①辛かったピアノ

音大卒でも辛かった私のピアノ人生

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【はじめに】

/みんなのピアノ・講師たまご のMari と申します。

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私は、2020年 ピアノ塾2期生としてピアノ塾に参加
9月までは ピアノ塾3期生として計2年間、みんなのピアノで脱力の学びを続けています。
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さて、今日から

 ◯ 私が脱力で悩んでいたこと

/◯ 過去の私、今の私、これからの私、

/◯「ピアノ脱力のヒント」などを

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数回にわたってお届けしたいと思います。
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予定では4ー5回になると思いますが、
もしかしたらそれ以上になってしまうかもしれません。
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最後までお付き合いいただければありがたく思います。
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それでは、よろしくお願いいたします。
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実は、ピアノが嫌いだったんです

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 ・あなたの演奏は「やかましい」と言われ続けて40年
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 ・心から「ピアノ好き」と言えなかったこれまでのピアノ人生
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 ・自分の音と向き合うのが嫌だった30年のピアノとのつきあい
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 ・とにかく硬い!年取ったら弾けなくなるよ、と言われて25年
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実を言うと、
ピアニストでありピアノ講師でもあったのに
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私、ピアノが嫌いだったんです(涙)
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でも、自分の立場を考えると
カミングアウトできませんでした。
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自分の本当の気持ちを外に出せない・・・
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ピアノに向き合うって本当は「辛かったのです。
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ところが・・
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みんなのピアノと出会い、
自分の身体、自分の音色と向き合うようになってから
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音が綺麗!と
言われるようになったんです。
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ピアノをよく知る人からも
 最近「弾き方変えた?」
と言われたのです。
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身体を痛め続けた学生時代

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『大学の時には、”超”難曲 ばかり弾いていました。
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そのせいで、私の腕は悲鳴をあげ、
武道整体に行って
施術の痛みで毎回泣いていました。
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このように、
音大時代は腱鞘炎で整体に通うのが日課で
当時は、若気のいたりでもあるのでしょうが
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整体に通うようになったことが、
何かプロの仲間入りというか?
ピアニストの勲章のように思っていた
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節がありました。
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当時は
ピアノを響かせるというよりも
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ガンガン 、ちから任せで演奏していましたから、
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ピアノの弦をよく切ってしまっていました。
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どれだけ鍵盤をぶっ叩いていたことか!
そして、
いつもピアノ調律はグチャグチャの気持ち悪い音になっていました。。。
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音を遠くに飛ばせない(涙)

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コンチェルトを弾くことになった時、
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その練習時に指揮者の先生から「ピアノの音がうるさい」と言われ、
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客席で聞いていたピアノの師匠からは「ピアノの音が聞こえないと言われ、
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音を響かせて遠くに飛ばすことが出来ないことを痛感致しました。
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「ピアノを奏でる」と言うより、
「ピアノと格闘している」毎日を送っていた学生時代でした。。。
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師匠から、
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「そんなに硬くて(身体)よく弾いてられるわね。
 今は良いけど、歳取ったら弾けなくなるわよ。」
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と言われた言葉がずっと私の心に突き刺さっていました。
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そして、ついには
小学生の時にはスラスラと弾いていた
「幻想即興曲」が最後まで弾けない
という状態にまでなってしまいました。
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弾こうとすると 
指が引きつって最後まで到達できない。
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子供の頃は 
軽々と弾けていたのになぜ???
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理由も解決方法もわからないまま、
時が過ぎていくだけでした。
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プロ奏者としての限界を感じて・・

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プロのピアニストとしての仕事も数多くやってきましたが、
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近年、音量を抑えて弾かなければならない仕事では、
身体をこわばらせて音をコントロールしていましたので、
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頭痛、肩こりにも悩まされました。
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ペダルを踏む度に上半身が動いてしまい、
音のコントロールに苦戦していました。

まさかの方法が私を救った!

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このような 辛いピアノ生活を送っていた私ですが、
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2年前、たまたま偶然見つけたYoutube動画で
「みんなのピアノ」を知ることとなり、
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この「みんなのピアノ」との出会い
私の悩みのほとんどが解決してしまったのです。
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それも、私が想像すらできなかった方法で・・・。
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ピアノ脱力。
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もちろん、ピアノ業界には長いこと身を置いていますから
「ピアノ脱力」という言葉は知っていました。
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そして、私自身、「ピアノ脱力はなんとなく出来ている」と思い込んでいたのです。
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ところが、
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ピアノ塾で 自分の身体と、自分のピアノ演奏と向き合っていくうちに
自分が思っていた「脱力」と
「みんなのピアノで教えてくれるピアノ脱力」は全く違うものでした。
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ピアノ人生が幸せに変わりつつあります

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実際のピアノ脱力習得に関しては、後々お伝えしていきますが、
結論だけお話しすると、
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今では
速い曲の1音1音が
スローモーションのようにハッキリ聞こえ、
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そのためか、
1音1音のコントロールも力まず出来るようになりました。
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勿論「幻想即興曲」も最後までたどり着けます♡
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そして、自分や生徒の音に気をを配れるようにもなってきたこともあり、
耳の感度もかなり上がってきたのだと思います。
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今時点の私はというと
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自分自身が
ピアノを弾くことがとても楽しくなっているのはもちろんのこと、
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このやり方を自分の生徒さんに浸透させていくことに喜びを感じています。
脱力の指導は、私が思っていたよりも
もっともっと奥が深く、
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これまでのピアノ教育を受けてこられた
ピアノの先生では難しいのではないかと私は思っています。
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とはいえ、
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身体から奏でるピアノ演奏、
ピアノ演奏における身体を作っていくという考え方が
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ピアノの世界に広まっていけば
これからのピアノの世界はもっともっと明るいものになっていくと思うのです。
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ピアノ演奏で辛い思いをしてきた私だからこそ、
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本当に
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このやり方&考え方を
少しでも多くの方に知ってもらいたい
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そう思うようになってきました。
具体的には、
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ピアノ演奏で悩んでいらっしゃる方、
ひとりでも多くの方に、
◯「脱力」できるための身体作りを知って頂くこと
◯ピアノ演奏による身体の痛みや弾きにくさがなくなること
◯幸せなピアノライフが送れること
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こんなお手伝いができたら嬉しく思います。
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今回は、
私のピアノでの経歴、過去の私の悩み、そして今の状況などについて
お話しさせていただきました。
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次回は、
これまで「ピアノ脱力を知る前に知っておきたいこと」についてお話しさせていただこうと思っています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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そして次回も文章の中でお会いできたら嬉しく思います。
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みんなのピアノ 講師たまごの Mari でした。
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