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ピアノ演奏は指先だけで固めないで、腕や肩甲骨、鎖骨も意識して動かして演奏しましょう。
今日はピアノ演奏の弾き方、「ピアノを弾くときには平面でなく立体を意識して演奏しましょう」というお話をしたいと思います。
平面というのは2D、立体というのは3Dということなのですが、ピアノ初心者の方の多くが平面(2D)で弾いている印象を受けるのです。
どういうことかというと、腕をほとんど動かさないで指先だけで弾いてしまっているということなのですが、もうちょっと具体的に解説していきますね。また、いつものように記事の最後に動画も貼り付けておきますので、参考になさってくださいね。
初心者の人が平面(2D)で演奏するってどういうこと???
ピアノを始めたばかりの人に多いのが2D(平面)で演奏してしまうということです。どういうこと勝とういうと、例えば、ピアノの椅子に座っている人がいたとします。その前に小型テレビがあるというイメージを持ってください。そのピアノの椅子に座っている人がピアノ演奏をするときには、その小型テレビの画面の中で演奏しているようなイメージです。
身体が前後左右に大きく動かないのでその演奏が平面(2D)のイメージなのです。これにより演奏は固まってしまって伸びやかな音が作り出せません。
動画でも説明していますが、ピアノというのは右手でいちばん左端(低音部)を演奏する場合もありますし、逆に左手で右端(高音部)を演奏する場合もあります。ですから、椅子に座っている状態ではあるのですが、常にピアノの右端から左端までを触れるようなイメージで待機するという姿勢が望ましいのです。
肩甲骨などの自分の身体を触ってみましょう。
自分の「左手でご自身の右側の鎖骨に触った状態で右手を動かしてみて」ください。右手を大きく左右に動かしたり、前後に動かすと「鎖骨」も一緒に動いているのが確認できると思います。
また今度は、同じように左手を肩の上から背中に回して「背中側を触った状態で右手を動かしてみて」ください。同じように右手を動かすと背中の肩甲骨も一緒に動くのが確認できると思います。
つまり、私たち人間の腕は背中の肩甲骨や鎖骨と連動して動くようになっているのです。
ピアノを演奏するときに、指だけを動かすということは身体全体を固めてしまうということになりますので、身体の骨がロックされてしまい、身体の動きに制限がかかるのはもちろんですが、そのためにピアノの音も固くなってしまうのです。
ピアノ演奏も立体的(3D)を意識しましょう。
では、身体を固めないためにはどうすれば良いのでしょうか?
それは、身体の動きに制限をかけないことです。上記の例で言えば、前にあるテレビ画面の枠を意識するのなら、今の液晶のテレビ画面ではなく、昔の大型のブラウン管のテレビが置いてあるのをイメージしてもらって、その大きさの範囲の中ならどこでも動いても良いというイメージを持ちましょう。
腕は前後、左右、もっと言えば上下、斜めなど自由に動かして良いのです。身体が自由に動けば音も自由になり伸びやかな音を作り出すことができるのです。
動画でも説明しています。
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