プロのインストラクターの目線で・・
無料オンラインスクール、4日目のメルマガをお届けいたします。
みんなのピアノのインストラクターの先生方は、
身体の作り方やメンテナンスの方法については、インストラクターというプロの立場ですので、
私(Minna)とはまた違ったアプローチ方法で、皆様に情報をお届けできると思っています。
皆さま、よろしくお願い致します。
自分の身体、どれだけ知ってる?
さて、今日のテーマですが「からだ」と「ピアノ」のことについてお話していきたいと思います。
みなさんはご自身の身体についてどれぐらいの興味や理解がありますか?
このメールを読まれている方の年齢にもよるとは思いますが、若い方よりもある程度の年齢の方の方が「身体」に対する意識が強いように思えます。
私自身もそうだったのですが、
若い方は若くても無理が効いてしまうということもあり、身体に関してはとても無頓着に思えます。
一方、子育てを終えた年齢くらいの方は、健康意識もとても強く、身体に関してのお勉強をされている方が多いように感じられます。
さて、ピアノという角度から身体を追求してみたいのですが、健康志向の方もそうでない方も、ピアノと身体のつながりを意識したことはありますか???
私達がピアノを弾くためには、指だけでピアノを弾いているのではありません。指以外にも、体のあらゆるところを使って演奏しているのです。
ですから、ピアノを演奏するためには「腕」や「指」だけではなく、トータル的に「からだ」について知っていれば、より良い演奏を目指すことができると言えます。
あなたの身体の理解は間違っているかも?
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私自身、日頃からヨガやピラティスのレッスンに通っていますが、
初めてヨガに来られる方に半数以上の方が、
「私は体が硬いです」と思っていらっしゃいます。
このメルマガをお読みになられている方の中にも同じように思っている方もいると思います。
では、皆様に質問です。
「体が硬いと思うのは何故ですか?」
この質問に対して多い回答は、“前屈ができないから” という理由が多いです。
「では…前屈ができない原因は何ですか?」と質問すると、
この質問に対して、しっかりと答えられる人はほとんどいらっしゃらないというのが現実です。
この例えは、実はピアノ演奏においても当てはまります。
本当にあなたは弾けないのか?
ピアノに例えると・・・・
指が動かないから早い曲は弾けない、
手が小さいから〇〇は弾けない etc….
もし体を理由に諦めている「曲」があるのならば、あなたはその理由をきちんと説明できますか?
先ほどの「体が硬いと思っている人」と「体を理由に弾けない曲がある人」は同じような状態です。
そのような方はまず、
「自分の体に興味を持ち、理解を深めていくこと」が上達への近道になります。
自分の体のことが少しずつ分かってくると、体のちょっとした変化にも敏感になり、姿勢や体の使い方で演奏に変化が出ることをより実感して頂けると思います。
体の使い方次第で「私には無理!」と思っていた憧れの曲にチャレンジできたり、
弾きにくかった部分が弾きやすくなる、
同じ曲を弾いているにもかかわらず、
身体の使い方を学んだ人は数時間後には別人が演奏したような綺麗な音が出せるようになったり…
このような変化は、私自身、セミナーを実施する度に実感している「事実」です。
「からだ」への理解は、ピアノの演奏においても色々な可能性を広げてくれるのです。
ピアノ演奏を極めたい、美しい音色を響かせたい! と思っていらっしゃるあなたのために、
明日は、もうちょっと身体とピアノの関係について掘り下げていきますね。
今日の動画テーマは
動画② ピアノの音が響くと言うこと
(昨日の復習です)
明日のメールをお楽しみに^^
みんなのピアノでした♬