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ピアノの音色を出す方法は身体の使い方だった!
今回は「ピアノで出したい音を出すにはどうすれば良いですか?」をいただき、この内容が他の方にも参考になるんじゃないかと思いましたのでここでシェアーさせていただこうと思います。
このテーマは、かなり深い内容のテーマだと思います。
おそらくピアノを学ぶ方や楽しんでいらっしゃる方全員に共通したとても根っこが深いテーマだと思いますので、ぜひ読んでいただきたいな・・と感じています。
最後までおつきあいくださいませ。よろしくお願いいたします。
出したい音を出すために必要なもの
「自分が出したい音を出すために必要なもの」って何だかわかりますか?最初からいきなりですが答え(だと思っている私の意見)を言ってしまうと、
1. 「耳」、つまり聴く力 と
2. 自分で解決する能力
1と2の2つの要素だと私は思っています。
もちろん、いろいろな考えの方がいらっしゃるので、私の考えは絶対ではありません。
あくまでも私の考え・・・について解説していきますね。
自分で見つけ出すしかないという事実。
「ピアノを演奏していく上で、自分で欲しい音がある」というのは、とても素晴らしいことだと私は思っています。なぜなら自分で出している音に全く意識がない人もたくさんいるというのが事実だからです。
「自分が出したい音がある」→ その音をジャッジする(その音なのかどうかを判定する)のはその人の耳ですよね? だったら、いちばん信用できるのは自分の耳しかありません。
つまり、
・どういう指を使えばどういう音が出るのか?
・指の角度をつけて指を鍵盤と触れたらどんな音が出るのか?
・腕の重みをどれくらいにすれば、どれくらいの音量の音になるのか?
・その音を丸くするにはどうすれば良いのか?
・その音をもっと鋭くするにはどうすれば良いのか?etc….
自分自身で、考えたり、研究したりすることはたくさんあると思うのです。
まずは、自分で研究して自分で大好きな音を見つけるしかないでしょう。
そして、もし自分だけでどうしてもその音を作り出せなかったら、アドバイスを求めに他の人に聞いてみるということもひとつの手になるかもしれませんね。
指だけでなく身体の重みを利用してピアノを演奏する
もう1つ重要なことをお伝えします。
私のところにメールをくださる方やセミナーに来られる方の100%に近い方が、
ピアノの鍵盤を指だけでなんとかしようとしていらっしゃいます。
実は、ピアノ演奏というのは「指だけ」で演奏するものではありません。
身体全体を使って強弱音の変化をつけたり、音に丸みをつけたり、鋭さを出したりしているのです。
腕の重みを使って演奏する
という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、
その言葉通り、指だけでなく手首、肘、肩、肩甲骨周りも演奏に不可欠な身体のパーツでもあるのです。
自信を持って、音を作れるようになるためには
自分自身でその人が大好きな音を出すためには、たくさんの音を聞いて自分の耳を鍛え、音の作り方(たくさん鍵盤に触って、どうすればどういう音が出るということなど)をたくさん経験して自分のものにして、自分が納得するスキルを身につけるしかないのではないかな?と私は思っています。
ピアノ演奏というのは、誰かに認められてやるものでもなく、誰かのためにやるものでもなく、自分自身のためにやっているものだと私は思っています。
ですから、何よりも大事なのは「自分自身の納得」だと思うのです。
もしかしたら、たとえその音が「私ならそういう音は出さない」と言われたとしても、弾いている自分自身が納得するこだわった音を出していたとしたら、きっと、そう言われたとしてもその意見(?)言葉(?)アドバイス(?)に対しても、ブレることはないんじゃないかと私は思います。
きっとそのくらい強い意志を持った音を出すことができる方が、幸せに繋がるんじゃないかな?と私は思うのですが、皆さんはどう思われますか???
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本当に正しいピアノ演奏の方法、鍵盤の押し方を知っていますか?
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたがピアノで幸せでいられることをいつも応援しています。
いつもありがとうございます。(^^)
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