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ピアノを習うメリットって何?

ピアノを習わせるとが脳が育つ!!!

 

今回は、ピアノを習わせようか?習わせるのをやめようか?

習ったところで本当に続くのかしら?ピアノって役に立つの?

 

と思っていらっしゃるお父様、お母様に向けてのお話をしてみようと思います。

 

 

子供が良い演奏をすることに、期待しすぎてはいませんか?

 

「ピアノが弾けるようにならなかったら、ピアノ教室は無駄?」という考え方は、実は、「ちょっと違うのかも?」というお話をしようと思います。

 

ほんまでっかTVで、ピアノの習い事は「脳を育てる」という話題が出ましたが、脳科学者の間でもピアノの学習は子供の脳を育てるということはとても有名な話になっています。

 

これに関しては別の記事として書いていますので、ぜひこちらもお読みくださいね。

お稽古事の王者「ピアノのレッスン」が脳を育てる理由とは?

 

 

塾の先生も太鼓判!塾に入る前にピアノとソロバンがとてもよい!

 

私は長年ピアノを教えてきて、途中からこの考え方に気づいたのですが、ピアノ演奏を学ぶために必要なスキルは、あらゆる学習に通じるものがたくさんあるのです。

 

水泳、書道、ソロバン、サッカー、ダンス、バレエなど、世の中には数多くのお稽古ごとが存在しますが、その中でもピアノは異質な存在です。

 

特に、子供に限って言えば、ピアノ教室に入って、たとえピアノでの演奏が大して上手にならなかったとしても、それ以外の効果がたくさん得られます。

 

具体的に言えば、算数、国語、理科、体育、情操教育etc…  

 

 ピアノを学ぶ行為そのものに、その子の人間としての成長、学習面にとても大きな影響を及ぼす要素がたくさん含まれているのです。

 

 

事実、私の友人が自分の子供を低学年のうちから学習塾に入れようとして近所の塾の先生に問い合わせたところ、低学年なら塾に入るよりも「ソロバン」と「ピアノ」の教室に入れた方が良いと言われたそうです。

 

私自身、すでに成人した自分の子供を育ててきましたが、自分の娘が小学校低学年の時にこのことに気づいていたら、、、とも思います。

 

それに関して、もっと具体的な例をあげてお話をしますね。

 

<読み、書きの練習>

 

これは教室により、やっている教室とやっていない教室があるのですが、私の教室ではピアノ演奏だけでなく音符の理解・学習にも力を入れています。

 

音符のワークブックや手づくりの教材などを使って、生徒さんは問題集を解いていく作業をします。これによって文字を読んだり書いたりはもちろんのこと、

 

「問題の意味を理解する」「その質問に対してどう回答するか?を考える」ということを自分で出来るようになるまで訓練します。

 

 

ひとりでやらせますので、幼稚園児の生徒さんなど、最初はお母様のヘルプが必要な子供も次第に慣れて、最終的には自分で問題集を進めていく能力がついてきます。

 

また、楽譜の理論をご存じの方は充分にご存知だと思いますが、音符の学習には四則計算の要素が含まれています。

 

足す、引く、掛ける、割るのスキル、中でも分数の理解は学校での算数の理解の助けになります。

 

 

音符の学習で一拍の半分(八分音符)、1拍を4分の1にする(16分音符)に入ってきて、これがなかなかマスター出来ない生徒さんは分数の概念で躓いています。

 

この概念をマスター出来れば、学校の算数の分数もしっかり理解出来たと言えるのです。

 

 

<ピアノ学習には、国語の要素>

 

 

楽譜には紙面隠された秘密の暗号がたくさん記されています。

 

この記号を読み解いて作曲者が何を伝えたいのか表現するのは、国語の要素を含んでいます。

 

 

事実、年齢に対して表現力の乏しい演奏をする生徒さんに、もしかして国語苦手?と聞くと、命中します。

 

つまり、読み解く力が弱いのです。

 

ですから、どんな種類の本でも良いので本をたくさん読むように伝えます。

 

また、楽譜に隠されている秘密の暗号読み解けるように、レッスンではできようになるまで何度も何度も指導を繰り返すことで、考える力と推測する力が養えるのです。

 

 

ピアノ学習に、体育の要素もあるって知ってた?

 

 

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実は、ピアノには体育の要素も含まれています。

 

というのは、近年、スポーツジムやダイエット、また色々なスポーツ競技でも盛んに言われている「体幹を鍛える」「軸を作る」のはピアノも全く同じことなのです。

 

事実、うちの生徒さんで中学生の時代にあまりレッスンに来られなかった子で、合唱コンクールの伴奏とソフトボールの部活でピアノの腕が上がったという生徒さんがいます。

 

私の勝手な推測なのですが、ソフトボールでボールを扱うことで指先が鍛えられたのと、体幹が鍛えられたのと、キャッチボールでリズム感が鍛えられたのが要因なのではないかと考えています。

 

また、何のスポーツでもそうですが、野球、サッカー、バレエ、体操etc.. などのお稽古事を同時に習っている生徒さんは体幹やリズム感が鍛えられて上手になっているという事実もあります。

 

そういうこともあり、私の場合は、ボール投げを取り入れたり、柔軟体操を取り入れたりすることで生徒さんの上達に役立つようなレッスンを取り入れるようにしています。

 

 

これは、ほんの一例ですが、(おそらく他のお稽古事にも似たようなことがあると思うのですが)、ひとつを極めるとそれが応用できる力が育ちます。

 

ピアノのレッスンも、ピアノが弾ければ良いという側面だけでなく、人間としての成長の全体方向で物事を捉えられるようにしたいものです。

 

 

<まとめ>

 

ピアノのレッスンは、脳科学者の間では子供の脳を育てると有名な話。

 

ピアノ学習は、学校の授業(算数・国語など)の理解にもとても役立つ。

 

塾の先生も太鼓判!! 塾に入る前にピアノとソロバンが学習の向上にとても効果的である。

 

ピアノ学習は、ピアノだけでなく別の効果もたくさんある。全体方法で考えよう!

 

・・・・・

 

こんな記事も参考になるかも???

 

・ピアノの入門教材として私が入門者にバイエルを使わない理由。

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・お稽古ごとの王者「ピアノレッスン」が脳を育てる理由とは?

 

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