*day19* 技術と表現のバランス

ピアノde幸せコンサルタントのMinna です。

無料オンラインスクール19日目になります。
今日も最後までよろしくお願い致します🧡

今日のテーマは『技術』と『表現』についてお伝えしたいと思います。

技術(テクニック)よりも大切なもの。

ピアノ演奏は、テクニックで上手というだけでなく

「表現する何か」

がないと評価されません。

 

実は、私の生徒さんの中には「技術」に走りすぎて「表現」を忘れてしまう時期があります。

そんな時、私は

「もう練習しなくていいから、遊んできなさい!」

と生徒さんに伝える時があります。

とにかく技術的に失敗しないようにということばかり考えている時期というのは

素敵な演奏とは遠ざかってしまうものなのです。

それよりは何かを見たり、聞いたりし、色々な経験をすることで表現の幅を広げる方が大切だったと今となっては思います。

ピアノの表現で大事なものとは?

ピアノに関しては基本のドレミファソラシドにしても

「哀しそうな人のドレミ…」

「嬉しそうな人のドレミ…」

「落ち込んでいる人のドレミ…」

「急いでいる人のドレミ…」

同じドレミの音でも弾き方や表現の仕方が変わっていきます。

ピアノ演奏が「芸術」といわれる所以は、「技術」だけでは測りきれない「表現」の要素が必要不可欠だからだと思います。

どんなに正確に音を出し楽譜通りに弾けたとしても、そこに「表現」がなければ伝わるものも伝わりにくくなってしまいます。

しかし「表現」したい何かがある時、「技術」がある分だけ表現の幅は広がりますね。

特に繊細で細やかな表現であれば、それを表現するための「技術」が必要になります。

つまり

『技術』と『表現』

のバランスが大切なのです。

そして「技術」が「表現」を助けることもありますし、「表現」が「技術」を助けることもあると思います。

『技術』と『表現』は追いつけ!追い越せ!の関係です。

共にバランスよく上達していくと音楽という「芸術性をもった演奏」に繋がっていくのではないでしょうか?

応援しています。

今日の動画

動画⑩ 手首と第3関節

また明日、メールしますね⭐️