ピアノde幸せコンサルタントのMinna です。
今回のテーマは「ピアノを学ぶ姿勢」についてです。
オンラインセミナー9日目になります。
今日もよろしくお願い致します。
ピアノを学ぶ「心のあり方」はどうですか?
今まで「からだ」のことについてお話してきたので、身体の使い方について今日は少し掘り下げていこうと思います。
今回、私は「姿勢」という単語を使いますが、「姿勢」という単語の意味は、身体的な形や見た目のことを示した「姿勢」ではなく、もう1つの意味の「姿勢」の意味として使います。
具体的には、ピアノを学ぶ心とでも言いましょうか?精神面での在り方、「心がけ」という意味でお届けしたいと思います。
1,私は「からだ」と「ピアノ」の関係について考えたり、研究することが好きです。
2,しかし「からだ」について色々な筋肉や組織の名称を「覚えること」は苦手です。
1と2の文章の意味、ご理解いただけますでしょうか?
1は、この文章の言葉の意味通り、いろいろ研究するのが好きなのです。
2は、もっと単純です。つまり、大円筋とか腹直筋などといった筋肉の名前を覚えるというのが苦手という意味です。
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ここで少し日本の教育の歴史を振り返ってみましょう。
日本では戦後、とにかく子供たちの知識を増やすために「詰め込み教育」が行われていたといいます。
詰め込み教育というのは、「試験」や「受験」などで知識重視の「答え」覚えられる人が高く評価されるシステムでした。
しかし実際に社会の中で生きていくためには「答え」を覚えるだけでは通用しません。
この過去の教育システムを象徴する現象が「日本人の7割は英語がスムーズに話せない」という現実です。
覚えることも大切ですが、覚える力と同じぐらい「考える力」が必要です。
ピアノを学ぶということに対しても、先生や本に書いてあることを「覚える」だけでは身につくものも身につかなくなってしまいます。
つまり、
「ピアノを上達する方法」
を覚えるのではなく、
「どうしたら自分のピアノが上達するのか?」
を考えることが大切だとお伝えしたいのです。
「覚える」のではなく「考える」のです。
覚えられる量には個人差がありますが、限りがあり、忘れてしまうことだってあります。
ただ「暗記しただけ」の情報よりも、「考えて導き出した情報」の方がずっと記憶に残ります。そして何より応用が利きます。
応用する力をつけていますか?
もうちょっと具体的なお話を例に挙げれば、
「1+1=2」「2+2=4」の答えだけを暗記するだけでは応用が利きません。
応用する力というのは、✖︎+△=◎ の ✖︎や△の数字が変わっても◎が答えられるようになる状態です。
ピアノでも基礎練習を「曲に応用させていくこと」で演奏の幅も広がります。
もし先生の言われたことをそっくりそのまま受け止めるだけの方は・・・
「なぜ?先生がそのようなことを仰るのか?」
を「先生がそういうから」で終わらせるのではなく、そこで考えてみてください。
先生が良いと言ったら良いではなく、先生が違うと言ったから違うでもなく、「なぜ?」という疑問符を自分に投げかけてみてくださいね。
そして「自分なりの答えを導きだす習慣をつけていく」ことで「考える力」が育っていきます。「考える力」はピアノ以外の様々な場面でも生かせます。
そして、この探求する力は、ピアノだけでなく「あなたの人生」をも大きく変えていくのです。
今日の動画
今日の動画は・・・
動画⑤ 日常の姿勢が上達を妨げている! です。
また明日メールしますね。