ピアノを使わないピアノ上達法 「みんなのピアノ」Minnaです。
最近「ほめほめ呼吸エクササイズ」にご参加くださった方々から、呼吸とピアノの関係についてたくさんのご質問をいただきました。
中でも多かったのは、
- 「歌とピアノで、呼吸は違うのですか?」
- 「ピアノ演奏に呼吸って本当に関係あるんですか?」
- 「背中に息を入れるってどういうこと?」
- 「仰向けではできるのに、座るとできません…」
といったもの。
実は、ピアノと呼吸は密接なつながりがあります。今日はそのお話を少し、ていねいにお伝えしてみますね。
目次
■ 呼吸は「歌」だけのものじゃない?
「ピアノのときはこういう呼吸、歌のときはこういう呼吸、って違うのですか?」
そんなご質問をいただくことがあります。
でも、呼吸は“呼吸”であって、本質はどちらも同じです。
ピアノだから特別な呼吸が必要、というよりも、音楽をフレーズで表現する=呼吸があるということ。
ピアノであっても、音を“歌わせる”ときには自然と呼吸が伴いますし、その呼吸が音に命を吹き込むのです。
「フレーズで歌う」「音に流れをつける」──これらは、まさに呼吸があってこそ生まれる感覚なんですね。
■ 呼吸が苦しい…その正体は?
「仰向けでは呼吸できても、上体を起こすと息苦しい」
「背中が膨らんでるのか胸が膨らんでるのか分からない」
「呼吸をピアノ演奏に結びつけるなんて無理!」
そんな声もいただきました。
でも、これってとても自然な反応です。呼吸がスムーズにできない原因は、呼吸そのものにあるのではなく、身体の状態にあることが多いからです。
たとえば、
- 肋骨の動きが固くなっている
- インナーマッスル(深層筋)がうまく使えていない
- 背中やお腹が硬くて、膨らむ余地がない
こんな身体の状態では、いくら「呼吸を深くしよう」と思っても、思うように空気は入ってきません。
■ 「呼吸ができる身体」を育てよう
・
呼吸を変えたいなら、まずは身体から整えていくのがとても有効です。
「呼吸できる身体=インナーマッスルが機能的に働いている身体」
つまり、表面的な筋肉ではなく、身体の内側の支えがしっかり働くことで、はじめて「自由な呼吸」が可能になります。
そのためには、
- 背中をやわらかくする
- 肋骨まわりの柔軟性を上げる
- 骨盤まわりの安定を感じる
- 横隔膜や腹横筋が無理なく使えるようにする
など、地道なアプローチが必要になります。
そして、これは1ヶ月で完成するようなものではありません。
毎日丁寧に呼吸を感じながら、身体の反応を少しずつ変えていく・・・
まるでピアノの練習と同じですね。
■ 「習得できない」から始まる本当の変化
ある方は、「呼吸の大切さは分かったけど、習得まではできなかった」とおっしゃっていました。
でもそれって、とても大事な気づきなんです。
なぜなら、「できない」と感じたときこそ、自分の身体と真剣に向き合った証拠だから。
気づいたこと、感じたこと、それがもうスタートなんです。
身体は、長年の癖でできあがっています。
だからこそ「一瞬で変わる」ことを期待しすぎず、正しい順番と方法で少しずつ変えていくことが、いちばんの近道になります。
呼吸の次は何をすれば良いですか?
呼吸で少しずつ体は整ってくると思います。
そして証も感じていると言う方も多いと思います。
ですがこれはもう大丈夫!と言う意味ではないのです
その辺りは私たちもお身体を拝見してみないと 次は何をしたら良いみたいなご提案はできない状況です。
無責任なことはお伝えできないと言うことが講師の見解です。
■ ピアノ×呼吸の可能性は、無限です
呼吸が変わると、音が変わります。
音が変わると、聴いている人の心が動きます。
「ただ指を動かすピアノ」から
「心で歌い、呼吸と響きをつなげるピアノ」へ。
その一歩を、これからも一緒に歩んでいけたら嬉しいです
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