ピアノのレッスンでのマル(合格)の意味と基準

ピアノレッスンでの曲の合格の基準って何???

 

ピアノde幸せコンサルタント の Minna です。

今回は、ピアノのレッスンにおける「曲の合格の基準」ということについてお話しさせていただこうと思います。

 

合格の基準は先生によっても大きく変わる!

 

これから書く内容は、あくまでも私(Minna)の個人的な見解(考え方)であり、考え方は人それぞれ、もちろん違った考え方を持って指導されていらっしゃる先生方も大勢いらっしゃいます。

どれが良い、どれが悪いということではなく、あくまでも私(Minna)はそういう考え方で、生徒さんの合格の基準を決めているということで読み進めていただければと思います。

曲の合格の基準というのは、何も基準がありません。

「先生がマルにしましょう!」と言ってしまえば「マルになってしまう」のです。

私も教え始めた頃は基準がわからずに、形だけ出来ていればマル(合格)をあげていたのは事実です。

ところがその方法だと、その生徒さんがずっと私のところに通ってきてくれている間は良いのですが、その生徒さんが他の先生(他の教室)に動いた時に、

「あれ?これ習っていない」

「音の聴き方って何??」

「丸い音、硬い音って何?」

「音符が読めない」

ということが起こるということに気づきました。

 

なぜ「この事実に気づいたか」というと、逆パターンが多かったのです。

つまり、他の教室から動いてこられる生徒さんで、

「あれ?これ習っていない」

「音の聴き方って何??」

「丸い音、硬い音って何?」

「音符が読めない」

 

という生徒さんが多かったと言うわけです。

そして私自身は、生徒さんにこのパターンを
やってはいけないと痛切に感じたのです。

合格(マル)の基準は生徒さんの状況によっても違う

 

合格の基準は、前掲の「先生によっても違う」という基本的な考え方はあるとしても、実は、生徒さんそれぞれに個性がありますので、その場、その都度、その合格の基準を変えるしかないという場合もあります。

今のその生徒さんなら「このレベルは出来るだろう」という予測がつきますので、その生徒さんに合わせた合格ラインというのを決めています。

その一方で、その生徒さん自身でもこのテクニックは得意、このテクニックは苦手と言った得意不得意も出てきますので、

例えば、苦手なものを長く課題としてやっていただいた場合に、「ピアノが嫌になってしまう」という可能性もあるわけです。

特に、始めたばかりの小さな生徒さん(幼児)の場合は、あまり深く求めても「理解できない」のですから、

形だけが出来ているという状態でも、合格(マル)にしてしまう場合もあるのです。

この場合、その生徒さんが同じ教室(私のところに)通ってきてくれている場合は
先生の立場のわたし自身が、その生徒さんのことをフォローできるのですが、

引越しなどで教室が変わった場合に大きな落とし穴ができてしまうということもあります。

これについては以前、記事としてまとめてありますので、こちらも参考になさってみてください。

ピアノ教本の使い方、罠と落とし穴(動画あり)。

大人の生徒さんも初心者の場合は掘り下げられない?

前項では子供の生徒さんの話ばかりをしましたが、実は大人の生徒さんも同じです。

初心者で始めたばかりの生徒さんは「形」から入ります。

音がまだ聴き取れない段階である場合、「音が鳴っている→弾けている」と思ってしまうのですね。

そして、同じ曲を長くやる「あきてしまう」のです。

指導者の立場からすると「全然出来ていない」と感じるのですが、
本人が「出来ている!」と思っているのですからこれ以上はどうにもなりません。

 

本人が「気づいてくれる時」を待つしかないのです。

こういう場合、「とりあえず合格」としてマルにしてしまう場合もあります。

ただ、私の場合は、大人の方であれば、なぜ「とりあえず」なのか?という理由をご説明するようにしています。

お子さんの場合はお母様に説明しますが、当の本人が理解できる内容かどうかは不明です。

お子さんの場合ですが、大概の場合、ある学年になって「あの時、こうだったよね? でも、今、これについてどう思う???」と話をすることで本人が気づいてくれる場合もあります。

 

曲に終わりはなく、全てが「とりあえず合格」を知ると・・

 

曲には終わりはありません。

そのことについては過去の記事でも紹介していますので、参考になさってください。

ピアノ曲が仕上がらないのは当然のこと、実は終わりがないのです。

「曲の合格(マル)」の基準について、大人の方にわかりやすく伝えるにはどうすれな良いのか?ずっと考えていたのですが・・

例えば、「大学受験」「高校受験」の勉強に例えられるのかも???という気がします。

受験勉強には「終わり」がありません。

基礎学力の上に、応用問題などが積み上がっているイメージだと思います。

例えば、足し算がマスターできていない段階で、足し算の応用問題をたくさんやってもらう・・・というのは生徒側からすれば負担以外の何者でもないわけです。

今、躓いているこの練習問題を、とりあえず一旦切り上げて、別の問題を解いている間に実力がつくということもあります。

なので、今はとりあえず「合格」にしてしまう。

そういう感覚です。

(伝わりますか???)

 

英会話の勉強に置き換えると・・・???

 

ピアノを教えていてピアノの学習というのは「英会話の習得」とすごく似ているな・・・とすごく感じます。

英会話は、基礎だけでも英会話は成り立ちません。

いくら英文が書けても読めても、海外旅行でのコミュニケーションはできないのです。

逆に耳が良いだけでは??? 音が聞けて相手が言っている内容がわかっても、自分で英語で質問することができなければ「会話」は成り立ちません。

ピアノ演奏も全く同じに感じます。

楽譜が読めて音を出すだけでは「音楽」にはなっていません。

また音はわかるけど、その音が出せないとすれば、「音のコミュニケーション」は取れないと思うのです。

でも、中学生レベルの英語力でも海外に行って会話を楽しむ人もたくさんいます。

この会話を楽しむ→ 曲を弾いて楽しむ

という図式が成り立ちます。

英会話が下手でも海外旅行を楽しむ人はたくさんいます。

特に海外の人(日本人は少ないかもしれません)は、上手下手を考えずに、英会話を楽しみ、コミュニケーションを楽しんでいるのです。

ピアノ演奏もまさに同じ・・・と私は考えています。

そのため、同じ曲であっても

・初心者が演奏する場合と
・上級者が演奏する場合では

全く違う仕上がりになると言うのは、ご理解いただけるかと思います。

難しい曲を弾ける→ 実力が高いわけではない

 

うちの生徒さんでも、教え始めの頃や その生徒さんの年齢が低い場合は、

難しい曲を弾ける→ すごく上手!

と思ってしまう場合が多いようです。

ところが、

A.  初心者でも 難曲を弾いてしまう生徒さんもいますし、

B,,逆に かなりの実力があるのに 譜面面は やさしい曲ばかりを好んで演奏する人もいます。

わたし自身の場合でいえば、
難曲を弾くのはあまり好きではありません。

理由は、音が揃っていないとか?曲想がうまく表現できないとか?
弾くことによってストレスを感じてしまうからです。

その一方、うちの生徒さんでも
その汚い音に気付かない生徒さんもいます。

なので、人前でも平気でその曲を演奏できてしまうのです。

これは、良い悪いではなく、

そう言うパターンの演奏者と言うことになると思います。

私も指導者として、

音が汚く聞こえても、本人が気づいていない場合は、そのまま弾いてしまってもらうこともあります。

この場合は、本人の耳がまだ育っていないと判断できるからです。

合格の基準はあってないようなもの

 

ピアノ教本の合格の基準などについて私なりの個人的な意見をご紹介させていただきました。

教本の曲に合格した! 合格しなかった!

これには 本当に何の意味もありません。

強いていえば、合格したことによるモチベーションを保つことができると言うことかもしれません。

大人の方であれば、

ちょっとしたことで一喜一憂するよりも、

本当に素敵な音楽を奏でられるとか?

自分が癒されるとか?

そんなところに注目すると良いのかもしれません。

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