正しいピアノの弾き方、鍵盤の押し方ってどういうことをいうのだろう?
今回は、「正しいピアノの弾き方&鍵盤の押し方」という内容でお送りしたいと思います。
実は、今日、ピアノの指導者を対象とした講習会がありました。内容は、「テクニック作りに役立つ〜からだの仕組みやからだの使い方を知ろう(御木本メソッド導入編)」というものでした。なかなか興味深く、私自身の演奏にも生徒の指導にも役立ちそうな内容がもありました。またその内容についてはこのブログでも少しずつ紹介していこうと思います。
さて、本題に戻りますが、「正しいピアノの弾き方」「鍵盤の押し方」について私なりの考えを書いていきますね。
「正しい」って何? 鍵盤は押すもの???
毎回、同じことを書いていますが、私がこれからここで語る内容は、あくまでも私個人の考えです。今、2017年2月3日(節分)の時点での私の考えなので、数日後にはこの考えが少し変わってしまうかもしれないし、ないかもしれません・・・というのはあります。ですが、今、この時点で私が今までの経験も踏まえて認識していることを書いていこうと思います。
まず「正しいピアノの弾き方」ですが、もし、私がこのタイトル「正しいピアノの弾き方」というタイトルの何か(講座、講演会、動画など)を見つけたら、私の場合は、まずこの時点で「それは見ない」という選択をします。
なぜなら「正しい」という定義が人によって異なると私は思っているからです。ピアノでも、色々なメソッド、いろいろな方法が溢れている今の世の中ですが、それをうまく取り入れて「自分なりにアレンジ」っして自分なりの演奏方法を見つける→これが正しい演奏法だと思うのです。
人それぞれ顔や体型が違うように、骨格や指の長さての長さが個人によって異なるので、決まった「正しい弾き方」と定義づけるのは難しいというのが理由です。
ですから、私もこのブログやYouTubeチャンネルなどでいくつかの方法をご紹介していますが、それはあくまでも私とか私の生徒さんにとっての正しいやり方であって、「あなた」にとっての正しい演奏方法かどうかは、やはり実際に演奏を見せていただいてからでないとアドバイスなりはできないと思っています。
鍵盤は押さない!なぜなら「響かせるもの」だから。
もうひとつ、「鍵盤を押します」という言葉もかなり危険だと思っています。なぜなら「鍵盤は押すものではないから」です。
ピアノは弦楽器もしくは打楽器の仲間です。叩く、響かせることによって音が出ます。
日本語で言えば「押す」(プッシュ)するというよりも、「落とす」「響かせる」と言った言葉の方がぴったりくる表現だと私は思っています。
落とすというのは、自分の腕が2kg(2000g)だったとしたら、そのうちの200gの重さを鍵盤に落とす。(1800gは腕に残るイメージ)もしくは、500g分の重力を鍵盤に落とす(1500gは腕に残っているイメージ)。
イメージとしてはこんな感じです。
こんな表現で,この記事を読んでくださっている方に理解していただけるのか?とっても不安ではあるのですが、一方的に伝えるのであれば、「押す」のではなく「落とす」というイメージだと思っています。
また、「響かせる」でも良いかもしれません。ピアノの「音を出す」のではなく「音を響かせる」のがピアノ演奏です。「出す音」と「響いている音」は全然違うのです。
もし、あなたがピアノのレッスンを受けられている方なら、ぜひご自身のピアノの先生に「出す音」と「響く音」の違い、もしくは「押す音」と「「響かせる音」の違いなどについて聞いてみてください。
また、ピアノを習っていらっしゃらない方ならば、この言葉を覚えておいてくださると嬉しいです。今は、私が何を言おうとしているのかわからなくても構いません。でも、そういう感覚なんだぁ・・・という雰囲気だけでも受け取ってもらえればと思います。
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