*day06*動きの質とピアノ

ピアノde幸せコンサルタントのMinna です。

無料オンラインピアノ脱力スクール、6日目になりました。

今回のテーマは「からだ」。その中でも“動きの質”についてフォーカス(注目)したいと思います。

最後までよろしくお願いいたします。

 

動きの質を考えたことがありますか?

前のメールでピアノ演奏と身体の使い方の関係についてお話しさせていただきました。

今回は、その「動きの質」についてお伝えしていこうと思います。

さて、皆さんは「身体を動かす」ということをどのように考えていらっしゃいますか?

動かす??? え? 当たり前なんだけど・・・と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

実は「身体を動かす」ということは「当たり前のこと」ではないのです。

身体はなぜ動かせるのか?

まず、なぜ私たちは身体を動かすことができるのでしょう???

実は、私たちが歩いたり走ったり、物を持ち上げたり、そして今の姿勢を保てているのは筋肉の働きによるものです。

どのような姿勢も「骨だけ」ではその姿勢を維持することができません。

筋肉が働いているから私達は日々活動を行うことができています。

人間がピアノを演奏できるのも、当たり前のことですが様々な筋肉が働いているからです。

スポーツの世界では、時代の流れと共にトレーニング方法も進化しています。

このことはピアノ演奏に関しても当てはまることだと思います。

ピアノという分野においてもこれまでに数えきれないほどの指のエクササイズやトレーニング方法が考案されてきた事実がそのことを物語ります。

では、例えばピアノ演奏における、指を的確かつ高速に動かすような曲。

このような曲は沢山練習することで弾けるようになるのでしょうか?

それとも才能の問題なのでしょうか?

そもそもピアノ演奏は「どこまでが完璧」という境界線が存在しないので、弾けている・弾けていない状態の線引きがありません。

ただ音を出すという意味ではどんな人でも諦めなければある程度は弾けるようにはなると思います。

動きの質が変わるとパフォーマンスが変わる!

ここで考えて頂きたいのが「動きの質」です。

この場合、例えとしては、マラソンのような持久力を必要とする種目が分かりやすいかもしれません。

同じ距離10㎞を走るにしても、動きの質によってタイムや体への負荷に大きな差がでることはスポーツ界では常識となっています。

そしてこの事例は、ピアノ演奏にも全く同じことが言えるのです。

簡単にイメージしやすいのが「猫背」です。「猫背」で「演奏し続ける」と腰や首に余分な負荷がかかりますね。

力んだ状態で何時間も演奏し続けるとどこかしら疲れますよね。

ピアノ演奏一つにしても、体の仕組みに基づいた身体運動学という観点から生まれたのが、いわゆる「脱力メソッド(色々な名称がありますが)」と言われるものです。

効率の悪い体の使い方は上達を妨げる要因のひとつです。

好きな曲を気持ちよく弾くためには・・・

好きな曲を気持ちよく弾ける

長い演奏も最後まで良いパフォーマンスができるピアニストになる鍵は

“動きの質”

それはみなさんの「からだ」に隠されていると言っても過言ではないでしょう。

では、どうすれば ”動きの質”を高めることができるのでしょうか?

続きは、明日のメールでお話させていただきますね。

今日の動画

昨日の復習になります。

動画③ 音の区別は付きますか?

また、明日メールしますね。

お楽しみに♬

みんなのピアノでした。