④過去を捨てる

40年の過去をすべて捨てられた理由

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4回目のお話です。

これまでの3回分のお話をまだ読んでいない方、

前のお話を忘れてしまった方は、
以下のURLをご覧くださいね。

①音大卒でも辛かったピアノ人生
https://minapia.com/post_lp/mari-birth1/

②ピアノは指で弾かない???
https://minapia.com/post_lp/mari-birth2/

③ピアノ脱力って?
https://minapia.com/post_lp/mari-birth3/

みんなのピアノでは

私が40年以上ピアノの世界にいて知らなかったこと、
自分が正しいと思ってたことが真逆だったこと、
そのような気づきを沢山頂きました。
「40年もやり続けていた弾き方を変える」
       ↑↑↑

文字にするのは簡単ですが、

これを行動に移すというのは、

実はメチャクチャ恐かったです。。。
そしてこれまで教えていた生徒さんにも、
もの凄く申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
私も初めからそのような教えを受けていたら、
ピアノ演奏は身体から・・・そう教えてた、とは思いますが、
それを
知らなかったので出来なかった
のです。
でも
知ったからには、
正しい(本当の)ことを伝えたい、
それまでの教え方はごめんなさい、
だけどこんなこと勉強したんです。
だから一緒に頑張りましょう!
文句も言わず、
私のレッスンについてきてくれる生徒さん方に
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
今では生徒の皆さんは、
◯ご自分の音の変化
◯「姿勢が変わると音が変わる」
◯「ピアノが弾きやすくなる」
ことを逆に楽しまれています。
こんなにもやり方が180度も変わったものですから、
私も
すんなり信じてまっしぐらだった、
わけではありません。
途中で何度も
疑心暗鬼になったのは事実です。
しかし、
疑うも何も
みんなのピアノの考え方は
『解剖学的事実』に
基づいたアプローチ
何の嘘も伝統もないのですから、
事実を
そのまま受け入れる
だけだったのです。
そして、
自分の音が変わり
生徒さんの音はもっと変化
しています。
この事実を目の当たりにしたら、
もうどこにも
このやり方を疑う
余地はなくなりました。
ただ私の場合、
この40年以上ずっとピアノを弾き続けてきたひどいクセのせいで、
なかなかすんなり身体が受け入れてくれない部分がまだまだあります。
その点でも、
私の生徒さんの方が、
ピアノ歴も短いのが幸いして、
そのクセも少なく
私より
速く良い音を獲得出来ている
人もいます。
ヘバーデンの生徒さん
最近指にテーピングを巻いてこなくなったので
「指 最近痛くないんですか?」
と聞いたところ
「最近痛くないからテーピングしなくても良いのですよ。
押し込んで弾かなくなったからですかね?」
痛みから解放されている
もいらっしゃいます。
最近では
「今メチャクチャいい音だったよね!」
と顔を見合わせて
笑い合うようなレッスン
が出来るようにまでなりました。

フィジカル観点のピアノ教育は必要

近年、
楽譜売り場でも
「ピアニストのための身体」の本など、
多数並ぶようになりました。
しかしそれを
教えられる先生は本当に数少ない
と思います。
もうピアノ業界も
伝統や権威にとらわれている
場合ではないですね。
スポーツ業界などのように、
どんどん先進的な歩みをすべき、
だと思います。
その点でも、
みんなのピアノは、
一歩も二歩も先を進んでいる
と私は思っています。
そして、
私も70になっても80になっても
ピアノを弾き続ける自信
ができました♡
次回は
いよいよ核心に迫っていこうと思います。
次のテーマは、
「私が みんなのピアノ 
 で学んだこと」
お話していこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
そして次回も文章の中でお会いできたら嬉しく思います。