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ピアノ打鍵は「力ではなく速さ」の意味が理解できない・・??

ゴルフとピアノ打鍵の理論は一緒!


演奏家・ボディコーチのSayaka  です。
/

今回は、セミナー生コミュニティーの中で討議された内容をシェアーさせていただきますね。

コミュニティーの中には色々な職種の方がいらっしゃるので、同じ現象を捉える場合でも違った捉え方があり、

その捉え方が良いとか悪いではなく、理解しやすい方法で納得できれば良いなと思っています。

今回の内容は、文系、理解、スポーツの分野から同じ話題を掘り下げていますので、もしかしたら読者の皆様にヒットする捉え方もあるかもしれません。

お役に立てば幸いです。

打鍵は「力ではなく速さ」って???

✳️ 質問者:Mさん

Sayaka 先生から、「ピアノの打鍵とゴルフは一緒」というお話がありました。
私もゴルフ経験はないです(^_^;)

「制止しているものを打つ
ゴルフとピアノは全く同じ原理」
「球技も全部一緒」
なるほど~~!!と思いました。

自分から発生した力を上無駄なく球に伝えるということでしょうか。

ただ、経験がないので想像しかできないのですが、
距離の違いが出るのはなんとなくわかる気がします
でも、打球音も違うんですね~。。。

✳️進行:Sayakaより

ゴルフのクラブを振って、ゴルフボールに当たるとボールが飛ぶイメージはできますか?

あれ、本当面白い具合に力んでいるとぜんぜん!飛ばないのですよ。

つまり「力」ではないということです。

つまり

「自分から発生させる力」

は不要ということです🌟

自分から発生させる力によって飛距離が変わるとしたら、

ムキムキマッチョマンがゴルフが上手くて、女性が不利ってことになりますよね?

ゴルフのボールが飛ぶ原理と、ピアノの打鍵の原理は角度の違いで一緒だと思います。

✳️ 質問:Mさん

すみません💦

「ちから」と「速さ」の違いをもう一度説明していただいても良いでしょうか。
初歩的な質問ですみません💦

(ゴルフ)クラブを速く当てれば球が遠くに飛んでいくのはイメージできるのですが、
速く振るには、力の発生が必要・・・ではない、ということですよね。

あるいは、球が飛んでいくエネルギーはどこから来たものなのか?

今更で本当に申し訳ございません(・_・;)

自分から発生させた力とは???


✳️ 進行:Sayakaより

「自分から発生させた力」

この解釈、私一瞬迷ったのですが、

クラブを振るという行為の元は自分の力だと思いますが、クラブ自体は物質なので力んだり、柔らかくなったりしないですよね?

あくまで物です。

物を動かす動力の元は自分ですが、私自身はゴルフボールに触れているわけではありません。

ここまで大丈夫でしょうか?

ゴルフもピアノも「ちから」と「速さ」以外にもうひとつ、
この「ちから」と「速さ」に影響するものがあります。

皆様、これが何だかわかりますか?



答えは重力。

もしかしたら質問:Mさんの思う「ちから」はこのニュートンのゆりかごで言う、最初にボールを指で動かす力だという解釈ですか?

✳️ KWさんの回答

なかなか言葉で表すのは難しいですが、指で「ゆっくり、ぎゅーっと」押しても強い音は出ないけど、脱力した指をすごいスピードで鍵盤に当てると強い音がでると思います。

✳️ KGさんの回答

力より速さが大きなエネルギーを生むという意味だと、空手の瓦割りとか?でも、脱力とは関係ないように思えますが…ちょっと方向違いますかね💦💦

✳️ YDさん

 

理系の人向けに・・・

運動方程式は

ma=F(質量と加速度をかけたものが力)

です。

鍵盤に大きな「力」を受けると大きな加速度が発生し勢いよく鍵盤が動きます。
また、打鍵するときの指の質量が同じだとすれば加速度が大きいほど大きな力が発生することになります。

したがって、力任せにたたきつけるより、速度をもって打鍵した方が、打鍵の瞬間には大きな加速度が発生し、大きな「力」が鍵盤に作用し、それが鍵盤の加速度につながります。

✳️ HTさん

よくわからないのですが、ダルマ落としの、あの感じですか(・・?

✳️ HRさん

YDさんの物理に追記させていただくと、

運動量保存の法則と
エネルギー保存の法則
ですね。

ビリヤードのキュー(棒)が鍵盤で、
玉がハンマーだとしたら、

鍵盤を押し続けることは「飛ばした球」を「キューで押し続ける」こと、
って、難しくて出来ませんね。

バケツの水はどうすればこぼれない???

 


✳️ 進行:Sayaka より

 

回答頂きましたみなさまありがとうございます💕!!!

まだまだ募集中ですので、これもそうかも?というのがあればコメントくださいね👌

まだいまいちピンっ?とこない方は違う切り口からイメージ体験してみましょう。

✨💍✨✨💍✨

バケツに半分ぐらい水を入れます。

そのバケツの中の水

できるだけこぼさないように、腕を下から上にぐるっと1周回します。

どの回し方が一番バケツの水をこぼさずにいられるでしょうか?

1.終始腕にグーと力を入れて回す

2.ゆっくりこぼさないように丁寧に回す

3.ぶんっと一瞬だけ勢いをつけてあとは遠心力にまかせる

 

質量と加速度をかけたものが「力」

 

✳️ Sayakaより

今までの議論をまとめてみると・・・

質量と加速度をかけたのが力

ここで定義される質量とはピアノの場合...

質量=腕の重み

加速度=速さ

力=音量

腕の重みを最大限に速めるためには、先ほどのバケツの話に通じています。

さらにバケツの話はローリングに通じている部分です。

では鍵盤に手をおいた状態で、一気にだらーん❗️と力を抜けば

ジャーン❗️という音は出ますよね?

物理としてピアノをとらえた場合、それで解決するかもしれませんが

芸術や表現として捉えた場合、それで解決はしないかもしれません。

となると、、、

速さをコントロールするための何らか「ちから」は必要という話にはなります。

【ピアノの場合】

腕の重みをコントロールする

鍵盤に伝わる速さが変わる

音が変わる

そして「みんなのピアノ」のセミナーではこの

腕の重みをコントロールするために必要なこと

をお伝えしております。

このような目線で動画を見直してみたり、ピアノに触れてみると新しい発見もあるかもしれません🌟❤

≈♬≈♪≈♬≈♪≈♬≈♪≈♬≈≈♬≈♪≈

上記、セミナー生コミュニティーでのやり取りをご紹介させていただきました。

皆様の演奏の何かしらのヒントになれば幸いです。

あなたがピアノで幸せでいられることをいつも応援しています。

Sayaka でした。

 

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10 件のコメント

  • ゴルフやビリヤードとピアノを比較した説明は、多角的な視点で物事を考えらるので、非常に面白いと思いました。概ね理解できたのですが、1つ疑問点がございます。

    実際のピアノ演奏を考慮すると、「腕(指)が鍵盤を打鍵をするまでの時間」は「ゴルフクラブがゴルフの玉を打つまでの時間」よりはるかに短いので、厳密には両者の理論は同じにならないと思うのですが……その点はいかがお考えでしょうか?

    例えば……
    ここでは、運動量保存の法則も上げておられますが、それと力積をセットにすると、簡易的に考えれば以下の式が得られます。
    Ft = mv (初速v0 = 0の場合)

    この式からわかることは…
    1. 質量mを動かす時間tが長ければ、力Fが小さくても速度vは速くなる
    2. 質量mを動かす時間tが短ければ、力Fが大きくなければ、速度vは速くならない

    ということです。ゴルフの場合、「ゴルフクラブがゴルフの玉を打つまでの時間」に制限はほとんどないので、打撃時の腕全体の速度を速くするために、その時間tを十分に長くできる、つまり、そのために使われる力Fが小さくても済みます(そのため、ゴルフの場合は重力を利用したスイングで十分)。

    一方ピアノの場合、実際の演奏では「腕(指)が鍵盤を打鍵をするまでの時間」は非常に短いので、仮に、打鍵時の腕(指)をゴルフのスイングと同じ速度vにしたければ、力Fを十分に使わなければなりません(そのため、ピアノの場合は、重力を利用した打鍵では不十分なことも?)。

    この話をビリヤードに置き換えれば、「キューが玉を突いている時間」は非常に短いので、玉の速度vを上げたければ、その突く力Fを十分大きくしなければならない、ということです。

    まとめると、私が気になっているのは「ピアノの場合、打鍵時間を短くするためには(実際のピアノの演奏に近づけるには)、場合によっては重力だけでは足りず、やはり力Fが必要になってくるのでは?」ということです。この点、いかが思われますでしょうか?

    ちなみに、ご理解されていると思いますが……以下の2点は物理を扱う際、よく間違われるのでご注意いただければと思います。ここを誤ってしまうと、その後の考察に大きな誤りが生じてしまうように思います。
    1. 「質量 ≠ (腕の)重さ」
    ma = Fのmは、質量(地球だろうが宇宙だろうが不変のもの)であり、重さ(= 質量 x 重力)ではありません。実は、打鍵の力Fが変わるのは、腕の重さが変わるからではないです(重さ自体は重力が変わらない限り変わらない)。
    2. 「加速度 ≠ 速さ」
    質量mの速さvは加速度aに(Fがかかっている間の)時間tをかけます。つまり、v = atです。加速度aが一定の場合、時間tが短いと十分な速度vが得られない、というのはここからもわかります。

    • リトピ様

      いつもありがとうございます⭐️
      以下、簡単にお返事だけですが・・

      >ゴルフ・・・厳密には両者の理論は同じにならないと思うのですが……

      はい、その通りだと思います。

      私も他の人に伝える場合に、相手の感覚にわかりやすいように・・と思い、
      相手が経験しているかもしれない動作を例に挙げることがよくあります。

      相手が納得してくれるようにという配慮ですので、
      もちろん厳密には違いますが、
      そのあたりの言及は触れないでいただけると助かります(^^;

      >やはり力Fが必要になってくるのでは?」

      はい、これもその通りだと思います。

      ただ、残念ながら私自身のことを言えば理系の方の理解の方法が全く理解できません。

      (脳の構造が全く違うのだと推測しています)

      自分の身体の中の感覚的な事実をお伝えしている状況です。

      また私自身は研究者でもありませんので、詳細の言及は避けたいという部分があります。

      ただし、私の体感的な事実として、
      速さに関しては以下の情報のような側面があるような感覚はあります。

      さらに ピアノの違いによる(構造による スプリングの精度の違いなど)も
      かなり影響してくるのでは???という気もしますが、

      そこまで「探求したことがない」ので言及できない状態ではあります。

      https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpa/12/2/12_KJ00004621902/_pdf/-char/ja

      余談ですが、

      こちらのメンバーの方で 理系の方にリトピさんのコメントを見ていただいたところ
      すごく興味深いとおっしゃっていました⭐️

      用件のみで失礼いたします

      • すみません、理系の話になるとつい熱くなってしまい……重箱の隅を突くつもりでコメントしたわけではなかったのですが、不快に思われてしまったら申し訳ありません。

        確かに、自身の感覚を伝える、というのもとても大事ですよね。この対話形式の流れはそこらへんの感覚が生まれる・得られる状況を上手に説明されていると感じました。対話形式での説明っていいですね!

        毎度非常にご丁寧なご返信ありがとうございます。余談の内容もとても嬉しいです。ただ、すみません、上記で貼られている論文と本件との関係性が、残念ながら私には理解できませんでした。。。

        • リトピ 様

          いえいえ全然不快にはなっていません。ご心配なく・・⭐️

          大人も子供も同じなのですが、
          全ての行動の内側には「納得」が必要だと考えています。

          なので 相手の方に納得していただくためには・・を常に考えてはいます。

          納得してくれるかどうかは相手のタスクなので
          こちらでコントロールできる範疇ではありませんが・・・(笑)

          いつもありがとうございます

          • いえいえいえ、こちらこそいつもありがとうございます。

            なるほど。確かにある説明に対して、相手が「納得」してくれるかどうかは、「理解」してくれるかどうかよりも難しいですからね。。。

            うーん、私はいつも「理解」に重きを置いているような気がしました。でも、我々人間ですから、「理解はできるけど納得したくない!」というのはよくある話ですもんね。……私の方もいろいろと考えてみます。

          • はい、「理解」していても「行動に結びつかない」というケースはとても多いです。

            自分自身、頭で理解していてもそれが行動に結びつかない場合も多いです。

            自分のことですが、
            こういった場合、脳が納得していないのだな・・・と思ったりもします(笑)

            人に伝える仕事というのは、

            「納得して行動してもらう」これが全てかな・・と思っています。

            ・・・・・・

            ところで、多くのピアノ弾きの方が 鍵盤を底まで押すという行為をしています。

            これ無駄ですよ・・と伝えているのですが、

            どうも納得できない方が多いようなので、もっと良い伝え方はないかしらと考え中です。

            何か良いアイディアがあったら 教えてください⭐️

            余計な つぶやきでした。

            いつもありがとうございます⭐️

  • すみません、返信が遅くなりました。
    「納得して行動してもらう」という考え、いいですね。私も頑張ってみます。

    ———-
    ピアノの鍵盤の底まで押す行為が無駄という点についてですが、もし私が教える立場にいれば以下の2つを紹介するかな、と思います。

    1. ピアノの構造
    2. プロは実際どう弾いているか

    まず、(1)の説明として「ピアノの弦を叩くハンマーは、鍵盤が底に到達する【前】に飛び出します。ハンマーが飛び出した後は、いくら鍵盤を押し込んでも・腕の重さをかけても、それは無駄な力になるだけで、ピアノの(弦の)音にはなんら影響しません。なので、鍵盤の底まで押す行為は無駄なんです。」という事実を理解してもらうことが先かな、と思います。

    もし、(1)で鍵盤の底まで押す行為が無駄ということに納得できない人たちがいれば、(2)として「ピアニストは、その構造を熟知していて、その無駄な力を極力減らすために、例えば和音を弾く時、打鍵して鍵盤が底をつく【前】に、自身の力を使ってその打鍵の勢いにブレーキをかけています(正確には、プロは、そのブレーキによって生まれる肘や手首の回転の勢いで打鍵している)。」という事実の説明を加えます。(確かこの弾き方は、書籍『ピアニストの脳を科学する』で紹介されていたと思いますので、もしお持ちでしたらそちらをご覧ください。)

    ここで全員に「なるほど、ピアニストがやっているなら、私たちもそれを意識してやらなきゃ!」という感じで最終的に納得させられたらいいなぁ、と考えました……が、きっと実際は相手に納得してもらうのは大変ですよね。。。

    • リトピさん

      詳しく書いていただきありがとうございます。

      リトピさんが書いていただいた内容は、
      実は、YouTubeやサイト、もちろんレッスンでも同じような伝え方をしています。

      なのでガッツリ理系の方でも、同じような伝え方をするんだ・・とちょっと嬉しく思いました(*^^*)

      ピアノ業界だけでなく、日本という社会が「自分で納得して・・」という文化を持っていないので
      なかなか難しいですよね・・

      でも、将来的には大きくて社会が変わることを期待して自分の活動を続けていくしかないですね。

      いつもありがとうございます

      • 私も、Minna様と同じような考え方をしていた、というのに安心いたしました。
        しかし、そのように説明しても納得されない方がいらっしゃるというのは……かなり手ごわいですね ^^;
        そうなると、何を信じて「鍵盤の底まで押し込む」動作をしているのか、というのが気になりますね。つまり、そこまで説明しても、「誰が何と言おうと(?)鍵盤の底まで押し込む方が絶対にいいんだ!」と強く思える理由がとても気になります。彼らに納得してもらうためには、アレコレ説明する前に、まずはその根本原因を解きほぐす必要がありそうですね。

        確かに、日本は「言われるがままに……」という風潮があるような気がします。特に偉い(肩書きのある)人の意見に流される人が非常に多いように感じます。

        社会が少しずつ良い方向に変わっていくよう、これからもMinna様の活動を陰ながら(?)応援していきます。

        こちらこそ、いつもありがとうございます。

        • リトピ様

          コメントに気づかず、大変失礼いたしました。

          >何を信じて「鍵盤の底まで押し込む」動作をしているのか、というのが気になりますね。

          多分何も考えていないのだと思います。
          くせ???という人が多いです。

          あとは私もそうだったのですが、昔(今もそういう先生もいらっしゃるようですが)、
          私が習った時には、ピアノの底まで押すということを先生から徹底的に指導された経験があります。

          そこまで賢い生徒ではなかったので、先生の言うこと=絶対合っている と思い込んでいました。

          今は、理屈を考えればわかるのですが・・

          そういう方も多いと思うのです。

          少しずつでもピアノ業界の流れが変わっていけば・・・と思います☆

          いつもありがとうございます

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