*day08*身体を使えれば音が変わる!

ピアノde幸せコンサルタントのMinna です。

無料オンラインスクールも8日目を迎えました👍

今回は、「身体の使い方がわかってくると音が変わる!」というお話をしていこうと思います。

「その筋肉が使えていない」から脱力できない

セミナーを開催していると、「ピアノ演奏に身体の使い方がとても大事ということが知られていない!!!」という事実を目の当たりにします。

腕を支えている筋肉自体、全く違う筋肉を使っているのです。だから脱力ができない。

うちの生徒さんの場合、ピアノを始めたばかりの頃から腕の下の筋肉を使うように徹底的に訓練してしまいます。

この筋肉を使うことを初心者の方に教えるのは、正直、至難の技だったりします。

例えば、70歳を超えていた男性の生徒さんを例にあげていうと「大人なので楽譜が読めて」しまいます。ですから、曲も弾こうと思えば弾けてしまうし、音も鳴らせてしまうのです。

でもこれを繰り返していてもピアノの面白さには到達しないのです。

そこで手を替え品を替え、腕の下の筋肉を使えるように指導していくのです。そうすると、ある日、スコン!と抜けた、とても綺麗な音が飛び出します。

スコンと抜けた音が出る!

スポーツの経験がある人で言えば、野球のバッターになった時にスポットに当たってボールがスコーーンと大きく飛んでいったような感覚。

私はテニスをやっていた時期があったのですが、理由はわからないけれど何をやってもボールがすごく気持ちよく打てるがありました。その感覚と言っても良いかもしれません。

またゴルフを少しだけかじっているSayaka さんもゴルフもピアノも一緒☝️と言っています。

ピアノにも、その場所があるのです。スコン!と響く美しい音!自分でわかるのです。あ、これだ!って。

それを1回でも捉えることができると、自分でそれを捕まえる頻度を増やしていけば良いだけなので、さほど難しいことではないのです。

事実、「みんなのピアノ」のオンラインセミナーを受けた多くの方から、「その音を捕まえられるようになった!」という報告を受けています。

この「スコン!という響く音」を1度でも捕まえるようになれば、その音を出す確率を上げれば良いだけなので、それ以降、音の出し方・身体の使い方に関しては先生は必要ないかもしれません。

そしてその音は、自分の身体を知ること、その位置に戻してあげることで体得できるものなのです。

50代でも音大合格!

以下の動画は、2017年に50代で音大の大学院の受験に挑戦(合格)の演奏です。

この動画では、

1,私のところに来た時の最初の演奏と
2,その日、1時間半程度の椅子の座り方だけをお伝えした時点での演奏

1と2の演奏をつなげてあります。

この方は、その後、何回か単発レッスンに来られたり、セミナーに参加してくださいました。

当時師事していた某大学の助教授の先生にも「随分、脱力ができるようになったねー」と褒められたとのこと。

そして何よりも嬉しい知らせは、無事に希望する音大大学院のピアノ科に合格されたのです。パチパチパチ・・・(^^)

この動画の事実からもお分かりの通り、体の使い方、椅子の座り方を変えただけで劇的に音は変わり、演奏も楽になるのです。

今日の動画

昨日の復習動画になります。

動画④ 脱力できない原因と坐骨

また明日メールしますね。

みんなのピアノでした⭐️