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緊張で失敗しない!ピアノ演奏(発表会)のアガリ症は克服できる!

筋肉の硬直でミスを誘導してしまうこともある!

 

前回、前々回と緊張とミスの関係についてお話をして来ました。

前回までの記事の内容はそれぞれ理由も書いてありますが、それに対しての対処方法にも触れていますのでぜひ参考になさってくださいね。

緊張とミスの関係「なぜあたなは失敗がイヤなのか?(1)

緊張とミスの関係・失敗を受け取ると成功も受け取れる(2)

 

そして今回はその3回目。

今回は筋肉の硬直によるミスを防止する方法と、自己洗脳でミスを乗り切る方法についてお話して行きたいと思います。

緊張やミス(間違えてしまう)ということは、それぞれ人によって原因や対処方法が異なりますので、ご自身にぴったり合ったやり方を見つけていきましょう。

 

筋肉の硬直が間違いを導いてしまうことを知ろう

 

部分練習では間違えずに弾けるのに、曲を通して演奏するとできなくなってしまうという生徒がいます。

この場合、考えられるのは、部分練習ばかりしていて「通し」の練習の数が足りていないということが第一に考えられます。

ただ、練習はものすごーーくやっているのに、どうしてもミスをしてしまうという場合は、実は問題は「練習」ではなく「心」や「身体」の問題であるという場合もあるのです。

 

失敗の原因は、緊張で筋肉が硬直して間違えの引き金になる

 

「いつも同じところで間違えてしまう」という場合、脳が「あ、ここは間違えるぞ!」と反応してしまって筋肉が硬直してしまい「緊張」を作り出してしまってミスにつながるという場合もあります。

この解決方法としては、「常にリラックスする状態を自分で作り出してしまう」というやり方があります。

 

具体的には、どうすれは良いかかをお話ししますね。

 

 

ロウソクの火を消すイメージの呼吸法を取り入れる

 

まず、自分がリラックスできる状態を思い出します。

 

例えば、お風呂に入ってリラックスした時、ハァ・・でもフゥ・・・でも良いので、その感覚を思い出してみてください。

 

もしこのやり方で思い出せない方は、間に合いそうにない電車に飛び乗ろうとして、間に合って滑り込んだその瞬間の気持ちを思い出してみてください。「アーーーー、ホッとしたーーー」という感覚です。

この時、あなたの肩は下に落ちて胸が下がり、筋肉が緩んでいるのが確認できると思います。

この体感(感覚)を演奏中に取り入れるようにします。

 

一番良いのは、呼吸として取り込むことです。

 

鼻で、いーちー、にいいいいーーーとゆっくり吸って、

今度は、口からできるだけながーく息をはいていきます。吐く息は、吸う息の2倍の長さで息を吐き出していきます。

ロウソクの火をふくようなイメージですが、それよりももっと細く長い息を吐いていきます。

これによって、心がだいぶ落ち着くのが感じられると思います。

 

 

ピアノ演奏にローソクの呼吸を取り入れる

 

上記のローソクの呼吸のやり方のイメージができて来たら、それを演奏に取り入れてみましょう。

ピアノの楽譜のフレーズには、必ず「スラー」がありますよね? スラーが記載されていない場合も、曲のメロディーには息継ぎを入れた方が良い部分が沢山あります。

ピアノ演奏の指使いや強弱、アーティキュレーション(スタッカートなどの音楽記号)、ペダルを演奏に入れるのと同様、呼吸も演奏の一つに取り入れてしまうのです。

このフレーズのこの場所で息を吸い、この場所で息を吐くということも身体に染み込むまで何度も練習しましょう。

 

 

実は、自己洗脳がミスを引き寄せている

 

誰でも経験があると思うのですが「あ、私転ぶかも???」と思っていたら本当に転んでしまったり、「あ、このケチャップをシャツにつけちゃうかも?」と思っていたら、本当にシャツにケチャップをつけちゃったり・・・ということがありますよね?

 

実は、演奏のミス(失敗)も自分が引き寄せているという場合もあります。

その部分なると「間違える」と脳が思ってしまうので、本当にその通りになってしまうのです。

 

実は、私は良い面でではなく、逆の意味(悪い方)でいろんなことを引き寄せて来た経験が沢山あります。

 

・・・ということは、逆に良い方を思えば「良い方が実現する」ことになりますよね?

 

皆さんも、きっとそんな経験をお持ちだと思うのです。

 

なので、徹底的に脳に対抗してみてはいかがでしょう???「自分は絶対に成功する」と自分で暗示をかけてしまうのです。お金はかかりません。ただ思うだけです。うまくいかなかったとしても損をした気分にはならないと思うのです(笑)

 

ぜひ、これもお試しくださいね。

 

このお話がピアノを学習している方のお役に立ちますように。

 

今日も読んでくださり、ありがとうございました(^^)

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今日も訪れていただきありがとうございます。

ピアノの幸せ配達人・Minnaでした。

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