みんなのピアノです。
今回は
【スタッカート】
というテーマでお届けしたいと思います。
よくご質問でいただくのですが
スターカートが苦手という方が結構多いです。
目次
動画を見たい方はコチラをどうそ!
ピアノの先生で
「スタッカートをどうやって教えたらいいかわからない」
と言うご質問もよくいただくので
今回はそんなお話をしていこうと思います。
最後までお付き合いください。
また動画でも同じ内容をご案内していますので
わかりにくい!という部分があれば
ぜひ動画でもご確認くださいね。
ご注意ください。
この記事は、動画の内容を
文字に書き起こしています。
元が動画ですので
「あれ」とか「これ」とか
見ている人からすれば
どういう意味?と言う言葉を
使ってしまっている場合が多いです。
その部分は
分かりづらいので、
更に
解説を加えてお届けしています。
今回の記事や動画を見ていただけたら、
スタッカートに関する初歩的なことに関しては
もうバッチリ!というくらいに
仕上がっていると思います。
最後までよろしくお願いいたします。
スタッカートは跳ねない?
スタッカートは短く弾きます。
私が子供の頃は
「跳ねる」と教わりましたが
「どう跳ねたらいいの?」と思ってしまいます。
「短く」「とにかくすごく短くする」
とイメージすると
良いかもしれないです。
2つの演奏の違いを解説します。
<演奏A>
演奏A と演奏Bのスタッカートの演奏方法は
やり方がだいぶ違うので
表現も
だいぶ違うのですが
この違いが分かりますか?
これに関してはぜひ動画を確認していただいて
聴き比べをしてみてくださいね。
そしてこの音の違いが分からないと
先進めないので
演奏の違いが分からない方は
この音の違いをひたすら何度も聞いてみてください。
ぜひ動画を止めて巻き戻していただき
音の違いを聞いていただきたいです。
2つの演奏の違いを解説します!
そして
2つの音の違いが分かったとします。
この音の違いをご説明すると
最初のスタッカートは
短く跳ねて演奏しています。
可愛らしい感じがしますよね?
例えば
「アマリリス」は
可愛いオルゴール的な感じがしませんか?
こういう音を演出するために
スタッカートが使われることが多いです。
先ほどお伝えした2つの音の違いですが
Aの演奏は押した!
最初の演奏は鍵盤を押しています。
下に押して、短い音を出しました。
Bの演奏は、上にあげることでその反動で音を出しています。
Bの演奏は押した!
これはスタッカートではよくあるパターンで
鍵盤に指を付けておいて
(鍵盤に指を触れておいて)から
指を上げるのと
この中間(空中に腕をおいて)にいた状態で
ただ短くしてしまうっていうのとで
音の響きが全然違います。
腕が宙ぶらりんの状態だと
腕と指を一緒に落として
ドスンドスンドスンという感じに
聞こえませんか?
先に指を鍵盤につけておいて
指を下に押すのではなく
上にあげているのです。
上にあげるから
指がちょっと動いて音が出ちゃった
と言う感じです。
指を緩めるのがとても大事!
スタッカートは
指をあげたと同時に指を緩めずに
指をあげて指や手を固めたままだと
動画のような音になってしまいます。
固まっていますよね?
指をわざと固めて、
でも指と腕をあげてすぐ抜く。
このすぐ抜くって意外と難しいので
少しずつ一音弾いてすぐに緩める
という練習をすると良いかと思います。
このように一つの音でも
ピアノでは
いろんな表情を出すことができるので
どんどん弾けてくると
面白いんじゃないかと思います。
ではこの後
実際のレッスンの様子をご覧ください。
(以下、レッスンの説明です ↓ ↓ ↓)
何をしてもらいたいかというと
スタッカートをやってもらいたいです。
鍵盤に指をつけておいて上にあげる。
今押しているのが分かりますか?
手が右回旋してしまっているのが分かりますか?
左に入ってしまっているのを右に回して
中央に戻すように左回旋の意識を入れます。
手のひらをピアノの鏡面に向かうように。
まず、鍵盤に手のひらをくっつけて
第三関節を鍵盤に沿わせ、手のひら全部が付いている感じに。
指を伸ばして、指を全部鍵盤につけて
黒鍵の中に指を入れてしまう。
第三関節を鍵盤の端に沿わせる。
指全体が鍵盤にくっつきましたね。
私との違いってわかりますか?
そうそうそう、第三関節を出したいです。
第三関節が山になるように。
この状態のまま
今くっついているものを
ただ第三関節を上にピョンと上げる。
音は出なかったけど
そのうち出るから気にしないで。
第三関節の下に空気を入れて
第三関節が上がってほしい。
指が固まったままなので
弾いた後に指を緩める。
最後、指だけ緩める。
弾いた指だけ緩める。
鍵盤を弾いたあとに
無意識に力を入れちゃうと
左にぶれてきちゃいます。
手は逃げないでこの手はこのまま上にあげる。
慌てないでもっとゆっくり。
指で鍵盤をペロンって舐めないで上にあげる。
弾いている音が
大きくなったり小さくなったりしているのを
コントロールしてゆっくりと。
生徒さんには
音がビーズの玉だとすると
同じ大きさのビーズの玉ができるように
同じ大きさの音を5個作ってきて。
と、私ならレッスンします。
(レッスンここまで ↑ ↑ ↑)
もっと知りたい方は動画で!
いかがでしたでしょうか?
スタッカートの練習の方法、
それから教える方法の勉強にも
なったのではないかと思います。
初めての人にスタッカートを教える。
子どもだったら余計に
もっと噛み砕いて
説明する必要がありますが
スタッカートをお伝えする、教える、
スタッカートの練習方法などを
うまく伝えられたら嬉しく思います。
このように
このサイトでは
皆様のお困りごとに対して
できる限り色々な情報を提供していきたいと思います。
こんなことを知りたいとか
こんなことで困っています
みたいなことがあれば
ぜひYouTube動画下のコメント欄か
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みんなのピアノまでお知らせください。
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