ピアノを弾く時の「卵を潰さないような手」は「卵を潰しても良い」。

ピアノを弾く時の「卵を潰さない手」は本当はキープしなくても良い?

 

今日は、ほとんどの方が「ピアノの先生から」もしくは「ピアノ教本」などから、ピアノを弾く時の最初の形は「卵を潰さないように丸い形を保つように」という情報を得ていると思います。この「卵を潰さないような形を保つ」という表現は、実は間違えではないのですが、私は正直なところ「正解とも言えない」と思っています。というか、初心者、もしくは子供には「そう言うしかない」という言葉なんです。実は。今日はこのお話を掘り下げてみますね。

 

「卵を潰さない手」の正体は「脱力の手」

 

卵を潰さないようにする手の形というのは、実は「脱力した手」ということなのです。ただ、子供や初心者の方に「脱力した手を作ってください」と指導しても、「どういう意味かわかってもらえない」というのがオチですよね?で、仕方なく「卵を潰さないように丸い手を作るように」と伝えるしかない感じなのです。じゃないと「指の先で逆L字を作るような最悪な手」になってしまう可能性もあるのです。

人間は何の力も入れずに「だら〜ん」と手を下ろして、その脱力状態のまま机の上に手を置くと、あら不思議、見た目だけは「卵を潰さない丸い手」が出来上がります。

 

でも、でも、でもですね・・・

 

  1. 自分で、卵を潰さない形の手を作る
  2. 脱力状態で、机の上に手を置いてみる

この1と2だと見た目は全く同じなんです。でも、感覚がだいぶ違うというのをご存知でしょうか?

試しに、ご自身でやってみてください。

1,の方が「硬い手」になり、2の方が「脱力したゆるゆるの手」になっていると感じませんか???

 

 

ピアノの鍵盤は指の腹で弾いても良い?

 

極論を行ってしまいますが、実はピアノの鍵盤は指の腹で弾いても全然OKなのです。というか、有名なピアニストのランランさんの演奏や同じく盲目のピアニスト辻井伸行さんのYouTube動画を確認するとお分かりだと思いますが、おふ足りとも、ピアノの鍵盤を弾く指は「指の腹」を使っている場合が多いです。

 

人間は、(解剖学的に)手を開いた状態で指は曲げられない

 

というのは、人間の骨や筋肉の仕組みとして解剖学的に、手を開いた状態で指を曲げるのは不可能なのです。

試しに、1の指と5の指を思いっきり開いて「指を曲げよう」としてみてください。できないですよね???当たり前です。医学的(解剖学的)にできないのですから・・・。なので、手を大きく開かなければならない曲の時には「指を曲げる」なんてナンセンスなのです。

 

それでも「指を丸くして」と指導する理由

 

上記のような理由がありつつ、それでも初心者や子供の生徒さんに「指を丸くして演奏しましょう」と指導する理由があります。それは、このブログでも何度も説明していますが「第3関節を強化すること」と「指先をコントロールする力をつけること」です。

人間は「よく使う関節はよく動く」ようになりますが、全く動かそうとしない関節や筋肉は「どんどん動かなくなる」という性質を持っています。日常「指先で何かをするのが得意な人」は、普段から指先を使っているので何でもできるようになるのです。

でも、そういう細かい手作業が好きではない人は、指先を使わないので「指先を動かす機能」が退化してしまうのです。

 

バロックなどオルガン系の音を出したい時は「指の腹」

 

私は、ピアノを演奏する時に、曲によって「指の先の場所が変わる」と思っています。例えば、ポンポン跳ねるスタッカートが多い曲の場合は、指の先をつま先のように立てて「スタッカートの感じ」を出すようにしますし、バロック調の曲でオルガンっぽいイメージで演奏したい時には、思いっきり指の腹をベターっと鍵盤に押し付けて弾きます。
つまり、「指の形が先」なのではなく、「先に曲」があって、その曲に合わせた演奏方法を決めるという感じなのです。

 

初心者の方には、この説明はちょっと理解し難いかもしれませんが、なんとなーーくでもニュアンスが伝わってくれれば良いなぁ・・と思います(^^)

 

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