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トレモロとオクターブが出来ない3つの理由。

オクターブとトレモロの悩みは簡単に解決できる(かも?)

ピアノ演奏における身体使い方&マインドコンサル/コーチのMinna です。

今日はオクターブとトレモロが苦手な3つの理由というタイトルでお届けいたします。

動画でご覧になりたい方は、以下をご覧ください。

以下は、動画と全く同じ内容を記事(文章に書き起こした)にしたものです。

↓↓↓

みんなのピアノのYouTubeチャンネルでも、このサイトでも「オクターブとトレモロ」に関しては何度か説明させていただいています。

たまたまレッスンでこの内容で簡単に解決した方がいらっしゃいました。

もしかしたら同じような内容で解決できるのにその情報を知らないで困っていらっしゃる方がいらっしゃるんじゃないかと思いましたので、その情報をシェアしたいと思います。

一部、過去に紹介している情報も含まれていますが、復習だと思ってお付き合いいただけたら嬉しいです。

動画でも解説していますので、記事と合わせてお役立ていただければと思います。

よろしくお願いいたします。

今回の内容でお伝えしたいこと。

この記事でお伝えしたいことは3点あります。

 

1, 指が実は届く???

動画でもご紹介していますが、指を届かせるには、「裏技」があります。

裏技というよりも、実際、理にかなった方法なのですがこの方法をご存知ない方も多いようなのでシェアーさせていただきますね。

指が届かなくて困っていた方はもしかしたらこの方法で届くようになるかもしれませんので、ぜひお試しください。

2、鍵盤は叩くのではなく掴む。

3、背中と脇を使っていますか?

この動画ではこんなお話をしていきます。

初めましての方へ

みんなのピアノMinnaです。

YouTubeチャンネルとこのサイト、そしてオンラインピアノ塾を主宰しています。

✔︎ ピアノ演奏における体の使い方
✔︎ 痛みのない演奏方法
✔︎ ピアノ演奏幸せ・マインドコーチコンサル、

こんな活動しています。

 

鍵盤の距離が届かない!!!(実は届く?)

まず、オクターブというのは

ドと1オクターブ上のド、またはレから1オクターブ上のレまでを 掴むやり方です。

このオクターブやトレモロがうまくいかない原因が、指が届かないというのがあります。

実はこの指が届かないっていうのは

「マジック」「トリック」でして、動画でも実験しているのですが、

手の大きさ(指と指の距離)親指から小指の距離を紙の上で測ってみます。

この距離を確認していただきたいのですが、

指の距離を真横から見て頂きたいです。

真横から見て頂いた時に確認していただきたいのが、鍵盤(紙)に触れる場所が、

実は親指の「紙についている部分」から小指の「紙についている部分」までなんですね。

今黒いマジックで線を引きました。

なぜこうなるかと言うと、この爪の先を見て頂きたいのですがこの爪の先って浮いていますよね?

 

紙から浮いているので、鍵盤を捉えた時に指がどこまで届いているかというと、実は、この指が紙に触れた部分まで。

指の斜めになった部分、爪から指の腹までの間は、紙から離れてしまっていて鍵盤に触れていないのです。

上から見たら分からないのですが横から見たら、着地してる部分がこの線となります。

次に、手を少し浮き上がらせてみます。

この爪の先を赤い色のマジックにします。

指の先をちょっとだけ曲げてみます。

指がそっくり返っていたものを指の先だけを内側に曲げてみます。

こうすると、曲げた指の先まで紙に指が届きますよね。

ここで今赤い線を引きます。

ここまでちゃんと(横から見ると)指が着地して(紙に触れて)ます。

この手を少しあげますね。

この黒い線が、上から抑えた場合の指の距離。

赤い線が、指の先をちょっとだけ内側にまげて抑えた場合の指の距離。

赤い線と黒い線の距離を比べてみると黒い線の方が赤い線よりも伸びてしまいます。

1センチ以上違いますよね。

手が小さい私の手でもそうなのでなので、オクターブが届かないとかトレモロがやりにくいという方の中には、もしかしたら「そっくり返るような指を振り返らせる」

そんな指の使い方をしている可能性があります。

こういう弾き方をしてるとそのぶん、鍵盤が届かないので、オクターブやトレモロがやりづらい。これが苦手になってしまう原因の1つ目です。

鍵盤を叩くのではなく掴む!

2つ目は、オウターブの時はポンポンと叩くのではなくて鍵盤をつかむ。

今、ド〜 1オクターブ上のドの音、の1オクターブの演奏をしようとします。

この場合、このオクターブの中にある「レからシ」までの鍵盤を「1と5の指」で掴みます。

動画ではドミソの和音でも紹介しています。

鍵盤をきゅっ、きゅっと掴んでいく

ピアノの先生から「和音を掴んで」と言われる方は 掴むというのは、こういう弾き方のことを言います。

下に押すんじゃなくて、掴みます。

背中から見た時に「脇が閉じてしまっている」人

最後に、出来ない理由の3つ目をご紹介します。

これは背中から見た時に「脇」が閉じてしまっている人。

背中からお見せするとこういう状態。脇があいてますよね。

指が届かない人のパターンというのは、脇が閉じてしまっている弾き方してる人で、

こういう感じの人はこういう形で手首が上がっている場合が多いです。

これは、先ほど紙の上で指の距離を確認しましたが、手首が上がっているとさっきの「黒い線」の状態になってしまいます。

さっきの「黒い線」の状態になってしまいます。

どうしてもこの手首が上がってしまっていると1と5の指の距離が短くなります。

平らなところに手を置いていただいて、手首が上がらないように(逆に言うと)第3関節が上がるように 第3関節が上がるようにしていただくと掴めるようになるので1と5の指の距離が伸びます。

この形をするためには脇があいている。これがとっても大事です。

脇が閉じていると実は第3関節って上がらないのです。


この脇が開いているとか脇が閉じてしまってるって言うのは 実はこれ、骨を捻って演奏してるっていうパターンの方もいらっしゃいます。

親指主導で骨がねじれたまま演奏している方も

「骨をねじってしまう」ということに関しては、以下に親指主導という動画を貼り付けておきますので興味がある方はそちらの動画もご覧いただけるとより分かりやすいと思います。

同じ人でも左右で動きが違う!

動画の中では、

✔︎音大の大学院卒で演奏活動をされていらっしゃる方と
✔︎現役のインストラクターの先生

のトレモロの動きをご紹介しています。

音大のピアノ科(大学院でも)を卒業されていらっしゃっても、身体の使い方については学ばれたことがないという場合の方が多いです。

またインストラクターの先生ですが、小学校から高校生までピアノを習っていらしたそうです。

現役のインストラクターの先生なので身体の使い方はご存知なのですが、右手のトレモロがとっても良くないのです。

左手のトレモロの方が全然動きが綺麗なんですね。

右の腕は脇が使えていないので右と左と比べると動きが全く違います。

インストラクターの先生のトレモロの演奏ぜひこの違いを見ていただけたらと思います。

手首を頂点にすると、腕と指の動きが悪くなる

 

ここで1つ実験にお付き合いください。

左手の手を手首から下げてブラブラしてください。動かないの分かりますか?

子供が「お化けだぞ〜」とやる動きです。

この「お化けの手」の腕をつる頂点が第3関節になれば、実は簡単に動くようになるのです。

動画でもお分かりのとおり、インストラクターの先生の右手の動きがとても良くないです。

よくみると右手は手首が上がっています(左手の腕と手の頂点は第3関節です)。

これに関しては、ご自身が自分の癖に気づき、その身体の癖を直すしかないです。

今回はオクターブとトレモロ鍵盤のつかみ方についてお話しさせていただきました。

みんなのピアノでは、これからも皆様にお役に立つピアノ演奏のお役立ち情報をお伝えしていきます。

リクエストなどがありましたら、ぜひコメントなどお寄せください。

今日も応援しています。

みんなのピアノでした❤️

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