります。
・過去に起こったこと
もしくは
・これから起こるかもしれないという
「自分で作り出した幻想」
これらに囚われすぎてしまって
「今」を楽しめなくなってしまうのは、少しもったいないような気がします。
・
ピアノの話ではなくて恐縮なのですが、
私は普段サーフィンをしています。
海の波というのは自然界で発生したエネルギーです。
乗ろうと思っても乗れない波もありますし、
・
たまたま自分が良いポジションにいたので
うっかり乗れてしまった… というケースまで、
自分の努力や実力以外の不思議な引力とでも言いましょうか?
自力以外の働きかけを感じる機会が多いのがサーフィンをしている時です。
サーフィンをしている中でも
「ああ〜あの波乗りたかったな!!!」 と乗り遅れた波のことを悔しがることも当然あるのですが、
「乗れなかった波のことは考えてもわからない」というのが本当のところです。
ピアノにも当てはまる?将来のことは分かりようがない!
この感覚はピアノだけでなく、
人生全般にも同じようなことが言えるのではないでしょうか?
例えば「あの時◯◯していればよかった…」と過去に起こったことを後悔したり、反省したりすることは
*今後に生かす
という意味では悪いことではないと思います。
しかし程度によっては、
過去に縛られすぎて心や体が窮屈な状態で、
今もなお過ごし続けていては、あなたの人生の時計の針は止まったままです。
その一方で、将来的に人生で起こる様々なことの中でも、
努力や根性とは無縁でひょいっと気軽に乗れてしまう事や縁もあります。
「ピアノ演奏」それは”今の音色”を味わうこと
あなたは 演奏しているその時点でご自身が出している音色を味わいながら
最高に素敵な音を出していますか???
私自身、過去にダンスのコンペティションに出ていた時には、
その時点で自分がうっとりできるような踊りができていなかったかもしれません。
そして過去を後悔したり、悔しがったりすることも勿論ありますが、
過去の選択が少しでも違うものになっていたら?
今の自分をはじめ、出会いや体験すべてが違うものになっているでしょう。
それはそれで見方によっては面白いかもしれませんが、
目の前に広がる自分の現実を味わうことに
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「今を生きる(味わう)」
という醍醐味があるのではないでしょうか?
過去を振り返ることを否定しているわけではありません。
過去があるから「今」につながり、そ
れがまだ見ぬ未来に繋がっています。
何事も囚われすぎてしまうと、それはやがて「執着」となり、自分自身の首を占める結果となってしまいますね。
思考は「過去」か「未来」にしか存在することができない
もしこの記事をお読みの方で
演奏している時点での自分のピアノの音に意識が向かず、
過去に失敗した経験や
これから起こるかもしれない人からの評価に囚われすぎてしまい、
それが「今」のピアノ演奏に影響しつづけているのであれば
「思考に支配されている状態」
と言っても良いのかもしれません。
あなたの耳は瞬間の音を捉えていますか?
私たちの思考、つまり「考える」という行為は
「過去」か「未来」にしか存在することができません。
一方で「感じる」という行為は「今」に属しています。
あなたは、あなたが奏でるピアノの音の1音1音をしっかり聞いて
今という現実の中でその音を響かせているでしょう
過去や未来に囚われすぎて心がお疲れ気味の方は
是非「感じる」ということを思い出してみてください。
自分の奏でているピアノの音に耳を傾けること、
これも「耳で今の音を感じる」という重要な行為になります。
もし、ピアノの音をよく聞くことに集中できない場合は、
「感じる体験」としておススメなことがあります。
ピアノ演奏、気が散って集中できない時の対処法とは?
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それは、‟自然のある場所“へ赴いてみること。
実は、つい先日、大阪でのプチセミナー終了後に
Minna 先生と嵐山へ行き、
川の渓流や竹林、そして自然の中での散歩を堪能してきました。
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最近話題になっている「森林浴」という言葉もよく耳にするようになりましたね。
あなたもぜひ あなたの五感を使うようにしてみてはいかがでしょう???
・
思考(考え)に囚われている時には、実は五感が使われていないのです。
感じている方に意識が向けば、音も良く聴き取れますし、
自分の響きも振動として捉えられるかもしれません。
あなたの五感が研ぎ澄まされていけば、いくほど…
あなたは「今」に存在することができ、「生きる」醍醐味を味わうことができるようになります。
Minna先生からの受け売りになってしまいますが、
ピアノの上達=ピアノにずっと向かって練習すること
というイメージになるかもしれませんが、
実は、自然の音に耳を傾ける・・・・
こんなことが 耳のスキルをグン!とあげたりするようです。
・
普段忙しくされている方ほど「生きる」という言葉について掘り下げることはなかなか無いかもしれませんが、
自然界には至るところに「生きる」を感じるメッセージが隠れています。
つまり、今を生きる→今を感じる→今その瞬間の音に集中する!
こんなことが 思考にとらわれない
その時点でのピアノの音色に集中できる!ということになるのです。
あなたの心の時計が「今」を指す時…
きっとそのメッセージに気がつけるはずです。
この記事が誰かのお役に立てれば嬉しく思います。
あなたがピアノで幸せで入られますことを
いつも応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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