ピアノ鍵盤の手間を弾くようにすると楽に音が出るようになる仕組みを知ろう!
そういえば、このピアノを弾く時にできるだけ「鍵盤の手前を弾いたほうが良い」というテーマについて、動画では何回か説明させていただいていたのですがブログの方でご説明をさせていただいていなかったことに気づきました。(汗)
今回は、動画レッスンも見て頂きながら「なぜ手前を弾いたほうが良いのか?」ということについてご説明していきたいと思います。
ピアノの鍵盤から音が出る仕組みは公園にあるシーソーと同じ原理
ピアノの音がでる仕組みは、ピアノの鍵盤が公園にあるシーソーと同じ原理になっています。
どういうことかと言うと、ちょっと見ただけでは気が付かないかもしれませんがピアノの鍵盤は手間の方が奥の方よりも高くなっているのです。
実際にピアノの鍵盤を押して貰えれば分かりますが、手前側(身体に近い方)を押してもらうと軽いタッチでも音が出ます。
そして鍵盤を押す場所を少しずつ奥に変えてみて下さい。奥にすればするほど鍵盤が重くなっていきます。
これはシーソーと全く同じ仕組みです。シーソーの真ん中ぎとても重くて外側に座れは座るほど動きも大きくなっていきます。
つまり理科で習ったテコの原理です。
鍵盤の奥はピアノの内部になり、カバーがかかっていて中の仕組みを見ることは出来ませんが、鍵盤の反対側にハンマーが付いていて、そのハンマーがピアノの弦を叩くことでピアノの音が出るのです。
ピアノを演奏するということは、このテコ(シーソー)をいかに楽に簡単に動かすか?ということになります。
もうお分かりですね?少ない力で楽に鍵盤を動かすのにいちばん簡単なのは鍵盤の手前(身体に近い方)を弾くのがベストです。その方が省エネ演奏になり、楽に音を出すことができます。
鍵盤の手前を弾くけれど、時と場合に合わせて応用していこう
黒鍵の弾き方も同様です。黒鍵の手前を弾くことがいちばん楽に簡単に音を出すことが出来ます。
こうやって子供(生徒)に説明すると、「白い鍵盤と黒い現場と距離がありすぎでどうしたら良いのか分からない」と言ってくる場合があります。
こういう場合は、数日前の記事「黒鍵を含む音階の演奏方法」でもご紹介しましたが、弾く鍵盤の最短距離を結び、なおかつ出来るだけ手間を弾くように応用を効かせます。
さらに上記を踏まえつつローリング奏法も意識して手や指の動きも考えて下さいね。
何でもそうですが、基本には従いつつ状況に合わせた判断.行動もとても大切なことです。
このサイトでも何度も同じ話をしていますが、基本的な考えをちゃんとマスターすることはとても大切なことです。でも、だからと言ってそれに固執しすぎても良くない場合もあります。
人によって骨格は違うし、指の長さも違います。大切なのは基本を抑えつつ、その人にあった(自分自身に合った)演奏方法を見つけ出すことです。
動画でも説明しています。↓↓↓↓↓
アレクサンダーテクニックもお役に立つかもしれません。管理人Minnaも学んでいます。
少し、ご理解いただけたでしょうか?お役に立てたら嬉しいです。
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