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【ピアノ】指を速く、ラクに軽く動かすための裏ワザ

すぐに効果が出る方法を大公開します。

ピアノde幸せコンサルタントのMinna です。

テンポの速い曲を練習していると、指が早く回らない、動かない、と感じる方いらっしゃいませんか?

今回のテーマはそんな方にお勧めの、指を速く、ラクに軽く動かすための裏ワザをご紹介します。

こういう方法で成果がでるんだ!と、「目から鱗」的な内容になっていますので、是非最後までお付き合いください。

この内容は、みんなのピアノの1dayセミナーでも実際にやっていただいて、かなり効果が高い内容となっていますので、指が思うように動かない!という方はぜひ取り組んでみてくださいね。

またいつもの通り、この記事の最後に解説動画もご紹介していますので、そちらの動画も参考にしていただければと思います。

 

では、早速はじめていきますね⭐️

 

◇用意するもの

 

今回はご用意いただくものが2つあります。

①ギムニクボール

ヨガなどで使われている物で、サイズはパンパンに膨らませると直径20cm くらいになるボールです。

100円ショップでも似た商品がありますが、空気の出し入れが難しいのでご紹介している「DANNO」の商品をお勧めいたします。

今回使用する際はパンパンには膨らませず、空気は全体の3分の1〜4分の1程度。

大体げんこつ1つ分が入るくらいの緩みがでるまで膨らませてください。 

②たすき

着物を着る時に使う腰紐でも良いのですが、長さは210cm~240cm位あると扱いやすいです。

◇使い方

①ギムニクボール

両足の太もも(膝に近い方)の間に挟んで使います。

②たすき

たすき掛けをします。キツめに締めた方が効果は出やすいです。

たすき掛けの方法を2種類をご紹介します。

1. たすきの端を後から結ぶ方法

(どちらの肩から始めても構いません。ご自身のやりやすい方で行ってください。今回は左肩から始める方法です)

  1. 左肩にたすきを掛けてその端を左手で持ちます。
  2. 背中側に垂らしているもう片方の端を背面から右手でつかみ、脇の下を通って前方に持ってきます。
  3. そのまま右肩上を通って背中で ☓(バツ) になるように背中側左下へ持っていきます。
  4. 3) で持ってきた端と1) の端を結びます。

2. たすきの端を最初に結んでから行う方法

  1. たすきの端と端を結びます。
  2. それを、1回ねじって数字の8を横にした形に整えます。
  3. その輪にそれぞれの腕を通して、後ろに ☓(バツ) がくるように首の後に回します。上着を着るような感じです。
  4. たすき掛けができたら、紐の調整をしてください。

◇なぜ ギムニクボール と たすき を使うの?

本当にこの2つを使うだけで指を速く、ラクに軽く動かせるの?と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。実はそれぞれに理由があります。

ボールを足の間に挟むということは、骨盤幅に足を開いておくということです。つまり、ボールを落とさないようにしているだけでも骨盤が立ちます。骨盤を立たせることで音色がかなり変わります。

そして、たすき掛けをすることは、脇の下の筋肉を上げることができます。

脇の下の筋肉は専門用語で言うと大円筋群と言います。

簡単に言うと肩甲骨から上腕骨へとつながる筋肉で、これが使えるようになると指が動きやすくなります。

しかし、いきなり大円筋を使うと言われても難しいと思いますのでそこでたすきを使います。

たすき掛けをして脇の下の筋肉を上げると大円筋を使った動きを再現できるのです。

そして、もう一つ、

肩が胸の方に傾いてしまっている場合、腕がすごく重くなりますが、たすき掛けをすることで、肩を背中側へ戻すことができ、腕が軽くなります。

以上がこの2つの道具を使う理由です。

◇ピアノの弾き方

準備ができたら弾いてみましょう。

弾き方にもコツがあります。

それは、鍵盤の底まで弾かないようにすることです。

イメージは、プールの水面に薄いビート板が浮いていてそれをシュッシュッシュッと飛ばすような感じです。

解説動画では実際に生徒さんが体験しています。

この文末のYouTube動画の中には、3本の動画がありますが、

最初の動画は足の間にボールを挟んだだけ、

 

2つ目の動画はボールを挟んだ状態で鍵盤の底まで弾かない奏法、

そして最後の動画はボールを挟み、たすき掛けして鍵盤の底まで弾かない奏法です。

指の動きと音の違いを感じていただけると思いますので是非ご覧ください。

急に身体を変えるのはなかなか難しいですが、ボールとたすきを使って体感することはできます。指が動きやすくなり、それを感覚として掴んでいただくといいかなと思います

そしていつかこれらを使わなくてもその体勢をキープできる身体を作ってくださいね。

以下の動画も参考になさってみてください。

 

 

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