ピアノが上達する子と親の特徴|小学校低学年ピアノレッスンの関わり方

今回は小学校低学年の子供(1年生〜2・3年生位まで)のピアノレッスンに関して、お家の方がどれくらいフォローした方が良いのか?という部分についてお話をしたいと思います。

幼稚園の頃の親との関わり方については前回の記事「ピアノ教室の困った親→素晴らしい親御さん、になるための子供の練習との付き合い方」でその内容について書きましたので、興味がある方はリンクをクリックしてみてくださいね!

毎回同じような言い方をしていますが、今回のお話もあくまでも一例です。

それぞれのご家庭の環境、お母様・お父様の性格、お子さんの性格・精神年齢などによって対処方法が変わってきます。

絶対にそうじゃなきゃいけないという話ではないことをお含みおきいただきたいと思います。

幼稚園の頃からピアノを習っていた場合は小学生になったら親が離れましょう

同じ小学校1年生(2年生)でも、その前(幼稚園の時期)からピアノを習っていたか?習っていなかったか?によって対応が変わってきます。

まず、幼稚園の頃からピアノを習っていた子供の場合、幼稚園の頃は「親のサポートありのレッスン」でしたから、ピアノレッスンから少しずつお母様がフェードアウトしていくように持っていくという作業が大切になります。

ピアノレッスンから親はフェイドアウト、親の色(カラー)を抜いて

とはいえ「1年生になったんだし、今日からお母さんは関係ないからね!」と急にハシゴを外されてしまったら子供はとても戸惑います。

良いタイミングをみて、少しずつお母様(お父様)の色を抜いていくように持って行く必要があります。

難しいですね。

しかしいつまでも親御さんの色をつけたままレッスンしていると、子供の自主性が育たずにレッスンにも支障を来たす場合も多いのです。

たとえば「どんな曲弾きたい?」と聞いても「お母さんに聞かないと分からない」とか、こちらが「来週レッスンお休みなんだけど、○曜日は来れる?」といった内容のことでさえも「お母さんに聞かないと分からない」という返事が返ってきます。

「この曲とあっちの曲、好きな方やっていいよ」と言っても、「うーーん、どうしよっかな?お母さんに聞こうかな?」とか。

物事を自分の頭で考えて決められないんですね。

ますます動きが激しくなっていく世の中にあって自分のことすら自分で考えることもできない親子関係、ちょっと危うさを感じます。

もちろんこちらからもご連絡差し上げますし、お子さんの特性によって難しいこともありますが、考えるきっかけを探していきたいですね。

小学校1年生以上からピアノレッスンをスタートした場合は、ほどよく親が関わっていきましょう。

1年生以上でピアノをスタートさせた生徒さんの場合、最初から「ピアノはお勉強」という意識を持っている生徒さんが多い特徴があります。

そのため幼稚園時代からやっている生徒さんと比べると「学びたい意欲」や「やりたい意欲」がとても強い場合も多いのです。

しかも幼稚園時代からピアノをやっている子供も多いということも、何故か知っているんですよ

自分は遅れているという意識からか「負けるものか!」というような気持ちも強く、平気で幼稚園からの生徒さんをぶっちぎってしまう事が多いのも小学生から始めた子供ならではの特徴です。

逆に幼稚園時代からやっている子供は「私は先に進んでいるし、分かっているから」という気持ちが強い場合が多い印象です。

また学校生活により、授業や勉強という意識も根付いている点も大きく、自主性も強くひとりで解決しようとする力が強いように感じられます(もちろんこの限りでないお子さんもいらっしゃいますが・・)。

この場合親御さんは、最初から「子供だけ」でこさせて全く関わって来ないパターンもアリだと思います。

他にもお子さんの特性に合わせて毎回のレッスンに顔をだす親御さんもいますし、その中間、たまに顔を出してくださる親御さんもいます。

どのタイプの親御さんでも「良い面、悪い面」を持っていますので、それぞれのご家庭の状況に合わせて・・というのが良いでしょう。

子供は親が喜ぶのが好き、褒めてあげましょう

大切なことは、褒めること。

親御さんがレッスンに同伴するかどうかは、さほど大切ではありません。

ただ全然教室とは関わらない親御さんであっても、「私は○○ちゃんのピアノ好きだよ」という気持ちは出して欲しいのです。

そして、積極的に言ってあげてください。

「あなたがやりたいっていうから月謝払ってるのよ」という言葉がけだけでは、お子さんのピアノは決して上達しません。

コドモゴコロにも押し付けがましいだけですので。

私ごとで恐縮ですが、Minnaの母親は戦中・戦後を生きてきた人間です。

私の場合、母親は楽譜も読めなかったし、もちろん鍵盤も弾けなかったけれど「私が演奏している姿をそばで感じるのがとても好きな人」でした。

私は子供心にその気持ちを受け取っていましたので、母親の前でよく演奏したものです。

また私自身、自分の娘が練習しているのを聴くのも大好きでした。

そういうことが「続く」ことに繋がるのかもしれません。

親は何もできなくても良いので、せめて声かけだけはしてあげましょう

私の経験則で言えば「口を出さない」「先生にお任せします」というタイプの親御さんの方が長続きするというのは体感で感じられているのは事実です。

親御さんは教える必要は全くないと思っています。

でもうるさく言うのではなく、さらっと

「ピアノ聴きたいな・・」とか「あれ、聴かせてくれないかな??」・・・

と言う言葉を出していただくだけでも子供の心には届くものです。

練習するしないは、小学校中学年頃までには完全に本人の問題になってきます。

小さなピアノストのファン、第一号になろう

  • 幼稚園から始めた子供よりも小学校から始めた子供の方がやりたい気持ちが強い場合が多い
  • 親御さんは適宜サポート
  • 幼稚園時代から始めたお子さんも少しずつ親のサポートをフェイドアウトする必要もある
  • 「あなたのピアノが聴きたいな」とさらっと期待を寄せる、重すぎない程度に

基本的に、人間は誰かの期待に答えたい生き物です。

小さなピアニストさんのファン第一号になって、一緒に成長していきましょう。

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